佐々木譲のレビュー一覧
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いまいち
街が主人公の物語
そう考えるべき
ストーリとしては、
父親の死の真相を知るために、北海道の運河町に旅立った岩崎。
20年前に父親が家族を残し、その町の運河で溺死体といて発見。
父親はなぜ、その町に行ったのか?
なかなか話をしない当時の人たち。
ようやくたどり着いた人物から、法科大学の漕艇部の女性の葬儀に参加するために訪れたことを知ります。
なぜ、葬儀に参加しに来たのか?
そして、なぜ、死んでしまったのか?
父親の大学時代に起きた漕艇部の事件。
その真相は?
といった展開です。
これでもかというぐらい、街の詳細な描写が続きます。
ななめ読みして読み飛ばしてしまった(笑)
しかし、 -
Posted by ブクログ
面白かった
少年犯罪と復讐劇とあったので、少年法に対する被害者尾復讐劇と思っていたら、ちょっと違ってました。
しかし、これはこれで楽しめました。
ストーリとしては
17歳の少年に妻子を殺され、自堕落な生活を送っていた真壁。
DVの警察官の夫から逃げてきた裕子。
そんな二人を職場で受け入れた工務店の社長の波多野。
無期懲役だった少年乃武夫が7年ほどで出所。それを知った真壁は復讐を決意します。
一方、DV警察官の門脇は警察官の職権を利用して裕子の行方を追いかけます。
乃武夫のくずっぷり、門脇の悪役っぷりがすごい(笑)
さらに門脇の執拗な追跡が狂気(笑)
真壁の復讐派は結果的に乃武夫の殺害には -
Posted by ブクログ
前作「制服捜査」で登場した川久保篤巡査部長が再び活躍する。前作は連作短編という形だったが、本作は長編。シリーズものではあるが、本作単体でも十分に楽しめる。
全く何の脈絡もない登場人物が、爆弾低気圧という自然の猛威の影響で徐々に一か所に集約されていく、登場人物それぞれの動き(登場人物それぞれの視点から描かれている)が何かに導かれるように焦点を結ぶ様は、読んでいてついのめり込んでしまう。
ただ、登場人物それぞれの視点からの内容が多いので、川久保篤巡査部長シリーズではあるが、必然的に川久保巡査部長の登場部分は少ない。そこが少し物足りない気もするが、余韻を残した終わり方をしているところが気になる -
Posted by ブクログ
事件の真相は、半分くらい読んだとろろでもうヨメてしまった。でも、何回かしか行ったことはないけれど四谷荒木町はとても雰囲気のある印象的な町だったので、その町の歴史や住人たちの記憶・人生が絡まりあって展開するストーリーを、最後まで興味を失わずに読めた。花街があったというのはなんとなく知っていたけれど、花街があった時代を自分だけで想像することは難しいので、こんな時代があの町に…と思うと、とても面白かった。
解説者が「都市小説」という言葉を後書きで使っていて、警察小説というより、その方がしっくりくるなと思った。その町に降り積もった時間の地層を少し掘り起こして見せてもらったよう。また四谷荒木町を訪ねてみ