田辺聖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、大小説家の小説、じゃなくてエッセイを読むことにハマっている。
鋭い洞察力、独特の感性、美しい日本語。
小説の中では「背景」になっているものや人が主人公になって、生き生きしているのも楽しい。
田辺聖子さんの小説は何冊か読んでいて、私は田辺さんの書く小説がすごく好きなので、エッセイも手に取ってみた。
関西弁というのは、使いようによってはすごく下品で汚い言葉になってしまう反面、ものすごくあったかみのある言葉にもなる諸刃の剣みたいな言葉だと私は思ってるのだけど、この人の大阪弁はまさに「柔媚」。(田辺さんは自分の父親の大阪弁は「柔媚」だと書いている)
古典への造詣の深い人で、特に源氏物語を愛 -
Posted by ブクログ
10話からなる短編集。
私のお気に入りはこちらの3作品。
『シーソー夫婦』
→共働きの新婚さん。
すれ違いが多いから一緒に過ごせる時は2人の時間を楽しみたい旦那さんと、家事を終わらせないと寛げない奥様。だったら旦那さんが家事を手伝って早く終わらせたら良いのにって、夫婦どちらも思いつかないあたりも新鮮。
『火気厳禁』
→20代後半のOLさんが主人公。未婚。
投資用物件を3棟持っているから将来への不安はないけど、なんだか物足りなくて。
『帽子と求婚』
→きちんとしたイケメンと縁談がまとまりかけてるけど、どうしても気になっちゃう人がいて、、、。
多分、私の祖母や母の世代の女性達の生き方や