田辺聖子のレビュー一覧

  • 鏡をみてはいけません

    Posted by ブクログ

    田辺さんの最も魅力ある点は

    食の素晴らしさ!


    人にとって大切なごはんのあり方を教えてくれます。

    食べ物を描写するのが上手な作家さんは無条件で好きになる。

    「炊きたての白い輝く粒々の御飯、味噌汁、温泉卵に一塩もののお魚、板海苔、糠漬けの大根・・」
    こんな感じ。

    彼女の描くような食卓を作っていくのも将来の目標の一つ。

    0
    2009年10月04日
  • 新源氏物語(中)

    Posted by ブクログ

    須磨から帰ってきた源氏。彼に待ち受けるのは栄華への日々か、はたまた報われない恋に身を焦がす日々か。ってわけで「少女」や「玉鬘」など次世代に話は移っていきますが。。。あああああ源氏ムカつくムカつくムカツクムカツクムカツク。ほんと。いや、源氏の気持ちを理解しなきゃ、当時はこういうのが風流で、もののあはれで、古典文学の最高傑作で……と思って努力してましたが玉鬘に言い寄るは彼女を宮仕えさせて誰の手にも触れられないようにして自分の恋心を生かそうだとか。もう紫の上だけでいいじゃないか。このマザコンめが!エディプスコンプレックスめが!(違う?)源氏痛い目みればいいのにほんと。葵と藤壺が死んだだけじゃまだ足り

    0
    2009年10月07日
  • 新源氏物語(上)

    Posted by ブクログ

    文学史で恥ずかしい失敗をした&演習で扱うことになったので、高2の頃からの積読である田辺聖子訳を読むことにした。ちょうど高2の今頃、古典にハマっていたなあ……八犬伝の栗本薫訳を読んだのもそのあたりだった。で、この本ですが良訳。読みやすい。でも源氏未生の桐壷のくだりはないんだよな。最初は源氏もまあ悪くないかと思ってたけどやっぱむかつきます。私が女だからなのか。とりあえず頑張って読破しましょう。でも、枕草子の現代語訳と言ってもよい「むかしあけぼの」の方が面白かった。やっぱ私清少納言派なのかな。

    0
    2009年10月07日
  • 不機嫌な恋人

    Posted by ブクログ

    少将、小待従、大納言夫人そして知兼の王朝恋愛劇。はじめは少将、小待従の恋愛がゆるゆると描かれ、小待従の愛はおしみなく少将にそそがれる。手練手管を使って相手を惚れさせていようと試み揺るぎがないが、その奥にはいつか終わりがくることを予知しながらで、切ない。不安は現実のものとなって少将は大納言夫人に心惹かれてしまう。しかし大納言夫人にはもう心に決めた人がいて、いくら口説いてもなびかない。そこには少将の側近、知兼の存在があった。それぞれの恋はすれ違い、終わりの予感を感じながら、そこに向かってのベクトルなので、叶わぬ恋となって悲しい。

    0
    2010年10月18日
  • 人生は、だまし だまし

    Posted by ブクログ

    生きていくために必要な二つの言葉→「ほな」と「そやね」。別れる時はほな、相づちには、そやねといえば、万事うまくいくという。とてもうまい宣伝文句だが、おそらくもっとおもしろい内容がいっぱい詰まっていると期待して間違いないと思う。田辺聖子さんの文章。

    0
    2009年10月04日
  • 新源氏物語(下)

    Posted by ブクログ

    色々な作家によって現代訳されている『源氏物語』。本作は田辺聖子氏によって訳されたもの。全3巻(上、中、下)。
    女性らしさ、とでもいうべきか…表現は美しく、柔らかい。硬さが無く読みやすい。『源氏物語』を何でもいいから読んでみようという方にもお奨め出来る。…ただ、「源氏出家」の時点で作品は終了している為に『宇治十帖』の部分は書かれていない。その点は少し残念。

    0
    2009年10月04日
  • 姥ざかり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    おもしろかったーー。いいな、元気が出るし、寝る前に読むのにぴったりだった。よく、かわいいおばあちゃんになりたいとかみんな言うし、田舎に住んで土いじりとかしてて昔ながらの料理が得意でモノを大切にして人には優しく穏やかで、なんていう人が理想の年寄り、みたいな感じがあるけど、そうじゃなくてもいいんだな、と思ってちょっとうれしくなったり。そういう年寄りにはわたしはなれそうにないからな! 「姥ざかり」の主人公は、七十六歳だが、都会のマンションに住んで日本風なものが嫌いでお稽古事に日々忙しく、ショッピングや旅行、新しいものが好きで、毒舌家。わたしはこういう年寄り(年寄りって言ったらこの主人公には怒られそう

    0
    2011年09月18日
  • 夜あけのさよなら

    Posted by ブクログ

    誰かに恋しつつも、常に他にも目を向けている女の狡猾、イコール青春。恋した人とのやりとりや一人よがりの思いを経て、成長していく物語。

    0
    2009年10月04日
  • 鏡をみてはいけません

    Posted by ブクログ

    おもしろくて一気読み。マイファースト田辺聖子「私的生活」はおもしろいながらもちょっとふーんという感じだったけど、今回でハマったかも。 恋愛が、ごはんを食べることやほかのいろんな日常のことと並列に書かれている感じが好き。ザ・恋愛小説、って感じじゃなくて、重々しくなくて。もってまわったような思わせぶりな感じもなくて。あかるくてスコーンとしているような。大阪弁のなせるわざかな。田辺聖子っていうともっと昔の作品ばっかりかと思っていたんだけど、一九九六年の作品だった。「私的生活」よりこっちのほうが気に入ったのは年代的なこともあるのかな。

    0
    2011年09月18日
  • 星を撒く

    Posted by ブクログ

    椅子取りゲームの話に、思わず納得。疲れた、病気、不機嫌・・・嫌な椅子に、先に座ってしまわないように、気をつけなくちゃ。

    0
    2009年10月07日
  • 新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(下)

    Posted by ブクログ

    上巻に続くお話。浮船の出した結論はそれだけ激しい恋愛をした結果からでたものだと思います。ほんと、誰も傷つかない恋愛は無いのかも?

    0
    2009年10月04日
  • 新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)

    Posted by ブクログ

    主人公の薫の君のひたすらな純愛が生んだ悲喜交々なエピソードが書かれていて、愛することの難しさを思い知らされました。

    0
    2009年10月04日
  • 鏡をみてはいけません

    Posted by ブクログ

    自分で自分の居場所を確かめながら生きていく主人公がとても身近で、共感できます。でてくる料理がとても美味しそうです。

    0
    2009年10月04日
  • むかし・あけぼの 下 小説枕草子

    Posted by ブクログ

    上巻よりよかった。中宮定子の周辺の悲喜こもごもな描写があたかも見てきたかのような秀筆。歌も多く、百人一首で有名な歌もさらっと描写して、くすぐりも最高。しかも男女の心の描写もうまい。お聖さんの真骨頂である。

    0
    2009年10月04日
  • むかし・あけぼの 上 小説枕草子

    Posted by ブクログ

    さすがはお聖さん。文章がきれい。でも時代や人物名が難しいのか、何回も人物の説明が出てくる。連載ものだったのかな。

    0
    2009年10月04日
  • 人生は、だまし だまし

    Posted by ブクログ

    最近、大小説家の小説、じゃなくてエッセイを読むことにハマっている。
    鋭い洞察力、独特の感性、美しい日本語。
    小説の中では「背景」になっているものや人が主人公になって、生き生きしているのも楽しい。

    田辺聖子さんの小説は何冊か読んでいて、私は田辺さんの書く小説がすごく好きなので、エッセイも手に取ってみた。

    関西弁というのは、使いようによってはすごく下品で汚い言葉になってしまう反面、ものすごくあったかみのある言葉にもなる諸刃の剣みたいな言葉だと私は思ってるのだけど、この人の大阪弁はまさに「柔媚」。(田辺さんは自分の父親の大阪弁は「柔媚」だと書いている)

    古典への造詣の深い人で、特に源氏物語を愛

    0
    2009年10月07日
  • むかし・あけぼの 上 小説枕草子

    Posted by ブクログ

    平安にハマるきっかけを作ってくれた本。”人間って、なんて愛おしいんだろう!生きることって、なんて面白いんだろう!”というのは田辺女史の人生観でもあるらしく、文章が生き生きしている。

    0
    2009年10月04日
  • 蜻蛉日記をご一緒に

    Posted by ブクログ

    田辺聖子による平安文学「蜻蛉日記」のセミナーを、文字に起こしたものです。本来、人を相手に説明しているものなので、接しやすい内容。書き手である道綱の母のプライドの高さに苦笑しつつ、平安文学や平安の文化について語る田辺さんがいい。個人的には、田辺さんが語る道綱の母の旦那・兼家の男ぶりが良かった。蜻蛉日記を読む前や読んだ後の補足として読むと、面白さ倍増だと思います。

    0
    2009年10月04日
  • 田辺聖子の小倉百人一首

    Posted by ブクログ

    授業でしか触れなかった百人一首を、とても分かり易くしてくれた一冊。
    この本は、参考書代わりでも使えると思います。

    0
    2009年10月04日
  • 新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)

    Posted by ブクログ

    宇治十帖編です。
    源氏の子どもってことになってるけど、実は女三の宮と柏木の子である薫が主人公。
    なんだか、源氏物語を読んでると、時の流れのはかなさに涙したくなることがある。
    こんな長編恋愛小説書いて、紫式部って本当すごい。

    0
    2009年10月04日