佐々木譲のレビュー一覧

  • 警官の条件

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    4年前に読んだ『警官の血』の続編。2月に出たのだけれど、今度は上下巻ではなく一冊で結構な厚さだったものだから、少し仕事が落ち着いてからと思って4月に購入したところ1,000円を超しちゃった。恐るべし、消費税8%…。
    前作のお話が引き継がれ、今回の主人公は、安城家の三代目・和也と、前作で和也が“売った”上司の加賀谷。
    覚せい剤の流通ルートで起きた変化を巡る捜査を語って、目指す謎解きはシンプルながら、和也と加賀谷の因縁、同じ組対の中での組織間の軋轢、刑事一人ひとりの捜査スタイルの違い、エスの存在、変化する暴力団の姿などが重層的に語られ、実際にあった事件を塗しながら進む話に、厚いページにも繰る手は進

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    2015年08月23日
  • 警官の条件

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    前作の「警官の血」をまた読み返したくなりました。不器用ながら自分の考える警官という信念を曲げずに捜査する男たちが本当にかっこいい。

    加賀谷と安城という、対照的な二人の主人公。
    捜査の進め方は全く違うものの、二人の根本にある警官魂に感動します。

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    2014年04月27日
  • 警官の条件

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    やはり佐々木譲は警察小説に限る。
    800ページ以上あったがすぐに読める。

    リアルすぎて淡々と話が進む感じがするかもしれないが、これがいいのだ。

    拷問のシーンはほんまにリアル。

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    2014年04月26日
  • 巡査の休日

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    北海道警を舞台にしたキャリア不祥事を暴露した刑事のその後のお話のシリーズのひとつ。
    作者の戦略かも知れないが、登場人物が多すぎ、今ひとつ私の頭では整理できない。そのくらい、複数のストーリが絡み合っているということか? ただし、最後はなんとなく、まとまってひとつの結論に向かうというのは、今ひとつ・・・か?

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    2014年04月21日
  • 制服捜査

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    何と言っても主人公の造詣がいい。警官らしい警官。駐在さんにもかかわらず、こんなにきれて人間味のある人って実際にはいるのかな。

    また、舞台の設定もいい。地方の小さな町ってこんな感じなんだろうな。

    お話的には「割れガラス」が一番良かった。大工の人間味がなんとも言えずいい。こういう人が生きにくい世の中ではいけないが、今の日本はどうなんだろうか。

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    2014年04月13日
  • 制服捜査

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    北海道の片田舎の駐在所勤務となった元刑事が主人公の短編集。刑事が活躍する警察小説ばかり読んでいたので、そんな小説の中では脇役に過ぎない駐在さんにスポットが当たっているこの作品は、とても新鮮だった。佐々木譲は短編も面白い!

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    2014年04月13日
  • 警官の条件

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    ネタバレ

    下巻で強烈な存在感を発していた加賀谷がまた登場。序盤以外、加賀谷の心情があまり描写されていなかったがその分想像を膨らませることができた。和也が最後に「親爺さん」と呼んだときはうるっときてしまった。

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    2014年04月06日
  • 警官の条件

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    「警官の血」のすぐ後の話で「あの続きが読める」と楽しく、また安城二課vs加賀屋五課になるのかと、久しぶりに次が気になり一気に読んだ。

    加賀屋逮捕から、10年が経つが警察組織が弱くなり、再度加賀屋登場。警官をも殺した麻薬組織を追い詰めていく話。
    安城、加賀屋の捜査手法のコントラストも面白く、警察組織の動きを興味深く読める、ラストはもの足りな目。

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    2014年04月04日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    2014.04.03 最初、進まず何回か積読だっが、民雄の項からスピード感が出て面白くなってきた。下巻が楽しみです。

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    2014年04月03日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    三代の警官の人生を通して警察の仕事というものを見直していくような小説。駐在所に配属された安城清二が求めていたものは何だろう。息子の民雄が父の姿を通してみたものはなんだろう。警察官という職業を通して戦後の時代や上野、谷中といった土地をを描いていくところも興味深い。ミステリーの謎の部分がでてくるのは下巻からだろうか。

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    2014年03月15日
  • 夜を急ぐ者よ

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    今から20年以上前に書かれたハードボイルド小説。佐々木譲の初期の作品。

    非合法組織に追われる原口泰三は沖縄に逃亡、そこで、偶然、過去に愛し合った女、順子と再会するのだが…

    泰三と順子のそれぞれの過去は詳細に描かれるのだが、泰三の逃亡の理由、泰三を追う非合法組織の正体は上辺しか描かれない。それ所以、物足りなさを感じる作品となっている。

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    2014年03月07日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    続編が文庫本になったので、それを読む前に再読。意外と結構覚えていないな。楽しく読める。レビューは最終巻で。

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    2014年02月26日
  • 制服捜査

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    短編小説。
    一番最後に収録されている話が一番好き。
    駐在警官は捜査ができないらしく、なんともやるせない気持ちで終わる話がほとんど。
    最初はえー、と思ったけれど、その中でどうやってやっていくか、どう気持ちを持っていくかというようなのが話の大事なところなんだと思う。

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    2014年02月10日
  • 制服捜査

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    暴雪圏の前のお話。
    川久保篤巡査部長のような駐在さんが自分の町に居てくれたら、安心して暮らせるなぁと思うくらいに、親しみのある主人公だ。
    志茂別町の防犯協会が、もっと駐在さんを信頼してくれたら、もっと暮らしいい町になるはず。

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    2014年01月03日
  • 北辰群盗録

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    ネタバレ

    天才とナントカは髪一重……とかいう言葉があるけれど、なんとなく分かる気がした。

    “妄執”の果てに残った者は……?

    「史実によるエピローグ」の“史実”にニヤリ。
    ……佐々木讓は、こういうところが上手い!

    ★4つ、8ポイント。
    2013.12.21.了。図。

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    2015年05月28日
  • 暴雪圏

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    【韓国語多読10弾】警察小説の形式を借りた保安官モノ。主人公は北海道警察内の大人事異動のあおりを受け僻地の駐在所勤務となった元刑事。彼を保安官として機能させるため著者は彼岸荒れという春先の暴風雪による閉鎖空間を設定する。一見、さまざまな事件を並行して描いていくモジュラー形式に見えるが伏線と思われた出来事が何の受け手もないまま終わってしまう。ミステリとみればかなり唐突なエンディングだが西部劇と考えればこれも伝統的手法と言えよう。あの名作『シェーン!』も盛り上げるだけ盛り上げて瞬きする間もなく決闘場面が終る。

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    2013年12月17日
  • 密売人

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    ランチで情報交換はちょっと非現実的な感じもするが、
    面白かった。
    ただ、もうちょっとと思う物足りなさも相変わらず。
    もっと長編にしても良いと思うんだけどなー。

    佐伯宏一のハイテク化(死語?)の進展が、
    時の流れを感じさせる。

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    2013年11月17日
  • 密売人

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    道警シリーズは、初めて読んだ。
    ちゃんと順番通りに読んでいれば、もっと人間関係で楽しめたのではないかと思う。
    干されながらも、もくもくと仕事をこなし、犯人逮捕にこぎつける。
    たのもしい。
    今度は、笑う警官から順に読んでみようと思う。

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    2013年11月10日
  • 暴雪圏

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    猛吹雪に見舞われた北海道が舞台の警察小説。
    最初の頃は何の関連もなさそうだった小さな事件が、途中からだんだんつながり始め、最後には1つになる。
    関西で生まれ育った自分には想像もできない暴雪の怖さと、話の展開の上手さの両方に惹き込まれました。

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    2013年10月26日
  • 制服捜査

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    村に新しく赴任した駐在さんの物語である。
    防犯協会を中心とした何とも言えないどろどろ感が良かった。


    なお、暴雪圏の前作に当たる。

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    2013年10月18日