佐々木譲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
舞台は北海道。とある事件によってメンタルを病んでしまい休職中の刑事、仙道が主人公。療養中で暇を持て余している彼のもとへ、過去の事件で関わりのあった人々から依頼が舞い込む。休職中で警察権限を使えない仙道だが、警察関係の人脈と地道な調査によって事件を解決に導く…というパターンの連作短編集。
名前は知ってたけど初めて読む作家さん(多分)
最初、シリーズものの1冊かなと思ったけど違ったようだ。
表題作の「廃墟に乞う」は第142回直木賞受賞作。さびれた北海道の町の情景が哀愁を誘う。が、正直なんでこれが直木賞に選ばれたんだろう?と思った。
仙道は優しい人物なんだろうけど、なんだか人物像がぼんやりしていて -
Posted by ブクログ
道警シリーズ、第1シーズン完結編。
「笑う警官」から、どれくらいの年月が経っているのか、もう分からないけど、佐伯、津久井、小島の決断を描いた本作。
本筋から離れながらも、それぞれの場所で活躍を続ける3人だったが、そろそろ本筋に戻る時が迫る。
車輌盗難を捜査する佐伯、繁華街でスマホを奪われた少女の対応をする小島、機捜として立てこもり事件をスマートに解決する津久井。
相変わらず、三者三様活躍を続けているが、札幌近くの厚真で起きた強盗殺人事件が3人の追っている事件を結びつけていく。
今、警察物と言えばこれ!と言うぐらい出て来る「闇バイト」を扱いながらも、これまでの道警シリーズさもきちんと描かれ、40 -
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北海道警察シリーズ第9弾
「さっぽろ雪祭り」が舞台です。
なんか、札幌の地理を知らないとよく理解できない(笑)
百合が追うのは少女の家出。
佐伯が追うのは自動車窃盗事件。
自動車窃盗事件は、発砲事件となり、事件は一つに収束していきます。
いつもの安定パターンでよいです(笑)
そして、その裏側にあったのは外国人労働者問題。
ヤクザが絡むのね。
外国人研修生のパスポートを取り上げて、低賃金で働かせるという現実。
そこから脱出させようとする団体、阻止するヤクザ。
さらに、今回はヒットマン!
さっぽろ雪まつりを舞台にいつものスピード感でした。
しかし、正直、前作のほうがエンターテイメントとして -
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北海道警察シリーズ第八弾
前作を読んでから随分立っていますが、それぞれのキャラクタはなんとなく思い出せました。
そして、百合と佐伯の関係も..
百合は万引きした男子小学生を補導しながらも、事情聴取中に逃げられてしまいます。(そんなことあるの?笑)
一方で、佐伯は園芸店窃盗犯を追います。
盗まれたのは爆薬の材料となる化学肥料。
さらに、雷管の盗難も発覚。
二つの事件を追っていくと、そこに見えてきたのがJR北海道に恨みを持つ人物による爆弾製造?
いつものスピード感で、事件の真相を追っていきます。
爆弾は発見できるのか?
爆破を阻止できるのか?
ハラハラドキドキの後半です。
いつもの展開で -
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ネタバレ2008年版このミステリーが凄い!第1位
と、帯に書いてあります。
ミステリーって謎が一つでもあったらミステリーって事ですか?
父の清二と息子の民雄の2部構成。
民雄の話の方が面白かった。
学生運動?の話とかスパイ活動とか。
何故そこまで精神的に参ってしまうのかの描写が足りないんでは?と思ってたけど、この小説に限らず人がどの程度メンタルがやられてるかなんて、こっちがどれだけ想像出来るかによるよなぁと。
酒癖悪くてカッとなったら手を出すのも、酒飲んでようが無かろうが手を出す時点で性根に問題あるだろ?
と瞬間的に思うけど、カッとなって手を出すのも、私が瞬間的に手を出すとかあり得ないと思うのも