田辺聖子のレビュー一覧

  • 田辺聖子原作シリーズ 2 鏡をみてはいけません

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    原作がよかったので、こちらも慌てて買いましたですよ。
    鴨居まさねさん、大好きな漫画家さんなので。

    登場人物の中で、一番私の抱いていたイメージとぴったりだったのは、頼子でした。
    律は、「こんなオッサンなのかぁ」と思ってしまったけど、鴨居さんの描く男性は、やっぱりタイプだわ。
    井上さんがこちらでは女性でしたが、考えてみればこの人は男性でも女性でも、特に差し障りはないのかな。

    もう1こ入ってた「よかった、会えて」というのもすごくよかったです。

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    2010年12月09日
  • 鏡をみてはいけません

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    この意味深なタイトルにぴったりな内容。

    現状も幸せなのに満足出来ない感じ、わかるなぁ。
    仕事に熱中してたら彼が気になり、同棲し始めたらこれは自分の生活じゃないような気がするなんて今も昔も女の人の悩みは変わらないんだな、なんて安心しながら読んだり。

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    2010年12月01日
  • 甘い関係

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    35年も前に書かれたとは思えない‼いまの女たちと、変わらないんだなぁとつくづく。宮木あや子さんの小説とだぶりましたー!

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    2010年11月21日
  • 甘い関係

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    大人の女って、いいなぁ。。。なんて思いました。私も素敵な大人の女性になって、仕事も恋も思う存分楽しみたいですね。関西弁のリズムや温かみも心地よかったです♪

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    2010年10月07日
  • とりかえばや物語

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    「とりかえばや物語」は平安時代末期に成立した、作者未詳の物語です。
    まず、「とりかえばや」って何?と思いますよね。
    「とりかえ」はもちろん「取替え」で、「~ばや」というのは「~したいものだなあ」という願望を表す言葉です。
    何を取り替えたいのかというと……男女の立場です。
    いま、巷では「男女逆転の大奥」の映画が話題になっていますよね。そんなつながりで、この物語を再読してみようと思ったのでした。

    時は平安時代。権大納言家の姫君は男装して朝廷に出仕し、その知性と人柄・美貌で宮廷の華になる。彼女の兄は非常な人見知りで表に出ることを好まず、女装して屋敷に籠もり、美貌の姫君とうわさされている・・・ふたり

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    2010年09月29日
  • 甘い関係

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    共同生活(今で言うルームシェア)を送っている彩子、美紀、町子の3人の女のお話。35年前の彩子23歳、美紀29歳、町子20歳という設定なので、現在なら+5歳くらいで考えるとしっくりくるかも。
    等身大の女性の物語。恋に悩んだり仕事に追われたり、男を振り回したり振り回されたり。

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    2010年09月22日
  • 三十すぎのぼたん雪

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    30年前の「ハイ・ミス」は今でいう「お一人様」みたいなかんじかな?結婚しないって決めたわけじゃない、チャンスがあれば結婚したい。でも今は一人でいることを心地よく感じたり。ダメな男とずるずる関係を続けたり。

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    2010年09月21日
  • 甘い関係

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    1975年に出版されている本。35年も前のこととは思えないくらい、女性が考えていることには共通点がたくさんある。変わらないものの方が多いのか、変化はゆっくり進むだけか。。共感できるところがたくさん。年とるにつれ、こういふうに思うようにもなるんだろう、という点も見つけしゃんと・・未来のことを考えねば・・と反省。。

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    2010年09月19日
  • 鏡をみてはいけません

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    白いあったかいごはんが食べたくなりました。

    恋愛してても仕事しててもふと鏡を見てここは私の居場所なんだろうか…?って思うことあるある!!

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    2010年08月14日
  • 愛の幻滅(上)

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    不倫という関係性にもかかわらず、上下巻ともに滑稽なシーンがあったり、躍動というか、主人公がかわいらしく前向きに読めた分、ラストの温度のおちぐあいがなんともいえない。

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    2010年08月11日
  • 新源氏物語(上)

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    上・中・下と読んだ、ゼミの先生オススメの現代語訳。
    わかりやすく、かつ原文と離れすぎない雰囲気や言い回しで、全体像を掴んだり登場人物の整理等に役立ってくれました。
    これなら古典苦手な人でも楽しく読めるはず^^

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    2010年08月01日
  • うたかた

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    大阪の水とわたしの愛したマリリンモンローがよかった。
    「運命に無抵抗でありながら、柔軟に折れなかった」という文章が好きだった。

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    2010年07月21日
  • 田辺聖子の小倉百人一首

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    百人一首に選ばれた歌について
    作者や歴史的背景も踏まえて解説してくれている。
    三十一文字の中に物語が立ち上がってくるようで面白い。

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    2010年07月18日
  • ほのかに白粉の匂い 新・女が愛に生きるとき

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    2010年7月9日再読

    女性について、男女について、結婚について・・・。このエッセイを読むと元気が出ます。人生は楽しんだもの勝ち!(笑)という気持ちになる。

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    2010年07月10日
  • ほどらいの恋 お聖さんの短篇

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    物語は人間関係なのだと最近気付きましたが、恋愛は人間関係の極み。
    二人の価値観だけでなく、運やタイミング、現在や過去が係わってきます。
    そして究極は二人の距離感。
    好きなのに思いを伝えられなかったり、正直になれなくて誤解されてしまったり、タイミング悪く他の女性が好きだと言われてしまったり、相手の本心が分からなくてやきもきしたり……。
    そういう緊張感なんだな、恋愛小説って。
    そのドキドキを楽しむのだ。

    最後の三作が好き。
    お見合い第一号にまつわる『ラストオーダー』、
    不思議な出会いを描いた『篝火草(シクラメン)の窓』、
    素直になれない女の子の『週末の鬱金香(チューリップ)』。

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    2010年04月29日
  • 愛の幻滅(上)

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    「愛の幻滅」は眉子と東野サンの恋のストーリー。
    東野サンは気のいい男性、妻子あり。ーー要するに不倫の恋。
    だけど、ドロドロの恋愛劇ではなく、あっけらかんとした、
    それでいて身を焦がすような切ない恋。

    泣き恋、怒り恋ではなく、笑い恋でいたい。

    自分の恋をそう客観的に評価するようになってからの眉子は感情を出さず、二人の逢瀬は永遠ではないからこそ、テンションをあげて笑って楽しいひと時を過ごそうとする。
    いつ終わってもいい思い出にできるように。
    会うたびにしだいに、そう思いはじめる眉子のせつない気持ち。

    「めんどくさいこと考えずに目の前の草だけ抜いてたらいいねん。」
    東野サンはいつもそう言うけど

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    2010年04月21日
  • 薄荷草の恋

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    田辺聖子さんの小説は気持ちいいくらい汚い大阪弁が特徴的。

    関西在住のわたしにとっては、なんか落ち着くー感じでもあります。


    切符のいいさっぱりした女性が主人公であることが多い。
    そして、べたな 汚い関西弁の男性がでてくることが多い。

    これは短編集だから、さらっと完結する恋愛トークなので、
    さくっと 手軽に田辺聖子小説を楽しみたいヒトにおすすめです。

    読み終えた後、なんか さくっとするよー。

    旅先や、お洒落なカフェや休日おうちでゆっくりーなどなシチュエーションで
    ひとりでお気に入りの飲み物を横において さて、なに読もうかな、
    というときに おすすめですね。

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    2010年04月21日
  • おかあさん疲れたよ(上)

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    戦争で婚期を逸したかつての美少女、あこがれのマドンナと再会した中年男性。恋愛感情がなきにしもあらずの2人の友情は同士のような面もあって強い。颯爽と生きてきた快活なマドンナ、実は人知れずこんなことをつぶやいていた。

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    2010年04月12日
  • 蝶花嬉遊図

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    相変わらず、時代を感じさせない、田辺さんの作品。
    角田さんの解説がまた、とっても共感できる。
    山田詠美さんの解説もそうだったけれど、田辺本は、解説がこちらの気持ちを代弁してくれることが多い。
    なので、解説を読み終えて改めて、読後の満足に浸れたりする。

    ただ、この作品のラストは、今まで読んできた田辺本とは、ちょっとちがうかな。
    わたしにとっては、ちょっと物足りないラストだった。
    あれ?終わりなの?という感じ。
    角田さんの解説が、足してくれました。

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    2010年03月31日
  • 愛の幻滅(上)

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    こんなに不倫をさらっと書いて、決定的な何かがあるわけではないのに徐々に愛が終わっていく様子を浮かび上がらせるのってすごい。

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    2010年03月24日