【感想・ネタバレ】屈折率のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年09月22日

警察小説が中心と思っていた筆者だけど、企業モノでもけっこう読ませる感じ。まぁこの本は基本的には恋愛小説だと思うけど、こういう掴みどころのない女性っていなさそうでけっこういるもんだし。でも中小企業の社長って実際にこんななのかな?資金繰りやら営業開拓やらいろんなことやらなきゃいけない中でそんなにお金って...続きを読む使えないんじゃないかと思うけど。世の中にはいろんな社長がいるってことかねぇ…

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Posted by ブクログ 2013年07月27日

悪い男なのに出来る男、なりたいようななりたくないような…。なんというか、そこまで透子に惚れ込む理由がわからん。嫁めっちゃ良い女やんけ。

ただ、面白かったとは思います。出来るなら商社勤め時代や独立時代の話も読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2010年06月04日

先が読めないのでのめり込む。登場人物の個性が豊かで飽きない。ガラス工芸も画家もアーチストの本質は皆同じなんだなぁ。そうゆう世界で生きたいなぁ、と思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月12日

経済小説?恋愛小説?まあ、カテゴリーなんてのはどうでもいいのだけれど。
男性作家の描く恋愛や女性の気持ちはどうしても男のロマンになってしまう。女性作家の描く女性の気持ちほどのリアリティはなかなかなくて、だから読んで苦しくなることはない。これもまたどっちがいいということではなくて。
で、この作品の恋愛...続きを読む観や恋愛模様は男としたらうらやましいの一言。
小笠原が忠告した、離婚にはパワーがいる、ってのはちょっとグッときたかな。愛なんぞなくてもつなぎとめておいたほうがよいこともある、と。

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Posted by ブクログ 2019年11月05日

内容紹介
仕事と恋に情熱を! 不況に克つ企業小説

ヤリ手の元商社マン・安積啓二郎(あづみけいじろう)は、経営状態の思わしくない実家のガラス工場の社長となった。工場売却を目論む彼だが、ガラス工芸作家・野見山透子(のみやまとうこ)との恋に落ち、ガラスの世界に魅せられていく。工場再建のために啓二郎が次々...続きを読むと打つ手とは? モノ作りに人生の再起を懸けた男の勇姿を描く長編企業小説

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Posted by ブクログ 2013年06月17日

言ってしまえば、予想通り。

ただ、余りにもスムーズに再建先の会社に収まってしまったし、
兄貴とのバトルも、ちょっと期待外れ。
もっとドロドロとした話として描けるのを、敢えて、抑え目の
話にしたのは、著者の見識なんでしょうか。
それならそれで、もっと、大田区のモノづくりを盛り上げても
良かったのでは...続きを読むないかと思いますが。

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Posted by ブクログ 2013年02月25日

読み進めて「前に読んだ・・・」と気が付く。
30ページくらいなら良いけれど、100ページ近くまで読んで気がついたときはガックリ。
読み進めるかやめるか迷う。
この本も100ページほど読んで気が付いた。以前に読んだ・・・

元商社マンが、経営状態の思わしくない実家のガラス工場の社長となった。
初めは工...続きを読む場の清算を考えていた彼が、再建の道を目指す。その陰にはガラス工芸家の女性がいた。
企業再生の話は興味深かったが、ガラス工芸家との情事は作者の理想の文章化なのか。
家庭を壊すことに対しての危機感、不倫をしていることへの後ろめたさは全く感じられず、身勝手な男の像しか感じられなかった。
企業再生だけに話を絞った方が良かったのではないかと思わされた。

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Posted by ブクログ 2012年06月23日

一族で支えてきた中小零細企業を再生し、それまでの趣味とは違う年下女と不倫して、新しい自分を見つける。これって中年男の夢みたいなものかも。
兄から引き継いだ家業に興味を持てず、一時は会社を整理するつもりだった啓二郎が、透子との出逢いで価値観を一変させる過程は、舞い上がり過ぎていて見苦しくさえある。必死...続きを読むな中年はちょっとみっともない。でも思い込みが強いからこそ、一度仕事の魅力に気づいたらなりふり構わず仕事にうちこめるのかも。

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Posted by ブクログ 2012年01月20日

「下町ロケット」読後すぐに書店で見つけた「下町・中小企業再生物」。しかも佐々木譲さん。下町ロケットで前向きな性格になっていたせいか、こんなジャンルも書くんだ、という意外性もあって買いました。「下町ロケット」に不倫を大胆にフィーチャー!あるいは村上龍さんの不倫物に企業再生話をくっつけてみた!感じ。
...続きを読むも、意外に中年男性の琴線に触れるかも。最後、二人の再会を匂わしていますが、えーっと、あの一方ならない世話になった男性とはすっかり切れたんでしょうか?

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Posted by ブクログ 2010年12月28日

本屋で手に取り面白そうだと思い購入。

うーん
面白かったけど今一歩何か足りない。


全く関係ないけれど、
この話の展開は男性独特のものだと思った。
事業を起こしたけれど失敗してまた更にチャンスが与えられた主人公、
チャンスが与えられた仕事は、
収入はへるもののやりがいはありそうな仕事、
その仕事...続きを読むについてインスピレーションも与えてくれ、
かつ、体も温めてくれる若く美しい透子。
きちんとした家を作り守ってくれるきちんとした妻。
可愛い娘。


こんなに男性にとって都合の良い設定があるか!

だいたい透子のさっぱりとしたアーティスト気質だって
不倫するのにちょうど良い性格じゃないか!そのオトコにとってちょうど良い性格をアーティスト気質に設定してしまうとこもいやだ。

なんとなくそういった部分がみえ隠れして部分部分にいらいらした。

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Posted by ブクログ 2011年07月25日

崖っぷち男の会社復興の話しかと思ったら、人とのつながりによって変化する人間の成長の物語でした。たぶん成長・・・人とのつながりって言ってもほぼ不倫の話だし。嫌いじゃないけど、ちょっと裏切られた感があるので、★三つ

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Posted by ブクログ 2009年10月17日

企業小説?
恋愛小説?

最近お気に入りの佐々木譲さん
だから、どんなジャンルも読んじゃう!
ヒロインの性格でストーリーが動く
ガラス制作(芸術作品です)に心も体も
奪われるヒロインの決断
・・・他に方法なかったのかな(笑)

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

元商社マンが自分の会社を解散させて
実家のガラス工場の社長になる。
当初の目的は工場を売却することだったが、
ガラス工芸家の野見山透子にであって、気持ちが変わる。
というもの。



やり手の商社マンなので、やはり工場の切り盛りも
うまくやっていく。
その中で恋や、トラブルなどがあって...続きを読む話は進んでいく。
先ず思ったのは、
男性の不倫は結構当たり前のように、美しく描かれているけど、
もし女性の不倫話だと話がどろどろしちゃうだろうなぁということ。
小説の本題とは関係ないけど。


結構はらはらドキドキしておもしろかった。
一気に読んでしまったし。



小説中に出てくるガラスの性質や、技術の話なども
わかりやすく書かれていて、
興味深い。
こういう細部をおざなりにしないことが小説の楽しみ方に
幅を持たせるコツなのかなと考えた。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

既読。
このごろこーいう系(経済系?)を結構読んでる気がするけど、いつも中途半端に感じるのはなぜだろう。。。
まあ、こんなもんか。という感じ。
恋愛はいらないので、もう少しこの製造業というものについて書いて欲しいな。

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