佐々木譲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近ノリに乗ってる佐々木譲。『警官の血』で賞を獲ったと思いますが、それまでもいろんな秀作を書いてます。
第二次世界大戦秘話系と警察小説系が多いですが、この作品は第二次世界大戦の空軍の話です。
中国で活躍する日本の戦闘機乗りと中華民国軍に雇われたアメリカ人の傭兵の飛行機乗りの話です。
ハードでキツい話なのですが、主人公、特にアメリカ人の飛行機乗りのキャラのせいか、なんか明るい印象のある作品でした。
日本人の主人公のことが好きなシンガーの性格もあるかな?
二人の主人公が、中国上空でそれぞれ戦って、最後は二人で一騎打ちという、飛行機乗りがロマンだったころの話です。
次々に脇役が死んでいくし、戦況 -
Posted by ブクログ
本屋で手に取り面白そうだと思い購入。
うーん
面白かったけど今一歩何か足りない。
全く関係ないけれど、
この話の展開は男性独特のものだと思った。
事業を起こしたけれど失敗してまた更にチャンスが与えられた主人公、
チャンスが与えられた仕事は、
収入はへるもののやりがいはありそうな仕事、
その仕事についてインスピレーションも与えてくれ、
かつ、体も温めてくれる若く美しい透子。
きちんとした家を作り守ってくれるきちんとした妻。
可愛い娘。
こんなに男性にとって都合の良い設定があるか!
だいたい透子のさっぱりとしたアーティスト気質だって
不倫するのにちょうど良い性格じゃないか!そのオトコに -
Posted by ブクログ
長らく絶版となっていた佐々木譲のデビュー作が復刊とな。読み終えて30年前の作品と知るが、そんな古めかしさを感じさせないのが流石。
短編5編の中にバイクを主題にして3編。
凝縮したレースの描写がゴールに近づくに従ってどんどん加速する標題作。カワサキの男のニヒルさが渋い「246グランプリ」。ここいらは今に続く佐々木譲の文章や読者に結論を委ねる短編の締め方にもそのまま続いているような。
3つ目の「パッシング・ポイント」は主人公のぼくの甘さが残念。次にある大学のボート競技を題材にしてストレートな青春を切り取った「ロウアウト」の慎一の潔さと比べると差が歴然(余談ながら、この前、朝日レガッタ見たけど、ボー -
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新潮文庫の新刊で「警官の血」が出たので早速買ってきたけれど、そちらにかかる前に、まずは未読のこの本から。
「笑う警官」に出てきた“稲葉事件”を背景に、不祥事の再発防止を目指す北海道警の方針で15年勤めた札幌の刑事課から十勝地方の駐在所に配置換えになった川久保巡査部長。
事件も無い平和な佇まいとは裏腹に、閉鎖的で保守的な町の有力者たちと物言わぬ住民たちの中で、盗犯係や強行犯係を歴任したベテランが、捜査が出来ない制服警官の立場で辛抱強く向き合う5つの事件。
土地に根付いた事件を炙り出す、駐在の立場での聞き込みと事件を俯瞰する目が冴え渡るが、どの事件もスッキリした解決は見ず、読み味は暗く苦い。 -
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犯罪被害者の男性と、刑事の夫のDVから逃れる女性と、両者とあるきっかけで知り合い支援する工務店社長が「良い主役」。で、無期懲役を7年で仮出所してきた殺人犯の元少年と、とてつもなく自己中の刑事が「悪い主役」。この人物たちの視点で描かれるストーリー。良いモンと悪モンが、とてもわかりやすい構図になってます。悪モンはとことん悪印象な表現に終始してます。「ユニット」も、良い方と悪い方が出てくるのですが、悪い方のユニットは偶然にしても都合よすぎというか、なんか出木杉君なカンジです。っていうか、ユニットという言葉を文中に登場させるのも、なんか唐突なかんじで若干違和感あります。タイトルが先にありきだったのか・
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元商社マンが自分の会社を解散させて
実家のガラス工場の社長になる。
当初の目的は工場を売却することだったが、
ガラス工芸家の野見山透子にであって、気持ちが変わる。
というもの。
やり手の商社マンなので、やはり工場の切り盛りも
うまくやっていく。
その中で恋や、トラブルなどがあって話は進んでいく。
先ず思ったのは、
男性の不倫は結構当たり前のように、美しく描かれているけど、
もし女性の不倫話だと話がどろどろしちゃうだろうなぁということ。
小説の本題とは関係ないけど。
結構はらはらドキドキしておもしろかった。
一気に読んでしまったし。
小説中に出てくるガ -
Posted by ブクログ
本屋でよく平積みされている作者なのでどれか読んでみようかな、と思い購入しました。面白かったです。
冷戦の時代、自分は子供だったのであまり政治的な問題などに興味もなく過ごしておりましたがあの頃のアメリカやソ連の緊張した雰囲気は覚えております。一歩間違えれば核戦争突入などと言われていたあの時代。それが高校時代にベルリンの壁がなくなり、ソビエト連邦もなくなりそして今アメリカでは黒人のオバマ氏が次の大統領に選ばれました。時代は動いているんだなあ、世界は変化していくんだなあとしみじみ思います。
恥ずかしながらココムの存在を知りませんでした。…そんな条約があったんですね… 自分としては組織ぐるみで