佐々木譲のレビュー一覧

  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    最後がなー
    展開もあってサクサク読んだけど
    最後がなー
    すっきりしないというかへーというかあまり面白くない結末
    これだけ引っ張って
    これかぁ
    というのが感想

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    2026年06月15日
  • 横浜共同租界

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    舞台は2026年の横浜。ただし中心部が米英仏中露、5カ国の共同租界となっている。ただSFという訳ではない。単にその方が舞台設定がハマると考えたのだろうが、成功しているとは思えない。ストーリー展開に必要とも思えない。
    主人公は警察崩れの探偵、免許なし。バーの上に住む。ハードボイルドだ。ちょっと魅力的ではあるが、租界設定と密接な関係があるとも思えない。
    関係ないが、てにおは等みすが多い。真面目に校正をやってほしい。

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    2026年06月14日
  • 鉄騎兵、跳んだ

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     警察小説で名高い著者の表題作含む初期短編5編を収めた作品集。スポーツ小説集と言ってもいいかもしれない。ただタッチは決して軽くなく、重厚な感じを受ける。

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    2026年06月08日
  • 裂けた明日(新潮文庫)

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    どういう状況か理解するのに時間がかかったけど、リアルな感じというか、こんなことあったらこうなるかなというのが凄く絶妙で面白かった。
    東京とか、出てきた場所に土地勘があったらもっと楽しめただろうなー

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    2026年06月02日
  • 回廊封鎖

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    かつて日本中で利用者からひどい搾取をした
    消費者金融「紅鶴」関係者へ報復するお話
    清掃会社を経営する主人公は元紅鶴の利用者
    そしてそこで働くみんなも。
    緻密な計画と実行力で何件か報復を成功させてある。
    突然湧いて出た大物ターゲット、紅鶴社長の息子で元専務。国際的なパーティーと厳戒態勢の警備の中、今回の計画も成功するのだろうか。
    そんな主人公の企みに気付きそうな警官もいて。

    もちろん報復は良くないことですが、
    自分たちの正義を強く感じるため
    ついつい主人公グループを応援してしまいたくなるお話しでした。

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    2026年05月20日
  • 廃墟に乞う

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    ある事件によるトラウマで休職中の仙道が出会う事件の数々、全6話の短編

    初めての著者作

    全話に割と共通しているのは、
    読者の想像に委ねながら、その"余地"が広いということ。
    しっかりと最後まで描くことは無いだろうが、ちょっと物足りない。
    まるでライブでボーカルがマイクを観客に向けるかのよう。
    そしてその割合が多い。
    そんな印象だった。

    好みの問題でもあろうが、もっとスッキリさせて欲しかったかな。

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    2026年05月11日
  • 佐伯警部の推理

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    今度は警部となった佐伯が函館で活躍する。途中で展開が読めてしまい盛り上がりキレなかった。残念。3.3

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    2026年04月02日
  • 分裂蜂起

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    後半は一気読み。パラレルワールド的なフィクションなので歴史説明や地理解説はある程度必要だろうけどやや冗長で読み飛ばしてしまった。ラスト現実に融合された感あるが、続編あるか?

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    2026年03月08日
  • 佐伯警部の推理

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    「道警」シリーズ第2弾
    警部に昇進し、札幌から函館方面本部捜査課に配属

    佐伯は淡々としているため、周りの登場人物が如何に魅力的かだと思うが、まだ新シリーズ第1弾のためか弱い

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    2026年03月03日
  • 鉄騎兵、跳んだ

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    短編集でした。
    バイクものだろうと思って読んでみた。
    悪くない。
    ただ、作中の年代が古い…
    5篇あって最後のだけバイク出てこないし異質…

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    2026年02月01日
  • 雪に撃つ

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    道警シリーズ9番目。
    お馴染みのメンバーが札幌の雪まつり前夜祭に起こった自動車窃盗事件から始まった拳銃発砲事件に望む。
    雪まつりは地元以外にも観光客が多数訪れる一大イベントである。
    そんな中、これ以上の発砲等で大きな事件が起こるのは防ぎたい道警。
    メンバーたちは雪まつりどころではないが、道警らしいイベントが舞台なのは、なかなか興味深い。

    2025.12.15

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    2025年12月15日
  • エトロフ発緊急電

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    1990年第8回 日本冒険小説協会大賞
    1990年第43回 日本推理作家協会賞(長編部門)1990年第3回 山本周五郎賞

    『ベルリン飛行指令』
    『ストックホルムの密使』
    と共に佐々木譲の戦争三部作の1作

    そして、今日は真珠湾攻撃のその日。
    本書冒頭の「はしがき」にも
    〈1941年12月7日、オアフ島真珠湾の米国海軍太平洋艦隊基地が奇襲された〉
    と始まり、歴史上の重大な瞬間へと読者を引き込んでいきます。

    ストーリーの基軸は、真珠湾攻撃の情報がアメリカ側の日系人スパイによって事前に察知されていたのか、そして第二次世界大戦中の諜報活動とはどのように行われていたのか、という点にあります。
    読み進めるうちに、私は自分が「北方」を何も知らなかったことに驚きます。千島列島には、クリル人と呼ばれたアイヌ民族が生活しており、隣国ロシアとの混血も存在していた。酷寒の自然と厳しい環境の中で営まれる暮らしがあったのです。
    そして当時の日本は、他国との開戦以前から、この地に対し厳しい支配と侵略を強いていたのだと、改めて思い知ります。

    第二次世界大戦下のインテリジェンス小説として読めるのでは、と期待していました。けれど実際に描かれていたのは、訓練されたスパイの鮮やかな諜報戦というより、日本を恨み、複雑な出生を背負った男の力ずくの潜入劇。エトロフを目指すその道のりには、荒々しさと生々しい人間味が濃く漂っています。

    私の中にあるスパイ像の柳広司『ジョーカー・ゲーム』のような知略に満ちた冷静さ――とはかなり異なったアプローチでした。

    真珠湾へ向かう艦隊が、単冠湾にひそかに集結していた――その情報を送る緊急電。この場面は歴史のリアリティを感じさせるものの、カバーに描かれた繊細な空母の姿とは裏腹に、「この物語の軸はどこにあるのか?」と、後半になるほど揺らぎが生じてしまい、大作でありながら掴みきれない印象が残ります。
    とはいえ、開戦前の日本の緊張感や
    北方の地元民の様子等、読みどころは
    この長編の中に幾つもあります。

    私がもっとインテリジェンスの奥行きを読むつもりだったんですね、きっと。

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    2025年12月08日
  • 佐伯警部の推理

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    佐伯警部が函館方面本部捜査課に勤務してすぐに、工業団地近くの岸壁から発見された変死体の捜査にあたる。
    深夜に110番通報があり、犯人は複数で海に放り込んだか…。
    身元が判明し、家族や会社関係などを地道に調べていく。

    派手な動きはなく、ひたすら聞き込みと防犯カメラを見るなどして、突き詰めていく。
    警察内部の連携や信頼で地味ながらもこれが捜査だとわかる動きだった。



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    2025年11月11日
  • 佐伯警部の推理

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    いろいろ推理を巡らせたが、結局は後半に口を割った関係者の供述と防カメリレーで解決なのは残念。犯人逮捕を9割くらいのところで済ませて残りを首謀者の取り調べとかにしてほしかった。

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    2025年11月04日
  • 北帰行

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    佐々木譲氏と言えば、北海道警シリーズが有名。本作は警察モノではなく、ロシアのヒットウーマン・ターニャと彼女を案内する旅行代理業の男・卓也が主人公。妹を殺されたターニャがヤクザに報復し、東京、新潟、稚内と逃げていく。578ページ、最後は予想外だった。道警シリーズの方がお勧め。

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    2025年10月28日
  • 佐伯警部の推理

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    佐伯警部シリーズは初めて読みました。
    視点人物の切り替え等はなく、ひたすら佐伯視点で事件の捜査が描写される。
    犯人側の回想等もなく、佐伯が知りえない事実は描かれない。
    東野圭吾や宮部みゆきなどの現代ミステリを読みなれていると、少々戸惑いも感じるが、
    捜査の追体験という得難い経験をさせてくれる。

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    2025年10月27日
  • 佐伯警部の推理

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    「北海道警シリーズ」のシーズン2。
    津久井が撃たれた厚岸の事件から一年、警部に昇任し警察大学校での研修を終え、函館方面本部捜査課の課長補佐に配属された佐伯宏一。

    函館の土地勘養うべく日々部下の運転する捜査車両で市内を走っているという設定からか、事件捜査に絡めての函館の道路や街の様子がかなり詳しく描かれる。それはそれで、行ったことがあると風景も浮かんでくるのだが、ちょっとその辺の説明がくどすぎて、肝心の事件が身に入ってこない。
    事件捜査は佐伯が関係者に話を聞いたことが悉く事件の本筋だったりでなかなか都合がいいし、事件そのものも警察ものにありがちなスピード感とかワクワク感がなくて地味な感じ。

    新宮巡査部長の近況が知れたのはシリーズファンとしては嬉しいが、小島百合はもう出てこないんだな〜と少し寂しかったり。
    「ブラックバード」のような行きつけの店ができてそこでの人間関係とかができてくると、シリーズとしてはまた楽しくなってくるのかな。
    今回は新シーズンの導入ということで様子見。

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    2025年10月19日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    三代に渡る警察官の物語完結編。
    二代目の民雄は父と同じ谷中の駐在として赴任する。そこで父の死の真相、父が追っていた二つの殺人事件について調べていく。そこで父が死亡した当日の火災のときの写真を入手し、そこに知っている顔がある事に気がつく。その頃、立てこもり事件が発生し、ひとり現場に乗り込み、民雄もまた殉職する。
    三代目の和也もまた警察官となる。和也もまた警務部のスパイとして密命をおびて内定を始める。
    和也はついに、父や祖父の死の真相に迫っていく。真実の果てに彼がとった行動は、警察の組織人として、三代に渡り組織に翻弄されてきた末の、正に、しぶといものであった。

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    2025年10月12日
  • 降るがいい

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    初期の短編集に通じる人間関係の機微を描いた物語。
    このようなテイストの作品ももっと書いてほしいと思った。

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    2025年09月02日
  • 人質(新装版)

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    北海道警
    冤罪被害者が札幌のバーに人質と立て籠る。要求は当時の県警本部長の謝罪。その裏には、政治家の裏金を身代金として要求するホンモノの狙いがあった。
    面白い

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    2025年06月24日