荒木飛呂彦のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレどんな話なのか全く知らずに読んだ。
ジョジョ好きには面白いが、やはり文章だけではバトルシーンやスタンドのビジョンがイメージできなかった。
時代は2部と3部の間、まだ「スタンド」という名前で呼ばれる前のスタンド使いの話。
他作品の登場キャラクターとしては、唯一リサリサが登場する。もちろん波紋使いだが、最後の最後、90歳を超える老婆として再登場した時は、スタンド「ザハウスオブアース」の使い手として登場する。
そして前半は仲間だったのに最後は敵として対峙するオクタビオとホアキン。悲しい2人。ホアキンのスタンドから生まれる化物はビジュアルが凄そうなのでやはり荒木先生の漫画で見たかった。
ホアキンはオク -
Posted by ブクログ
2025/11/08〜2025/11/08
『荒木飛呂彦の漫画術』の続編。
漫画家や漫画家をめざす人に向けて書かれた本であることが明言されているが、荒木飛呂彦作品のファンが読んでも楽しめるようになっている。
前作でも言及されていたし、荒木飛呂彦展でも公開されていたし、インタビューなどでも折に触れて紹介されてきたのでファンにはお馴染みの身上書。
一人一人別個にに身上書を書き上げていくのではなく、複数のキャラクターを同時に作り上げていく荒木先生の手法は以前も紹介されていたが、対極となる主人公とライバルの身上書は一緒に書き上げるべきだと言うことがよく理解できた。
“石”仮面、エイジャの赤“石” -
Posted by ブクログ
なんやかんやでこのシリーズを読むのは三作目。今回の作品を執筆する作者さんたちはもはやお馴染み、といった感じで、安心して読む事ができた。
今作でいちばん面白かったのは「シンメトリー・ルーム」という作品。
とある大学の一室で学長が不審死を遂げる。その事故現場となった部屋が、なにからなにまで左右対称のシンメトリー・ルームで、、という展開のお話。
「ジョジョっぽく」ある必要はないわけだけど、それでもやっばり原作のテイストを感じさせてくれる作品の方が読んでいてワクワクする。そういう意味では、本作が一番ジョジョっぽくて面白かった。
全身シンメトリーの男とか荒木さんも好きそうだし、漫画にしたらどんな -
Posted by ブクログ
岸辺露伴を主人公としたJOJOのスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」シリーズの短編小説集。
外伝やスピンオフ作品の存在を、原作を親としたら子供のようなものみたいな表現がありますが、スピンオフ作品(漫画)の小説集というのは、x親等の存在になるのかしら。甥姪?
実写ドラマ化が話題となることが多い「岸辺露伴は動かない」シリーズ。自分も楽しみにしています。オリジナル要素を混ぜ込んでドラマの岸辺露伴として魅力的でいいですね。ドラマだと六壁坂を物語の核に据えたシリーズが好きでした。
ドラマに小説集の方から「くしゃがら」のエピソードが扱われていたので、小説も追いかけないと楽しめないな、と思って読み始めまし -
Posted by ブクログ
荒木飛呂彦「バオー来訪者」。
秘密組織「ドレス」によって、生物兵器・バオーに改造されてしまった橋沢育郎の復讐と逃避行。こういう物語だったのか、と初めて知ります。
人の生命の尊厳を損なう奴には死を持って贖え、というテーマは、のちの『ジョジョ』の人間讃歌に通じるものがあると思いました。最初は、バオー自身へ危害を加えるものに対する防衛→攻撃だったものが、スミレとの旅の中で守るべき大切なものは何かということに気づいてゆく、という展開は王道で良い。
短期連載になってしまったので、育郎が自分自身と生物兵器であるバオーとの乖離に悩む描写があまり見えなかったのも、シンプルな構成でなっていて良かったかな。そ -
Posted by ブクログ
「岸辺露伴は◯◯ない」は「叫ばない」しか読んだことがなく、本作で二作目。
「叫ばない」は複数の作者さんによるアンソロジー形式の作品だったが、本作は北國ばらっどさんだけが筆をとっている。
北國ばらっどさんの岸辺露伴はけっこうテンションが高く、また会話のテンポがとても良いため楽しんで読むことができた。
ところでこの岸辺露伴シリーズではスタンド同士の戦いではなく、岸辺露伴がなんらかの「怪異」に遭遇してそれをヘブンズドアーでなんとかする、という展開が多い。
展開は面白かったものの、個人的にはもう少しヘブンズドアーが活躍してほしかった。
というわけで⭐︎三つ。
-
Posted by ブクログ
岸辺露伴だけの少年ジャンプ。
映画「懺悔室」公開の広告販促も兼ねての特別編集ジャンプです。こういう趣のものは、いったん購入を躊躇するのだけど、勢いで買ってしまう。記念だしなぁ。
ただ、買い出すといろんな作品のものも欲しくなるなぁ、という沼が待っています。『キン肉マン』の時はそれで買わなかったのだけど、続々と刊行されているのでちょっと後悔しているのも事実。
やはり一期一会の精神で買わないといかんですね。
これまでに実写化された「岸辺露伴シリーズ」の作品を収録した一冊。好きなのは
、と聞かれたらどれもこれも好きなので難しいけど「ザ・ラン」かなぁ。
好奇心は猫も殺す、という言葉を知っているはずな