佐々木譲のレビュー一覧

  • 新宿のありふれた夜

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    警察小説の著書特集の棚で見つけた。著者は良く知られた方ですよね~映画化作品あるし。でもそっちは買う気にならずに、冒頭パラ読みしてすぐ購入決定。設定展開がモロ好み。すらっと読めた。脇を固めるキャラをもっと深くエピソード絡めて書けばもっと面白いんじゃ…と思ってしまう。加筆してくれても全然いいんだけども(笑)

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    2010年05月28日
  • ストックホルムの密使(下)

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    面白かった、と余韻に浸れる作品。第2次大戦3部作のトリを飾るに相応しいボリュームに、苦もなくスッキリと読ませる文体は素晴らしい。後半でドタバタ展開する状況に振り回される四郎には、ちょっと同情。

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    2010年03月27日
  • ストックホルムの密使(上)

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    面白かった、と余韻に浸れる作品。第2次大戦3部作のトリを飾るに相応しいボリュームに、苦もなくスッキリと読ませる文体は素晴らしい。後半でドタバタ展開する状況に振り回される四郎には、ちょっと同情。

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    2010年03月27日
  • ハロウィンに消えた

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    日米文化摩擦が招いた悲劇を扱ったミステリー。他の著作と同様最後まで一気に読んでしまう面白さ。読後感もいい。

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    2013年10月26日
  • 冒険者カストロ

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    革命の象徴としてはゲバラが真っ先に挙げられ、イデオロギー的理由もあるだろうけど、カストロ中心で語られることは少ない。

    しかしながら、長年に渡ってキューバを指導してきた実績から見ても、とんでもない指導力、カリスマ性の持ち主であることには間違いない。その一端を見られれば、と思って読み始めた。

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    2010年06月06日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    過酷な勤務で精神を失調し妻に暴力をふるうようになる民雄も、父と同じ谷中で駐在所勤務になる。
    再び訪れる地元の人々との交流の日々。警官を志した時の思いが呼び起こされ、父・清二の死と清二が調べていた二つの事件の真相に辿り着いたと思しき中で、謎は謎のまま、時代は和也に引き継がれる。
    祖父、父と同じ道を選んだ和也もその血ゆえに初配置から特殊な任務に就き、そして、三代に亘った謎解きと警察組織の在り方に同時に決着をつける。
    全ての罪は相対的なものだと知り、町のお巡りさんの気分を忘れずに吹く和也のホイッスルの響き。
    清二の実直さとも民雄の繊細さとも異なり最も警官になりそうになかった和也が最もしたたかに生き抜

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    2015年08月23日
  • 冒険者カストロ

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    キューバ革命のリーダーであるフィデル・カストロの半生が書かれています。キューバ危機についてもわりと詳しく書かれています。

    今年でキューバのトップの座を降りたカストロ。子どもの頃に感じたカストロのイメージは、冷血な独裁者というものだったが、完全な偏見だったと感じた。勇気ある熱血な指導者だったのは間違いない。

    世界の常識となりつつある資本主義と真正面から戦い続けた国の今後が非常に気になる。

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    2009年10月04日
  • 駿女

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    義経自害後の奥州合戦を描く。義経の落胤を巡って頼朝を描く佐々木史観が興味深い。一族を滅亡させた頼朝に果敢に挑む蝦夷との混血少女由衣の活躍が物語をひっぱる構成がすばらしく、飽きさせない。

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    2013年10月26日
  • ベルリン飛行指令

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    太平洋戦争開戦前、海軍航空隊の凄腕パイロット2名が、新鋭機「零式艦上戦闘機」を対英戦まっただ中のベルリンへ、敵勢力圏を突破し空輸するという物語。警察モノで昨今有名な著者ですが、このあたりのジャンルも巧いですね(警察モノ読んだこと無いけど・・・)。ストーリーもリアリティ抜群で、スケールも大きく、おもしろかったです。ただ、終わり方がちょっと寂しいというか、もう少し爽快感みたいなものがほしかったなぁ、と。

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    2011年09月25日
  • ユニット

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    冒頭のシーンはかなりグロイ。一気に主人公に感情移入するほどに加害者を憎悪させる描写だ。少々厚みのある本だけど一気に読ませてしまう。悪を徹底的に悪にしきっている所が、小気味いい。これなら「何が善で何が悪か」なんて考えないで、ストレートに入っていける。でも、一気に読ませるだけのエンタメ小説で終わらない、何かが残る作品。

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    2011年09月04日
  • 夜にその名を呼べば

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    ネタバレ

    2008/5/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2021/4/17〜4/21

    1992年の作品。1986年、ソ連崩壊前のベルリンで、ココム違反の貿易を行ったとして、日系企業の社員である神崎哲夫は追い詰められる。さらには、殺人犯としても陥れられ、起死回生の一策として東ベルリンに亡命する。20年後、日本に居た関係者たちに神崎からと思われる手紙が届く。小樽港に集められた関係者たちが次々殺されていく。果たして・・・。ちょっと古い感じもするが、久しぶりにこういうタイプの小説を読んだ。90年代初頭は志水辰夫さんなど、こういう作品がたくさんあったなぁ。やっぱりこういうの好きだ。

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    2021年04月21日
  • 夜にその名を呼べば

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    16年ぶりの再読。初めて読んだときは、結末にやや拍子抜けした覚えがあるのですが、今回は一部ハード、反面ロマンティックな描写もある物語をじっくり味わうことができました。気になったことを一つ。登場人物の一人に海外からの郵便物が送られてくるのですが、管轄の郵便局名が実際とは(おそらく)違っているように思います。小さいことですが。

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    2012年07月08日
  • 鉄騎兵、跳んだ

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    短編集でした。
    バイクものだろうと思って読んでみた。
    悪くない。
    ただ、作中の年代が古い…
    5篇あって最後のだけバイク出てこないし異質…

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    2026年02月01日
  • 雪に撃つ

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    道警シリーズ9番目。
    お馴染みのメンバーが札幌の雪まつり前夜祭に起こった自動車窃盗事件から始まった拳銃発砲事件に望む。
    雪まつりは地元以外にも観光客が多数訪れる一大イベントである。
    そんな中、これ以上の発砲等で大きな事件が起こるのは防ぎたい道警。
    メンバーたちは雪まつりどころではないが、道警らしいイベントが舞台なのは、なかなか興味深い。

    2025.12.15

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    2025年12月15日
  • エトロフ発緊急電

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    1990年第8回 日本冒険小説協会大賞
    1990年第43回 日本推理作家協会賞(長編部門)1990年第3回 山本周五郎賞

    『ベルリン飛行指令』
    『ストックホルムの密使』
    と共に佐々木譲の戦争三部作の1作

    そして、今日は真珠湾攻撃のその日。
    本書冒頭の「はしがき」にも
    〈1941年12月7日、オアフ島真珠湾の米国海軍太平洋艦隊基地が奇襲された〉
    と始まり、歴史上の重大な瞬間へと読者を引き込んでいきます。

    ストーリーの基軸は、真珠湾攻撃の情報がアメリカ側の日系人スパイによって事前に察知されていたのか、そして第二次世界大戦中の諜報活動とはどのように行われていたのか、という点にあります。
    読み進

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    2025年12月08日
  • 闇の聖域

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    佐々木譲『闇の聖域』角川文庫。

    カッコいいタイトルに惹かれて購入。開戦前夜の満洲が舞台の警察サスペンス小説という触れ込みであるが、後半になると伝奇小説の趣きを見せてくる。しかし、それが災いしたようでどっち付かずの中途半端な作品に仕上がってしまったようだ。

    さらには連続殺人を続ける犯人の動機やその正体が明らかにされぬまま結末を迎えたことで、全てが消化不良の読後感であった。

    佐々木譲と言えば、警察小説のイメージが強いのだが、このような佐々木譲の伝奇小説を読んだのは初めてである。


    開戦前の満州が舞台となる。大連駅近くの空き地で男性の遺体が見付かった。遺体の頸動脈には凶器不明の不審な裂傷が残

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    2025年11月28日
  • 佐伯警部の推理

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    佐伯警部が函館方面本部捜査課に勤務してすぐに、工業団地近くの岸壁から発見された変死体の捜査にあたる。
    深夜に110番通報があり、犯人は複数で海に放り込んだか…。
    身元が判明し、家族や会社関係などを地道に調べていく。

    派手な動きはなく、ひたすら聞き込みと防犯カメラを見るなどして、突き詰めていく。
    警察内部の連携や信頼で地味ながらもこれが捜査だとわかる動きだった。



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    2025年11月11日
  • 佐伯警部の推理

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    いろいろ推理を巡らせたが、結局は後半に口を割った関係者の供述と防カメリレーで解決なのは残念。犯人逮捕を9割くらいのところで済ませて残りを首謀者の取り調べとかにしてほしかった。

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    2025年11月04日
  • 北帰行

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    佐々木譲氏と言えば、北海道警シリーズが有名。本作は警察モノではなく、ロシアのヒットウーマン・ターニャと彼女を案内する旅行代理業の男・卓也が主人公。妹を殺されたターニャがヤクザに報復し、東京、新潟、稚内と逃げていく。578ページ、最後は予想外だった。道警シリーズの方がお勧め。

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    2025年10月28日
  • 佐伯警部の推理

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    佐伯警部シリーズは初めて読みました。
    視点人物の切り替え等はなく、ひたすら佐伯視点で事件の捜査が描写される。
    犯人側の回想等もなく、佐伯が知りえない事実は描かれない。
    東野圭吾や宮部みゆきなどの現代ミステリを読みなれていると、少々戸惑いも感じるが、
    捜査の追体験という得難い経験をさせてくれる。

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    2025年10月27日