田辺聖子のレビュー一覧
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僕はこのお話、映画が先でした。
2003年の日本映画。池脇千鶴さんと妻夫木聡さん。特に池脇千鶴さんは一世一代の(というとまだまだ活躍中なのに失礼ですが)当たり役、ハマリ役、凄味まで感じる存在感でした。犬童一心さん監督作品。実はこの監督さんは、「ジョゼ」以外、不勉強で知りません…。
映画が素敵なだな、と思ったら「原作 田辺聖子」。
1984年に発表された短編だそうです。
「ジョゼと虎と魚たち」
正直に言うと、田辺聖子さんというと、やたらとエッセイ集ばかりが目についてしまって。
オバサン~オバアサンご用達の雑文屋さん、「かつてちょこっと小説家だった」というタイプかな、と勝手に偏見を持っていました。 -
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継母と義姉妹にいじめられている気立ても器量もよい姫ぎみが、なんでもそろっているイケメンに見初められ幸せになるシンデレラストーリー。というか、シンデレラより落窪物語の方が古いのだけども。
結婚後、少将と衛門の復讐がやたら詳しく書かれているのもおもしろかった。原作はもっとひどくて長いらしいが、田辺聖子さんがかいつまんだらしい。これくらいのボリュームでぴったりだと思う。姫ぎみと四の君が継母を許してあげているラストシーンがじんわりよかった。
それにしても、落窪物語やとりかえばやといいシンデレラといい、人間が好きな「物語」って千年以上前からたいして変わっていないのだなあと感心。予定調和な物語はバカにさ -
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ネタバレ平安版シンデレラ物語と帯びにあったので読んでみました。
主人公は才色兼備で血筋も高貴な姫君で、嫉妬した継母に虐げられた生活を送っています。
ある日のこと、姫の噂を聞き付けた少将がアプローチをしてきました。
姫と王子のラブストーリーですが、それだけではないのがこの作品。
シンデレラと違って、魔法使いは出てきません。
主人公には始めから、彼女の身を案じ、幸せを願い、彼女のためにと献身的に働く召使いがいます。
そんな彼女の働きが縁を結びます。
主人公はもちろん姫君なのですが、この召使いもまた主人公のように輝いていて、熱い友情の物語としても楽しめました。
もちろん、主人公の人柄が良いからこそ良い縁が -
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【本の内容】
愛の反対は無関心である。
「死」の対極にあるのは「生」ではなく、「恋」である。
お聖さんのふかーい洞察力によって引き出された、恋人、夫婦、家族たちの本音と真実。
アフォリズムの名作!
恋愛の究極は手ェも握らんとこへ還る。
しょせん男は気立てと甲斐性。
人生エエとこどりでよい。
血は水よりも薄い―。
人間への深い愛と洞察力を持つ著者が行きついた、鋭くてユーモラスな人生の決めフレーズ集。
日々をより楽しくするための応援歌であり、ふとこぼれる本音であり、気持ちひとつで手に入る幸福のさまざまなかたちの提言ともいえるだろう。
[ 目次 ]
男と女
女とは
男とは
生と死