佐々木譲のレビュー一覧

  • 制服捜査

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    ネタバレ

    北海道の駐在勤務になったおまわりさんのお話。
    のどかな町かと思いきや潜んでる闇の部分があって
    前半はぼちぼち。後半はそうなん?って感じ。

    少し無理やり感があったかな。

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    2013年11月11日
  • エトロフ発緊急電

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    警察小説で直木賞を取った佐々木譲氏の第二次世界大戦中の日本を舞台にしたサスペンス3部作の2作目を読んだ。一作目は零戦をドイツに売り込む為に零戦をアジア、中東経由でドイツまで飛ばすという荒唐無稽なお話だったが、2作目はハワイ奇襲の動きを探ろうとする日系アメリカ人が命をかけて艦隊の動きを探り報告する様を描いた物でこれまた作り話ではあるが、こんな事はもしかした本当にあったかもと思わせるような素晴らしい物語になっている。刑事物もよいのだが、またこのような作品を書いてほしいなあ。

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    2013年11月05日
  • 夜にその名を呼べば

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    東西冷戦時代、ココム違反を隠すために切り捨てられ、えん罪でおわれることになった企業戦士。数年後、その復讐劇が始まる……

    最近、やわらかい感じのミステリーばかり読んでいたので、ちょっとここらでハードボイルド系が読みたくて佐々木譲さんの本を手に取ってみました。

    商社の内情の話になって難しいのかと最初はハラハラしたけれど、実際には日本での復讐劇。いろいろな視点から物語が綴られるけれど、えん罪で追われた彼を信じている女性の目が優しく、意外とやわらかいミステリーという感じでした。

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    2013年10月14日
  • エトロフ発緊急電

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    主人公・賢一郎の「この世界は、おれが真面目に怒らなくちゃならないほどの価値はない」
    朝鮮から強制連行された金森の「わたしはこの国が一面焼け野原となるところを見たい。この国の連中が上から下まで餓えて路頭に迷い、わずかな食物を争って殺し合うところを見たいんです。」
    戦争という時代に翻弄され、国を、血を追われながらも生きていく中に今の時代にない虚無感を感じました。
    アメリカ、スペイン、中国、日本など大きく動きながらも、択捉島までよく、まとめられるなぁ~
    2013.09.30

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    2013年11月02日
  • 愚か者の盟約

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    大分前に購入していた本。ようやく完読。
    何と言うのか社会党時代が懐かしい。社会党は連立組んだ辺りから斜陽になった気がするのですがいかがでしょうねえ…
    それにしてもこの方は赤旗に連載されたり社会主義活動されていたのかな?

    それにしてもリクルート事件や消費税導入等、そう言えばそんなこともあったねえと終わってしまう辺りこちらの物覚えの悪さと良くも悪くも済んでしまったことは仕方ないと言うような日本人気質を感じます。中曽根さんまだ御存命ですしね…。
    綺麗ごとだけで政治の世界は生きていけないのでしょうが信念かけて働いていてもなかなか下々の庶民までその動きが伝わりづらい。
    民主党も政権交代はしてみたものの

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    2013年09月09日
  • ベルリン飛行指令

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    バトルオブブリテンに関する本を何冊か読んだけど、その都度思ったのが『ゼロ戦がドイツ空軍に配備されていたら歴史は違っていたのでは...』だった。

    日本からドイツへゼロ戦を空輸するために練られた計画。

    ひょっとして史実の部分もあったのでは? と思わせる上手い構成にしてやられた感を感じる一方で、もう少しハラハラドキドキ感も欲しかったかなと。

    当時の欧米によるアジアから中東・トルコ辺りに対する政策や現地の状況にも触れられていて、関心を持たせてもくれました。

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    2013年08月04日
  • 屈折率

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    言ってしまえば、予想通り。

    ただ、余りにもスムーズに再建先の会社に収まってしまったし、
    兄貴とのバトルも、ちょっと期待外れ。
    もっとドロドロとした話として描けるのを、敢えて、抑え目の
    話にしたのは、著者の見識なんでしょうか。
    それならそれで、もっと、大田区のモノづくりを盛り上げても
    良かったのではないかと思いますが。

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    2013年06月17日
  • 夜を急ぐ者よ

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    ネタバレ

    久しぶりの佐々木譲。

    うん、面白く読めはした。「犬どもの栄光」「仮借なき明日」へと続く、初期のハードボイルド作品。

    佐々木さんの文体、やっぱり好きだな。男くさくて、でも色気があって・・・。本書もそう。語られないままに終わった“取り引き”の真相もとても気になるが、そういう細部を置いておいても、物語は十分に成立するのだから、すごい。

    そして、ラストの場面の緊迫感は…圧巻。



    だけど……やっぱり、アンハッピーエンドは好きじゃないみたい。

    ということで、★3つ、7ポイント。
    2013.06.08.了。


    ※佐々木さん、逃亡劇がお好きなようで・・・(笑)。

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    2015年07月06日
  • 愚か者の盟約

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    これが、民主党政権誕生前に読んでいたのだったら、
    「おおっ!政権交代とは、こんな夢のあることなのか。」と
    思ったかもしれませんが、悪夢から覚めた今は、
    「こんなんだから、社民党は凋落するし、民主党もダメなんだよ。」と
    思ってしまいます。

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    2013年05月29日
  • 勇士は還らず

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    サンディエゴで日本人男性が殺害され、妻子と友人たちが現場に向かう。だが警察の取調べに妻はなぜか口をつぐむ。遺留品には、1969年にサイゴンで起きた日本人爆死事件の切抜きが。事件の背景には札幌の新設校に集った男女六人の過去が、深く関わっていた…。「政治の季節」の青春と今を繋ぐミステリ長編。

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    2013年05月05日
  • くろふね

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    後半がやたら駆け足に進んでいっただけなのが気にかかるけど、前半部分の三郎助の活躍は見てて面白かったです。後半も前半のように人物の心情を書いてくれてれば、もっと面白かったのになぁとは思います。なんだかあらすじが書かれてるだけにも感じられたので。

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    2013年04月17日
  • 屈折率

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    読み進めて「前に読んだ・・・」と気が付く。
    30ページくらいなら良いけれど、100ページ近くまで読んで気がついたときはガックリ。
    読み進めるかやめるか迷う。
    この本も100ページほど読んで気が付いた。以前に読んだ・・・

    元商社マンが、経営状態の思わしくない実家のガラス工場の社長となった。
    初めは工場の清算を考えていた彼が、再建の道を目指す。その陰にはガラス工芸家の女性がいた。
    企業再生の話は興味深かったが、ガラス工芸家との情事は作者の理想の文章化なのか。
    家庭を壊すことに対しての危機感、不倫をしていることへの後ろめたさは全く感じられず、身勝手な男の像しか感じられなかった。
    企業再生だけに話を

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    2013年02月25日
  • 暴雪圏

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    佐々木譲の警察もの小説は、いつも中々奥が深いですね。

    異なる所で発生する、異なる出来事が、
    ある出来事により、一点に集約していくというのは、
    この小説のみならず、数多ありますが、
    これもそう言うものの一つ。

    背景に、爆弾低気圧に想起されるような冬の嵐があり、
    嵐が迫り来るさまは、それだけでも、一つの物語に
    なると思います。

    いやぁ、それにしても、話をうまく集約しますね。
    「なるほど、そうきたか~」と思わされる所多数でした。

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    2013年02月02日
  • 北帰行

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    ムリがある展開もあったけどおもしろかった。ただ佐々木譲さんの書く女性はわりとうっとおしい…。あと関口のお母さんの気持ちを考えると切ない。

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    2013年01月31日
  • 暴雪圏

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    川久保シリーズ第二弾は長編。雪で閉ざされた陸の孤島で起きる事件に、単身在中の駐在所員が何をできるのか。
    一見クローズド・サークルのようだが、謎解きではなく、いくつかの事件を並列に進める群像劇で、たぶん主役は嵐です。人間なすすべなし。そして今回も「解決はしません」。ここでエンドマークかあー、と正直驚きました。もっと読みたいけど、作者は蛇足としたんだなあと。

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    2013年01月24日
  • 北帰行

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    ヤクザの抗争と妹の仇を取りにきたロシア人ガンウーマン、それに巻き込まれる旅行エージェントの話。

    なんちゅうか…結末が…主人公2人はそれでも幸せそうな描写だったけど。
    途中あまりにも理不尽としか思えない死があったり…。

    普段ヤクザ物は読まないので、それなりに新鮮ではあった。
    分厚いけどスピード感があるので一気に読める。

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    2012年11月22日
  • ベルリン飛行指令

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    「永遠の0」を読んだ上で読むと、尚良い。書かれたのはこちらがずっと前だけど。むしろ、この作品が「永遠の0」の起点になっているようにも感じた。「臆病」という両作品に重なる単語も出てくるし。

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    2012年11月16日
  • 暴雪圏

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    北海道を舞台にした事件を題材にた犯罪小説を数々発表しついに直木賞までとった佐々木譲の小説。暴雪圏ときくとこれからくる冬のじけんかと思うがこれがちょっと違う。帯広あたりかつて死者まで出した春に来る季節外れの暴雪を題材に、予期せぬ雪に行く手をさえぎられペンションに非難してきたひととと犯罪者。ハリウッド映画だとさしずめハリケーンの日にモーテルを舞台にした話ができるかもしれないかなと思わせる設定でさくっと読ませてくれる。あまり悲惨な事件はちょっとという人にはちょうどいい作品かも。

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    2012年11月04日
  • 昭南島に蘭ありや(下)

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    シンガポール陥落から、日本敗戦まで。日本敗戦までと言っても、東條英機暗殺未遂からは、ホンの少し。

    上巻は、ドキドキの連続で、アクションの要素もありましたが、下巻は、物語後半のテーマ東條暗殺に向けてまっしぐら。もちろん、そこに至るまでの紆余曲折は有るんですが。

    でもそうか。途中から薄々は感じていましたが、光前の人生はそうなるのか。

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    2012年10月24日
  • ストックホルムの密使(下)

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    ネタバレ

    密命を背負ってストックホルムから日本へと向かう… シチュエーションは違っても主立った部分は前二作と同じパターンな印象。

    主人公に日本人の血が流れているけど、純粋に日本人と言いづらい境遇とか、いろんな妨害を受けながらも臨機応変に、そして友に旅してきた仲間が犠牲になってしまうが、なんとかゴールにたどり着く展開。「ベルリン飛行指令」は零戦での移動で特殊性が感じられましたが「エトロフ発緊急電」と本作は似通っているところが多く感じられ、新鮮味が減退してしまった感があります。

    加えて、本筋であろう冒険譚以外のパートが大ボリュームすぎて、少々冗長な感が強いです。“密使”としての話は、実質全ページの半分く

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    2012年10月22日