佐々木譲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
4年前に読んだ『警官の血』の続編。2月に出たのだけれど、今度は上下巻ではなく一冊で結構な厚さだったものだから、少し仕事が落ち着いてからと思って4月に購入したところ1,000円を超しちゃった。恐るべし、消費税8%…。
前作のお話が引き継がれ、今回の主人公は、安城家の三代目・和也と、前作で和也が“売った”上司の加賀谷。
覚せい剤の流通ルートで起きた変化を巡る捜査を語って、目指す謎解きはシンプルながら、和也と加賀谷の因縁、同じ組対の中での組織間の軋轢、刑事一人ひとりの捜査スタイルの違い、エスの存在、変化する暴力団の姿などが重層的に語られ、実際にあった事件を塗しながら進む話に、厚いページにも繰る手は進