佐々木譲のレビュー一覧

  • 暴雪圏

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    三月末、北海道東部を強烈な吹雪が襲った。不倫関係の清算を願う主婦。組長の妻をはずみで殺してしまった強盗犯たち。義父を憎み、家出した女子高生。事務所から大金を持ち逃げした会社員。人びとの運命はやがて、自然の猛威の中で結ばれてゆく。そして、雪に鎖された地域に残された唯一の警察官・川久保篤巡査部長は、大きな決断を迫られることに。名手が描く、警察小説×サスペンス。

    う・・・ん。くどい。

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    2017年11月01日
  • 地層捜査

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    新宿荒木町の変遷と戦後花街の盛衰など、勉強になった(笑)。

    最後、主人公の選んだ選択はどちらだったのか?シリーズものらしいので、続巻でそれとなく示してくれると嬉しいかな。

    ★3つ、7ポイント半。
    2017.10.01.古。

    主人公の過去・・・・人間の屑のようなキャリア警官との経緯が気になるため、続巻も追うことになる予感。

    道警シリーズの新刊も、早く読みたいな。

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    2017年10月02日
  • エトロフ発緊急電

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    まず、凄い長編だった。佐々木さんの本は警察小説しか読んだことがなく、ストーリーの重厚さ故背景の説明が長くなってしまうのは仕方がないのだが…。
    主人公がヒロインと出会うのが遅すぎた感は否めない。勿論、テーマはそこではないのは承知している。日本人の一人として過去の過ちを忘れてはならないという思いを新たにした。

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    2017年09月21日
  • エトロフ発緊急電

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    職場の人に勧められて読んだ。
    戦争がもたらす社会や人の感情や行動が描かれていて、改めて戦争は恐ろしいものだと感じた。
    小説としては、スパイが択捉島に着くまでの追いかけっこのところがおもしろかった。

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    2017年07月31日
  • 鉄騎兵、跳んだ

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    内容(「BOOK」データベースより)
    モトクロスに人生の全てを賭ける貞二は、思うような結果が出せず、また、若い天才の出現に焦りを覚える。やがて、愛する洋子のため引退を決意し、最後の戦いに挑むが…。オール讀物新人賞受賞の表題作をはじめ、逡巡する青春の終わりの日々を瑞々しく描いた、作家・佐々木譲の原点である初期短篇五篇を収録。

    バイクにはとんと関心ありませんが、佐々木譲の原点ということで興味深く読ませて頂きました。後年の作品よりも青さと古さがなかなか郷愁さそいますね。70年代の青年漫画のような雰囲気が有りますです。

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    2017年07月09日
  • 廃墟に乞う

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     登場する北海道の町々の姿が,その独特の空気感をも感じさせてくれる。地元を舞台にした小説のありがたさ。今現在、その描写は、古くなっていない。

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    2017年06月21日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    スチュアート・ウッズ「警察署長」の日本版と言うべきか。

    戦後の貧しさや、学生運動。そして家庭内暴力。後味の良くない事件も多くスッキリしない読後感も残るのだが、戦後史のお勉強もでき一気読みではありました。

    和也は警官人生を全うできるのでしょか?

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    2017年06月11日
  • 警官の条件

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    覚せい剤を車に積むなんてギリギリOUTな事をする警官がいるのかは分からないが、スピード感があり、面白く読めた。ドキドキハラハラの最後がいいね。こんなかっこいい悪徳警官はいないと思うが、記憶に残る一冊。

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    2017年05月24日
  • 代官山コールドケース

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    前作の地層捜査よりは読みごたえがあったけど、なんか淡々としていた。
    代官山の真犯人もちょっと動機が弱すぎだし、もう少しドラマチックな展開があっても良かったかなと。。
    やっぱり佐々木サンは道警シリーズが好きだ。

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    2017年05月12日
  • 勇士は還らず

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    内容(「BOOK」データベースより)
    サンディエゴで日本人男性が殺害され、妻子と友人たちが現場に向かう。だが警察の取調べに妻はなぜか口をつぐむ。遺留品には、1969年にサイゴンで起きた日本人爆死事件の切抜きが。事件の背景には札幌の新設校に集った男女六人の過去が、深く関わっていた…。「政治の季節」の青春と今を繋ぐミステリ長編。

    題名の意味は読むと納得。
    青春時代を共に過ごした仲間の一人が殺害されて、アメリカで皆集結する。なかなか考えにくいシチュエーションではありますが、その濃密な関係性がとくとくと語られて行きます。
    ハードボイルドでは無い、ミステリーなんだけれども捻りはかなり少なめ。
    ミステリ

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    2017年04月25日
  • 回廊封鎖

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    法律の抜け道、グレーゾーンを最大にいかして成長してきたサラ金業者。
    追い詰められた債務者たちは多重債務に陥り、やがて自己破産へと転落していく。
    家庭は崩壊し、自殺にまで追い込まれた者たちも多い。
    物語は、けっして若いとは言えない元債務者たちの復讐劇である。
    清掃業者という立場を最大限に使い、次々とターゲットを殺害していく。
    香港に逃れていた元専務が来日するという噂は、彼らを復讐へと駆り立てる。
    搾取したという自覚はない。
    もちろん罪の意識もない。
    上手く立ち回ることが出来ないほうが悪い・・・元専務だけでなく「金がすべて」を行動の基準にしていた人間たちがたぶんこの時代にはたくさんいたのだろう。

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    2017年03月23日
  • 廃墟に乞う

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    短編集。
    ある事件によって休職を余儀なくされた仙道。
    心療内科の医師が、勤務復帰OKの診断を下さない限り、本来の勤務に復帰できない刑事・仙道。
    療養生活に入ってから11ヶ月が経ち、症状も改善した。
    それでも人事課は復帰を認めない。
    時間だけはたっぷりとある療養生活を送りながら、仙道は知り合いに依頼されたりたまたま遭遇した事件と関わっていく。
    当然事件は管轄の刑事が仕切っており、仙道は目立たぬように事件の筋を追っていく。
    警察手帳を持たない警察官には、多くの制約が課せられる。
    もちろん逮捕権はない。
    物語は仙道に復帰のきざしが見えたところで終わっている。
    彼には乗り越えなければならない記憶があり

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    2017年03月01日
  • ストックホルムの密使(上)

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    太平洋戦争末期。中立国スウェーデンでの戦争を終わらせようと苦悩する武官。
    しかし、日本本国では情報を握りつぶしてしまう。
    下巻での密使の活躍が楽しみだ。

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    2017年02月18日
  • 制服捜査

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    道警察の不祥事により、大規模な移動が行われた。
    それによって、駐在所に単身赴任する事になった。

    連続短編集ですが、回を追うごとに
    ある種閉鎖空間である村の怖さが…。
    どれもこれも微妙に後味が悪い終わりですが
    すべての理由は一貫して、これかと。
    最後など、関係のない人間を巻き込んで、です。

    現実にありそうで、ぞっとします。

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    2016年11月28日
  • 代官山コールドケース

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    「地層捜査」の2年後の設定。1995年に起きた事件とそれから17年後の事件が次第につながっていく様子が霧が晴れていくよう。
    登場人物の目を通して時を超えて行ったり来たりの描写に懐かしさを覚えたり、現在の様子に想像を膨らませたりして楽しませてもらった。
    いかにせん、この作品と同様に、コールドケースとなった事件が、真実にたどりつけるケースが増えることを祈るばかり。

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    2016年11月16日
  • 鉄騎兵、跳んだ

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    短編5編。
    表題のモトクロスレーサーの話は作者がモトクロスを初めて見に行って面白そうだから書いた、というデビュー作。モトクロス狂だろうと思わせるような臨場感あふれるレース描写だったのに…驚き。
    他は公道レース、ツーリスト、漕艇、テニスを扱った4編。
    青春期にある青年の揺れる心や無謀さ、こだわりが面白い(最後のテニスの一編だけが大人の男女を扱っていて非さわやか)。
    勝利にこだわっているように見えて本当は完全燃焼することを求めている青年達の思いを疾走感に乗せて書いた作品たちは三十年以上経ても鮮やか。

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    2016年11月10日
  • 廃墟に乞う

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    直木賞受賞作って感じはしない。休職中の警官が、立ち寄った町の事件を解決していく短編集です。好みで言えば、制服捜査がいい。

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    2016年10月18日
  • エトロフ発緊急電

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     こちら「面白いおすすめ本」として記憶にあって、やっと読むことができた。すすめていたのが雑誌なのか小説のあとがきだったのかは不明。『エトロフ発緊急電』は太平洋戦争三部作の2冊目、他に『ベルリン飛行指令』『ストックホルムの密使』がある。この2冊もぜひ読んでみたいものだ。ところで『エトロフ発緊急電』は吉村昭著『大本営が震えた日』(新潮社 1968年)の日本軍が真珠湾攻撃に際し、敵軍の発見を恐れ北上海路を取った経緯が細かく小説になっているが・・・1989年新潮社発行された本書はこの本を参考にしているのだろうか、ちょっと気になる。

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    2016年09月21日
  • 暴雪圏

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    まずは、雪国って大変だ~と。いや、本心で。
    いろんな事件が同時進行で、登場人物が次々出てくるしで、少々混乱しながら読んだ。なるほど最後こんなふうにリンクするのか、お見事です。
    キャストが多すぎて、川久保巡査部長が存在感薄なのがちょっと残念だった。佐々木譲さんはラストをこんな風にするの多いな。

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    2016年09月15日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    「警官の条件」を先に読んでしまったので楽しめるか少し心配だった。安城家は三世代に渡って優秀な警察官だったのか…。しかし、だからこその悲劇に見舞われるという皮肉。上巻は淡々と進む。下巻に期待。

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    2016年08月30日