【感想・ネタバレ】屈折率のレビュー

あらすじ

ヤリ手の元商社マン・安積啓二郎(あづみけいじろう)は、経営状態の思わしくない実家のガラス工場の社長となった。工場売却を目論む彼だが、ガラス工芸作家・野見山透子(のみやまとうこ)との恋に落ち、ガラスの世界に魅せられていく。工場再建のために啓二郎が次々と打つ手とは? モノ作りに人生の再起を懸けた男の勇姿を描く長編企業小説。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

経済小説?恋愛小説?まあ、カテゴリーなんてのはどうでもいいのだけれど。
男性作家の描く恋愛や女性の気持ちはどうしても男のロマンになってしまう。女性作家の描く女性の気持ちほどのリアリティはなかなかなくて、だから読んで苦しくなることはない。これもまたどっちがいいということではなくて。
で、この作品の恋愛観や恋愛模様は男としたらうらやましいの一言。
小笠原が忠告した、離婚にはパワーがいる、ってのはちょっとグッときたかな。愛なんぞなくてもつなぎとめておいたほうがよいこともある、と。

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2020年10月12日

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