田辺聖子のレビュー一覧

  • 鏡をみてはいけません

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    ネタバレ

    実際律のような男はダメだと思いましたよ…

    「他人やない!」
    「(大事なことを言ってこなかったくせに)知った風な口を!」

    と言い返しそう。そう、シミズならね!

    それにしても各食事の描写が秀逸で大変な飯テロ小説です。

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    2018年03月26日
  • 田辺聖子の今昔物語

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    田辺聖子 「 今昔物語 」 軽妙なエロ話で読み手を引き込みながら、仏教的なテーマを盛り込んでいる。短編なので飽きない。因果応報の皮肉さ、会う者は必ず別れる哀しさ、普遍的な面白さを感じる。最後のストーリーテラーの終わらせ方も上手い。岡田嘉夫 の女性の表紙挿絵も見事

    「葦刈」人の世には人の力で及ばぬ運命というものがある。でもそれに敗けてうちひしがれ、心のうるおいを忘れてしまうのは 人間らしくありません

    「赤子を食う鬼」鬼は 世間の心ない悪口のこと〜鬼は 人の世なら どこでもいる〜性根を据えて決心すれば、鬼に食われることはない

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    2018年01月27日
  • 苺をつぶしながら

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    いかにもなハッピーエンドではないのがよい。このあとはどうなるんだろうと気になる。今後について、いくつかの予感をさせる終わり方もよい。私も同じ35歳。主人公とだいぶ違う人生を生きてるけど、こんな自由になることを実現させたい‼︎

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    2018年01月14日
  • 老いてこそ上機嫌

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    大阪生まれの大阪育ちの著者が、生家の写真師の技術ではなく、自分自身が磨いてきた「文」でもって悔いのない人生を送る方法を示したエッセー集です。
    内容
    古き手わざ――はじめに
    楽しく老いる
    老婦人のプライドと自立
    自立老人のススメ
    古老の生き方
    幸福を味わいつくす知恵
    仕事を仕上げていく、ということ
    人間関係の最高の文化
    夫婦の糸をつなぐ
    苦しみ、悲しみを乗り換える知恵
    この道は、ぬけられます
    子育てに迷ったら
    ひとりで生きてることを楽しむ
    女はクサってはならぬ
    老いに向うとき
    老いてこそ上機嫌
    でした。
    ほんと、短い文章の中に、肩を張らず、自然体で人生を過ごすためのコツが面白おかしく綴られていま

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    2017年09月30日
  • 文車日記―私の古典散歩―

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    古典の知識が教科書レベル、しかも遥か記憶の彼方にある程度なので、古典の引用を読んで想像するのはだいぶ一苦労しましたが、田辺さんの解釈が古典の作者や登場人物に対する愛情に溢れ出ていて、面白かったです。田辺さん自身のことをもっと知りたいと思いました。
    私自身は松尾芭蕉が好きだったことを思い出しました。「奥の細道」、いつか読んで見たいなぁ。

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    2017年04月19日
  • 古川柳おちぼひろい

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    初読は、高校生の頃のこと。
    今は絶版。何故絶版なのかなとずっと思っていたのだけれど、再読して何となく合点がいきました。何というか、時代の流れに押し流されてしまう表現がそこここにあるのです。
    でも、それ以上に田辺聖子さんによる川柳から想像されるあの時代の日常描写や会話が目の前で再現されている演目のようで楽しいのです。

    川柳が単に並んでいるだけでは、描かれたあの時代の世界を思い描き、また、風刺的に作ってある内容の理解想像することすら難しいので、エッセイは、とても大切な解説文です。

    この本がきっかけとなり、新源氏物語など、田辺聖子さん訳による古典文学作品を読むようになりました。

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    2017年02月08日
  • 人生は、だまし だまし

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    サヨナラは、「ほな 」。
    夫婦仲は、「そやな」。
    人生うまく生きてゆくために。
    おせいさんの言葉は、
    軽やかだけど、ひとつひとつ 深い。
    「夫婦の間では、〈われにかえる〉ということは、見合わせたほうがよい。」なるほどーー。
    人生はだましだまし、流されるのも佳きものかな。

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    2016年12月14日
  • おちくぼ物語

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     題材は古典文学だけど、読みやすくアレンジされている。ハッピーエンドなのは良かったけど、少女漫画的な展開でご都合主義ではある。遊び人の少将がこの後もずっとおちくぼに飽きずに愛し続けるかは甚だ疑問。

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    2016年11月27日
  • 姥ときめき(新潮文庫)

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    相変わらずの歌子節。
    今回はえらく恋愛沙汰系が多かったけど、
    今の世の老人もこれ位はっちゃければいいのに。
    しかし、年金額のせいかもな。
    今はそれどころじゃない世知辛さ…

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    2016年08月31日
  • 姥ざかり(新潮文庫)

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    姥ざかりとつく別の本を探してる時に寄り道。
    おもしろ‼︎
    プッとか吹き出して楽しんだ。
    歌子さん、かっけー。
    作者まだご存命にもびっくり\(^o^)/

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    2016年08月25日
  • 春情蛸の足

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    主役の男達の気持ちがわかりたくなる。でも実際は、味のわからない妻やまわりのOLに近いと思うので、父や上司たちに「すいませんでした」と言いたくなる。
    「大阪の味」がいまいちわからなくても、グルメ特集のおいしさとは違う、懐かしくておいしい「この味」を求めて奔走する男たちが滑稽で、親しみが湧きます。その「味」がわかる店や女に恋したり。ああ、男の人って食べ物をこういうふうに食べるんだなあ。「孤高のグルメ」の大阪弁おしゃべりといったかんじで楽しいです。男の人はもっと共感するのか、逆に違和感があるのか。あったかい食べ物が多いので冬に読むのがいいかも。

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    2016年06月28日
  • おちくぼ物語

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    恥ずかしい装丁だが、非常にたのしく読んだ。うっとおしくならない程度に当時の生活や結婚事情の基礎知識の説明もおりこまれているし、ある程度現代の人にも共感を得やすい感情描写もあって、万人に読みやすい作品だと思う。もともとの物語が良いのだが、扱い方が良い。おちくぼというとなんといっても結婚後、北の方へのリベンジになるとたいへんエキサイトする。胸のすく物語。

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    2016年05月20日
  • うたかた

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    切ない恋の短編集です。
    最初訳が分からなくなりましたが、だんだん慣れました。
    うたかたの恋はなかなかつらかったですが、こういう恋も
    ありかなと切に思いました。

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    2016年05月17日
  • 私的生活

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    乃里子は好きだけど、剛ちゃんと結婚するのはわからんな〜。男と女のことは当事者同士でないとわからないのか。
    生活の描写が素敵。
    乃里子が出来る中年男に魅かれてるのはすごいわかる!

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    2016年04月10日
  • 苺をつぶしながら

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    35歳の乃里ちゃんは、仕事もバリバリこなして出来る女なのに、お酒でやらかしたり、感動するリアクションが本能のままに自然と表現出来たりして、とても羨ましいし、可愛い。今後、自分はどうな風に歳をとっていきたいのか、考えたくなる。

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    2016年04月10日
  • おちくぼ物語

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    読み始めたら思いのほか面白かったです。
    でも落窪の姫の継母である北の方がいじめエスカレートしていく過程が見ていられず途中で何度読むのをやめようかと思いました(笑)
    阿漕が献身的に姫君を支える姿には感動しました。
    そういう人になれたらいいなーって思います。

    でもあまりにも落窪の姫があまりにも聖人君子すぎて・・・。恨みつらみがちょっとくらいあってもいいのに。
    それが引っかかり★を減らしました。

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    2016年02月14日
  • 薄荷草の恋

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    田辺聖子さんの小説は、女性として少し成長できるような、私にとっては教科書のようだ。
    理想だけを描くような恋愛小説ではなく、リアルなんだけどあたたかい。

    何より、タイトルがツボです。

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    2016年01月24日
  • 薔薇の雨

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    表題作が1番良い。おとことおんな(「男と女」ではないのだ)のしっとりとした恋模様、大人になったらもっと理解できるのだろうか。

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    2015年11月22日
  • 女は太もも エッセイベストセレクション 1

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    あちら方面の話題を下品ではなく、あるある!と思わせるエッセイ集。男性が読むことの多い週刊誌に掲載されていたとは。男性はじっくり読んでみてほしい。

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    2015年11月09日
  • おちくぼ物語

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    『舞え舞え蝸牛』の新装版。原作よりもソフトに、少女漫画チックに書かれているので、大変読みやすい。四の姫の件は田辺さんのアレンジで、ハッピーエンドの大団円を迎えられて良かったですね。『落窪物語』は、ついつい手が出てしまう大好きな作品です。

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    2015年10月27日