田辺聖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
須磨から帰ってきた源氏。彼に待ち受けるのは栄華への日々か、はたまた報われない恋に身を焦がす日々か。ってわけで「少女」や「玉鬘」など次世代に話は移っていきますが。。。あああああ源氏ムカつくムカつくムカツクムカツクムカツク。ほんと。いや、源氏の気持ちを理解しなきゃ、当時はこういうのが風流で、もののあはれで、古典文学の最高傑作で……と思って努力してましたが玉鬘に言い寄るは彼女を宮仕えさせて誰の手にも触れられないようにして自分の恋心を生かそうだとか。もう紫の上だけでいいじゃないか。このマザコンめが!エディプスコンプレックスめが!(違う?)源氏痛い目みればいいのにほんと。葵と藤壺が死んだだけじゃまだ足りねえか。だから紫の上も死ぬんだよ。六条御息所はいろんな意味でGJなやつなんだよ。はい、そんなかで癒しなのが夕霧だと思います。「少女」は切なかったー……夕霧の六位という理不尽な身分の低さに対するいらだちがものすごく共感できたんだよなー……
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Posted by ブクログ
おもしろかったーー。いいな、元気が出るし、寝る前に読むのにぴったりだった。よく、かわいいおばあちゃんになりたいとかみんな言うし、田舎に住んで土いじりとかしてて昔ながらの料理が得意でモノを大切にして人には優しく穏やかで、なんていう人が理想の年寄り、みたいな感じがあるけど、そうじゃなくてもいいんだな、と思ってちょっとうれしくなったり。そういう年寄りにはわたしはなれそうにないからな! 「姥ざかり」の主人公は、七十六歳だが、都会のマンションに住んで日本風なものが嫌いでお稽古事に日々忙しく、ショッピングや旅行、新しいものが好きで、毒舌家。わたしはこういう年寄り(年寄りって言ったらこの主人公には怒られそうだが)になりたい。
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Posted by ブクログ
最近、大小説家の小説、じゃなくてエッセイを読むことにハマっている。
鋭い洞察力、独特の感性、美しい日本語。
小説の中では「背景」になっているものや人が主人公になって、生き生きしているのも楽しい。
田辺聖子さんの小説は何冊か読んでいて、私は田辺さんの書く小説がすごく好きなので、エッセイも手に取ってみた。
関西弁というのは、使いようによってはすごく下品で汚い言葉になってしまう反面、ものすごくあったかみのある言葉にもなる諸刃の剣みたいな言葉だと私は思ってるのだけど、この人の大阪弁はまさに「柔媚」。(田辺さんは自分の父親の大阪弁は「柔媚」だと書いている)
古典への造詣の深い人で、特に源氏物語を愛している人なので、エッセイの中でもたびたび源氏のことが出てくるのが、全訳を読んだばかりの私には嬉しくもあるし、分かりやすくもある。
田辺さんの全訳も読んでみたいなぁ。。。
田辺さんの年の取り方というのは、理想なのだと思う。
家には飲み友達がよく集い(フィフティちゃんとイチブン氏の存在はエッセイの中でもパンチが効いてる!)、考え方は若い、でも当然いい大人で。いいなぁ。