佐々木譲のレビュー一覧

  • 廃墟に乞う

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    舞台は北海道。とある事件によってメンタルを病んでしまい休職中の刑事、仙道が主人公。療養中で暇を持て余している彼のもとへ、過去の事件で関わりのあった人々から依頼が舞い込む。休職中で警察権限を使えない仙道だが、警察関係の人脈と地道な調査によって事件を解決に導く…というパターンの連作短編集。

    名前は知ってたけど初めて読む作家さん(多分)
    最初、シリーズものの1冊かなと思ったけど違ったようだ。
    表題作の「廃墟に乞う」は第142回直木賞受賞作。さびれた北海道の町の情景が哀愁を誘う。が、正直なんでこれが直木賞に選ばれたんだろう?と思った。
    仙道は優しい人物なんだろうけど、なんだか人物像がぼんやりしていて

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    2024年06月10日
  • 憂いなき街

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    道警シリーズ第7弾。
    今回は個々の恋愛部分が多く描かれている。
    佐伯と小島はもちろん、意外なところでは津久井の恋愛。密かに新宮も頑張っている。
    小説の設定でいうと津久井はイケメンみたいだけど、あまりその印象が持てていない…
    恋愛ネタはあると言っても、殺人事件は起きている。
    普段は冷静な津久井が垣間見せる私情が、時にハラハラさせる。
    そして、それを補うのはやっぱりチームの面々か。

    2024.6.6

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    2024年06月06日
  • 抵抗都市

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    日露戦争に「負けた」日本。終戦から11年たった大正5年、ロシア統治下の東京で、身元不明の変死体が発見された。警視庁刑事課の特務巡査・新堂は、西神田署の巡査部長・多和田と組んで捜査を開始する。だがその矢先、警視総監直属の高等警察と、ロシア統監府保安課の介入を受ける。どちらも、日本国内における反ロシア活動の情報収集と摘発を任務とする組織だった。
    やがて二人は知る。ひとつの死体の背後に、国を揺るがすほどの陰謀が潜んでいることを。
    警察官の矜持を懸けて、男たちが真相を追う!

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    2024年06月05日
  • 廃墟に乞う

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    任務がもとで心身を耗弱し休職中の刑事仙道のもとにかつての知り合いから連絡が入る。
    殺人事件の容疑をかけられている男性を助けて欲しい。
    北海道を舞台に繰り広げられる6つの連作集。
    休職中の刑事だけに事件に踏み込んでいく訳にもいかないが道警の刑事とのやりとりの中で事件を解決に導いていく。
    連作最後にはその後刑事として復職するであろう仙道の姿が予測できる描写があった。
    彼がここに至るまでの壮絶な体験をした事件の詳細を別な一冊として読みたいと思った。

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    2024年05月09日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    第1シーズン完ですか、同じフォーマットではマンネリになりやすいので。さらに第2というのは頭が下がります。

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    2024年04月29日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    道警シリーズ11巻、第1シーズン完結。

    佐伯・新宮は単純な自動車窃盗事件を、小島はスマホ盗難を、津久井は強盗殺人を追っていくと、それらは絡まり合って、1つの事件に結びついていく。
    後半急ぎ過ぎたような感も否めない。
    岩倉牧場がなぜ狙われたのか、なぜ直ぐに警察に連絡しなかったのか、もう少し詰めて欲しかった。

    シリーズ完結とあるように、それぞれの決断が描かれている。次のシリーズはどんな風になるのか楽しみな反面、彼らが揃うこともなくなるのかと寂しさも。

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    2024年04月17日
  • 人質

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    シリーズ第6弾。
    今回も女性警官の小島が奮闘する。
    たまたま誘われたミニ・ピアノコンサートが人質立て籠り事件となったのだ。
    犯人は冤罪で4年も服役していて、コンサートの主役の父親で、当時の警察本部長だった男に謝罪を求めるという中島。
    もう一人は中島の支援者という瀬戸口という男。
    しかし、ただ謝罪を求めているだけというには不可解な部分が多すぎる。
    いつものメンバーが集まって、事件解決に臨むところも頼もしい。

    2024.4.13

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    2024年04月13日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    佐伯さんや津久井さんなど
    お馴染みのメンバーに変化を感じさせて
    ひと区切りとなりました。

    ビッグバードも次の展開ですね。

    次作を楽しみにしています。

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    2024年03月29日
  • 北海道警察 11 警官の酒場

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    道警シリーズ、第1シーズン完結編。
    「笑う警官」から、どれくらいの年月が経っているのか、もう分からないけど、佐伯、津久井、小島の決断を描いた本作。
    本筋から離れながらも、それぞれの場所で活躍を続ける3人だったが、そろそろ本筋に戻る時が迫る。
    車輌盗難を捜査する佐伯、繁華街でスマホを奪われた少女の対応をする小島、機捜として立てこもり事件をスマートに解決する津久井。
    相変わらず、三者三様活躍を続けているが、札幌近くの厚真で起きた強盗殺人事件が3人の追っている事件を結びつけていく。
    今、警察物と言えばこれ!と言うぐらい出て来る「闇バイト」を扱いながらも、これまでの道警シリーズさもきちんと描かれ、40

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    2024年03月19日
  • 地層捜査

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    地層捜査という題名につい惹かれて読んでみた。地層の様に時が重なり、その重なりに埋もれてしまった事件が露わになっていく‥‥昭和の混沌とした夜の街を浮かび上がらせなんともいえない。定年後の相談員の想いと現役捜査員の想いがたまらなく哀愁を感じる。

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    2024年02月25日
  • 密売人

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    道警シリーズ第5弾。
    津久井や佐伯のチームワークと正義感が魅力だと思う。
    今回も北海道で同時に起こった事件に、ある共通点があると気付き、それぞれの役割の中で信頼を通じて情報を共有しながら、事件の本筋へと近付いていく。
    過去に組織へ逆らったと懲罰人事を受けながらも、本来の職務を全うする津久井や佐伯の姿はカッコ良すぎる!

    2024.2.22

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    2024年02月22日
  • 帝国の弔砲

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    日本を出てからどうするのか?って言うのが問題なんだと思ってたら、日本に来るまでの話だった。
    ちょっと私にはややこしすぎたかな
    面白かったけど。

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    2024年01月11日
  • 沈黙法廷(新潮文庫)

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    この本を読むと裁判が本筋というのを読んだ事がなかったのかもしれないと思った。サスペンスドラマではよくあるが、本ではなかったかも。言葉や手順が難しくスムーズに頭に入って来なかった。ただ、判決が気になるので早く読みたくなったし、傍聴マニアって言うのも気になった。

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    2023年12月22日
  • 巡査の休日

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    北海道警察シリーズ第4弾。
    前作からの続き。
    強姦殺人で捕らえた犯人に入院中の病院から脱走を許してしまった。
    すぐに捕らえられるだろうと思ったが、1年も行方がわからないままとなり、指名手配された。
    しかしその後、神奈川県での強盗事件に関わっていることがわかった。
    そして、犯人がストーカーをしていた女性にも脅迫メールが届く。
    札幌で行われるよさこいソーラン祭りの最中、警察に緊張が走る。

    2023.12.17

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    2023年12月17日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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    ネタバレ

    道警シリーズ第10弾。

    コロナの緊急事態宣言明けが舞台。
    三つの事件から一つの大きな過去の事件が浮かび上がってくるのはさすがですが、
    佐伯の読みが当たりすぎてちょっと違和感ありです。
    もう少し、津久井や小島も探偵的な面で活躍させてあげてほしいです。
    ただ、ブラックバードの閉店の話が出始めていたので、そろそろシリーズも終焉かもしれません。

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    2023年12月09日
  • 真夏の雷管

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    夜更かしして一気読み。ものすごーく久しぶりの道警シリーズ。(前読んだのは10年以上前!時間の経過は早い、、)
    地元ネタ満載で、すらすら読めました。
    少し悲しいお話。。長正寺さん、かっこよかった。

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    2023年11月19日
  • 雪に撃つ

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    北海道警察シリーズ第9弾
    「さっぽろ雪祭り」が舞台です。

    なんか、札幌の地理を知らないとよく理解できない(笑)

    百合が追うのは少女の家出。
    佐伯が追うのは自動車窃盗事件。
    自動車窃盗事件は、発砲事件となり、事件は一つに収束していきます。
    いつもの安定パターンでよいです(笑)

    そして、その裏側にあったのは外国人労働者問題。
    ヤクザが絡むのね。
    外国人研修生のパスポートを取り上げて、低賃金で働かせるという現実。
    そこから脱出させようとする団体、阻止するヤクザ。
    さらに、今回はヒットマン!

    さっぽろ雪まつりを舞台にいつものスピード感でした。
    しかし、正直、前作のほうがエンターテイメントとして

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    2023年10月28日
  • 真夏の雷管

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    北海道警察シリーズ第八弾
    前作を読んでから随分立っていますが、それぞれのキャラクタはなんとなく思い出せました。
    そして、百合と佐伯の関係も..

    百合は万引きした男子小学生を補導しながらも、事情聴取中に逃げられてしまいます。(そんなことあるの?笑)

    一方で、佐伯は園芸店窃盗犯を追います。
    盗まれたのは爆薬の材料となる化学肥料。
    さらに、雷管の盗難も発覚。

    二つの事件を追っていくと、そこに見えてきたのがJR北海道に恨みを持つ人物による爆弾製造?

    いつものスピード感で、事件の真相を追っていきます。
    爆弾は発見できるのか?
    爆破を阻止できるのか?
    ハラハラドキドキの後半です。

    いつもの展開で

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    2023年10月28日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    駐在所警官ってのがいる事を初めて知った。
    いや、子供の頃から近所の交番にずっと明かりがついているのを見て、いつでも対応できる様に常に人がいるんだなと思ってた。
    ところがある日深夜に財布を無くしたので交番に寄ってみたら誰も居なかった。あきらかに奥に警官居ますってな電気のつき具合だったから、ずっと外から、すいませ〜ん!って叫んでた。
    仕方ないから電話すると夜中は居ませんとのことでした。

    交番と駐在所って違うんですね。
    駐在所って見た事ないかも、しかも家族で住んでるとかなんか不思議。不思議です。ワクワクする様なヒヤヒヤする様な。

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    2023年08月23日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2008年版このミステリーが凄い!第1位
    と、帯に書いてあります。
    ミステリーって謎が一つでもあったらミステリーって事ですか?

    父の清二と息子の民雄の2部構成。
    民雄の話の方が面白かった。
    学生運動?の話とかスパイ活動とか。

    何故そこまで精神的に参ってしまうのかの描写が足りないんでは?と思ってたけど、この小説に限らず人がどの程度メンタルがやられてるかなんて、こっちがどれだけ想像出来るかによるよなぁと。

    酒癖悪くてカッとなったら手を出すのも、酒飲んでようが無かろうが手を出す時点で性根に問題あるだろ?
    と瞬間的に思うけど、カッとなって手を出すのも、私が瞬間的に手を出すとかあり得ないと思うのも

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    2023年08月25日