佐々木譲のレビュー一覧

  • 代官山コールドケース

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     特命捜査対策室シリーズ第2弾。
     今回の舞台は17年前の代官山。そこで起きた殺人事件の現場から採取されたDNAが、17年後の今、川崎で起きた殺人事件の現場から見つかった。しかも17年前の事件は被疑者が変死を遂げたため、被疑者死亡で送検され、警視庁としては肩がついた事件だった。果たして真犯人は誰なのか。
     テレビドラマ化されてはいるが、ドラマとは違う展開で、面白みがあった。

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    2025年06月24日
  • 警察庁から来た男(新装版)道警シリーズ

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    ネタバレ

    藤川なんで来たん?って心でツッコミ入れてしまった。(否定的な話ではない)
    スタバのくだりがいちいち気になるけど嫌いじゃない。
    新宮が被害者の子が好み、で最後を締めちゃうの、いかんな〜。それは最初だけにしておいてくれ。と思いつつ……。

    佐伯新宮の現場組と藤川津久井小島の監察組が直接のやり取りをしないで進むのが面白かった。

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    2025年06月20日
  • 地層捜査

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     時効事件を再捜査する「特命捜査対策室」シリーズ第一作。
     今回の舞台は荒木町。非常に狭い地域で起きた殺人事件の再捜査。被疑者が全く浮かんでいない中の捜査ということもあり、最初から難航する。地上げ絡みか、はたまた怨恨か。いろいろな可能性が考えられる中、当時は見えていなかった人間関係も見えてくる。様変わりしたから、かえって見えてくるものもある。そうしたことに気付かされる作品。

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    2025年06月17日
  • 左太夫伝

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    ネタバレ

    「武揚伝」「英龍伝」に続く幕末人物伝です。

    玉虫左太夫?お恥ずかしながら全く知りませんでした。
    仙台藩出身で蝦夷地調査や遣米使節団に同行して記録を残した人で、奥州戦争で非業の死を遂げた人でした。
    先見の明がありながら、時代に翻弄された人物を知ることができてよかったです。

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    2025年06月07日
  • 巡査の休日(新装版)道警シリーズ

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    章と章に脈略が薄く読み難さを感じた。最終章辺りで作者がこのような設定にしたのか理解出来た。警察と言う職務に向かい合う姿勢はそれぞれではあるが、共通点もある生き方をしているように感じた。最後は、「皆さんお疲れ様でした」って言いたくなリました。

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    2025年06月03日
  • 遥かな夏に

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    あなたは、私の祖父ですか・・・
    女性の祖母は、未婚のまま出産し、何も語らずに亡くなる・・・
    1976年のベルリン国際映画祭での真実とは・・・

    昔の映画好きの方には面白い作品なのですかね。
    昔の映画が詳しくないので話に入るのにかなり苦戦しました。
    また、時代は背景もあんまりしっくりこなかったです。

    それでも人それぞれの生き方があると感じる作品でした。
    もう少し大人になったら読み返してみたら違う視点で読めるのでしょうか?
    僕には早い作品だった気がします。

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    2025年04月29日
  • 遥かな夏に

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    映画好きの団塊世代には、たまらなく楽しい物語なのかなぁ。延々と続く堂々巡りの「誰が祖父か」の推理、退屈。振り返れば、今も続く韓国の混迷の政治は戦後ずっと。それに翻弄されて来た個人の人生、やりきれない思い残った。佐々木さんも幕下ろそうとしているのかなぁ。道警シリーズだけでいいか。

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    2025年04月09日
  • 真夏の雷管

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    北海道警察の第8弾。
    仲間たちが、また動き出す。
    万引きした少年を補導し、署に連れてきて事情を聞いていたが逃げられてしまう。
    一方、園芸店から盗まれた爆弾を作れるという化学肥料や雷管。
    そこから、爆弾事件へと発展する。
    万引き少年を見つけるために、煮え切らない母親に何度も連絡を取る小島百合、窃盗犯を見つけるために奔走する佐伯と新宮コンビ。
    そして、津久井も加われば怖いものなし?
    佐々木さんの刑事ものは会話のテンポが良くて、なんか臨場感がある。

    2025.3.28

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    2025年03月28日
  • 沈黙法廷(新潮文庫)

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    警察モノから、舞台は法廷へ
    女性が、人生を隠すように生きるのは、宮部みゆきの「火車」を連想した。こちらの方が、まだ再生への希望がありそうだった。

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    2025年03月16日
  • 遥かな夏に

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    大宮真紀の祖父探しに協力する本庄裕也。ベルリン国際映画祭や映画製作に熱中したほろ苦い学生時代を回顧する。映画に疎いため、感情がついてゆけず残念。爽やかな大団円でした。

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    2025年03月14日
  • 遥かな夏に

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    1976年のベルリン国際映画祭が舞台なので、この時代を知っている世代(今の50・60代以上か)か、よほど映画好きでないと全く面白くないと思われる作品。私は当時小学4年生で、時代の雰囲気が何となくわかる程度だが、そこそこ映画は観てるので、70年代の映画事情もそれなりに理解できたし、面白かった。ただ、ストーリは結構ありきたりだし、登場人物もいけ好かないヤツらばかりで、結局映画オタクの自慰行為を読まされている雰囲気ではある。あまりオススメはできないな。。

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    2025年02月07日
  • 遥かな夏に

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    関係者たちの反応や記憶の曖昧さもあったので、実は私が祖父だった的などんでん返しを期待してしまった。やっぱり刑事モノの方が作者の本領発揮される気がする。

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    2025年02月06日
  • 地層捜査

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    佐々木譲さん、刑事ものの新シリーズ。所謂、コールドケースもの。時効がなくなった日本でかつて発生した老女殺人事件の真相を追う、というそれだけの話ながら流石に読ませる。東京の荒木町の風土や事件が起こった時の時代背景や登場人物の掘り下げ方などベテランでなければ書けないように丹念に描いていく。佐々木さんは事件と発生した土地との関連性を結びつけるのが上手いように思う。あっさりとした中にも深い余韻が感じられバーで飲んでいるような読書体験が楽しめる。

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    2025年01月18日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    警察小説アンソロジー
    「オール讀物」2023年6月号掲載(+書下し2)
    佐々木譲の入れ墨問題は最近緊張感を味わったw
    乃南アサの古き良き警察モノは読後感が最高
    松嶋智左の女性刑事モノは秀逸、特殊なヤギノメw
    初めての大山誠一郎、理屈は分かるケド荒唐無稽
    長岡弘樹、秘かな執念、悲惨にならなくて良かった
    櫛木理宇氏は青春作品を引きずるが切れ味は良し
    今野敏、主役をあーだこーだと小さな事で悩ませる
    長岡氏の教場シリーズ借りる事にしたw

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    2025年01月08日
  • 代官山コールドケース

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    地層捜査の続編。解決した筈の17年前に代官山で起きた殺人事件。ところが新たな殺人事件で同じDNAが見つかり、水戸部刑事が女性刑事とバディを組んで捜査する。前回も登場した科捜研の中島翔太の活躍が捜査を後押しするのが爽快。相変わらず丁寧に街を描いててリアル。

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    2024年11月26日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    初出が古い作品があったり、番外編が多かったりと気になる点もあったが全体的には良かった。
    特に長岡弘樹「噛みついた沼」が良かった。

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    2024年11月08日
  • ユニット

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    まず…序盤で『あぁ〜こんな展開になるんだろうな』と想像がつきます。
    が、!!!安心してください、多分、想像を超えてくれます^ ^

    4人の目線でかなり早いペースで進んでいくので、すいすい読めちゃう。
    途中の思い違いであったり、偶然が重なったり…そして終盤のスピードはすごい!

    で、タイトルにもなってる『ユニット』
    被害者ユニットvs.加害者ユニット
    そんな感じですかね〜。
    楽しく読ませていただきました♪

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    2024年10月29日
  • 冒険者カストロ

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    ネタバレ

    今日の1日で読みきった。
    圧倒的民主主義の日本では共産主義、社会主義が好ましく捉えられていないので、これまで革命について深く知ることがなかった。そんな中でこの本を読んで革命も国のために行うというごく当たり前のことを知った。キューバの腐敗した政府から政権を取るために奔走したフィデル・カストロの物語は、自分に高揚感を抱かせてくれた。何度も頓挫しながら腐敗した政府をあらゆる手段で攻撃し続けて最終的に武力で打破したことが何よりも印象に残った。またキューバ危機についての理解も深まり、社会科の教員になるための知識が得られてとても嬉しい。
    このカストロやヒトラーなど一国を大きく変革する人物は、言葉を巧みに使いこなす雄弁術を持っている。それだけ言語の力は多大なのだと思った。

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    2024年10月03日
  • 牙のある時間

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    本屋でジャケ買いならぬカバーと題名に惹かれてカバー買いした本です。内容は北海道にゆかりがある自分としては読んでて描写がしやすくそれなりに楽しめた作品でした。

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    2024年09月23日
  • 笑う警官(新装版)道警シリーズ

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    面白い警察小説が読みたいと思い、本作と次作をまとめて購入したものの、古い若者像やアウトロー像にやや冷めてしまった。無理にキャラクター作らなくてもいいのになぁ。独自の捜査本部もリアリティに欠け過ぎてて入り込めず…

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    2024年08月25日