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Posted by ブクログ
<北海道警察シリーズ>の新作である。『笑う警官』、『警察庁から来た男』、『警官の紋章』、『巡査の休日』、『密売人』、『人質』、『憂いなき街』と意外に長く続いているシリーズということになる。各シリーズに登場する御馴染みな面々は、この『真夏の雷管』でも健在である。
御馴染みの面々が扱う「一寸した事案」というのが在って、幾つかの出来事がパズルのピースというようになって、それらが次第に組み合わさって少し大きな画になって行くという、このシリーズらしい展開となる。
万引きに及んだ、少し不審な様子の少年…個人経営の園芸用品の店で起きた肥料の盗難…そんな事案が「とんでもない?!」ことに結び付いてしまう。近年の北海道の、JRの色々な事柄や、「子どもの親になり切れない?」というような保護者という問題と、“社会派”な要素も加わる。
札幌が舞台の物語で、個人的には“土地勘”が在り、作中に出て来る場所に関して「これは…明らかにあそこがモデル…」と判るモノも幾分在った。更に…終盤に出て来る札幌周辺の列車の様子も、非常によく判る感じだ…そういうことも手伝って、少し強く入り込んで、夢中になって読んだという一面も在った。
非常に愉しい一冊!!
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