佐々木譲のレビュー一覧

  • 沈黙法廷(新潮文庫)

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    この本を読むと裁判が本筋というのを読んだ事がなかったのかもしれないと思った。サスペンスドラマではよくあるが、本ではなかったかも。言葉や手順が難しくスムーズに頭に入って来なかった。ただ、判決が気になるので早く読みたくなったし、傍聴マニアって言うのも気になった。

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    2023年12月22日
  • 巡査の休日

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    北海道警察シリーズ第4弾。
    前作からの続き。
    強姦殺人で捕らえた犯人に入院中の病院から脱走を許してしまった。
    すぐに捕らえられるだろうと思ったが、1年も行方がわからないままとなり、指名手配された。
    しかしその後、神奈川県での強盗事件に関わっていることがわかった。
    そして、犯人がストーカーをしていた女性にも脅迫メールが届く。
    札幌で行われるよさこいソーラン祭りの最中、警察に緊張が走る。

    2023.12.17

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    2023年12月17日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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    ネタバレ

    道警シリーズ第10弾。

    コロナの緊急事態宣言明けが舞台。
    三つの事件から一つの大きな過去の事件が浮かび上がってくるのはさすがですが、
    佐伯の読みが当たりすぎてちょっと違和感ありです。
    もう少し、津久井や小島も探偵的な面で活躍させてあげてほしいです。
    ただ、ブラックバードの閉店の話が出始めていたので、そろそろシリーズも終焉かもしれません。

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    2023年12月09日
  • 真夏の雷管

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    夜更かしして一気読み。ものすごーく久しぶりの道警シリーズ。(前読んだのは10年以上前!時間の経過は早い、、)
    地元ネタ満載で、すらすら読めました。
    少し悲しいお話。。長正寺さん、かっこよかった。

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    2023年11月19日
  • 雪に撃つ

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    北海道警察シリーズ第9弾
    「さっぽろ雪祭り」が舞台です。

    なんか、札幌の地理を知らないとよく理解できない(笑)

    百合が追うのは少女の家出。
    佐伯が追うのは自動車窃盗事件。
    自動車窃盗事件は、発砲事件となり、事件は一つに収束していきます。
    いつもの安定パターンでよいです(笑)

    そして、その裏側にあったのは外国人労働者問題。
    ヤクザが絡むのね。
    外国人研修生のパスポートを取り上げて、低賃金で働かせるという現実。
    そこから脱出させようとする団体、阻止するヤクザ。
    さらに、今回はヒットマン!

    さっぽろ雪まつりを舞台にいつものスピード感でした。
    しかし、正直、前作のほうがエンターテイメントとして

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    2023年10月28日
  • 真夏の雷管

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    北海道警察シリーズ第八弾
    前作を読んでから随分立っていますが、それぞれのキャラクタはなんとなく思い出せました。
    そして、百合と佐伯の関係も..

    百合は万引きした男子小学生を補導しながらも、事情聴取中に逃げられてしまいます。(そんなことあるの?笑)

    一方で、佐伯は園芸店窃盗犯を追います。
    盗まれたのは爆薬の材料となる化学肥料。
    さらに、雷管の盗難も発覚。

    二つの事件を追っていくと、そこに見えてきたのがJR北海道に恨みを持つ人物による爆弾製造?

    いつものスピード感で、事件の真相を追っていきます。
    爆弾は発見できるのか?
    爆破を阻止できるのか?
    ハラハラドキドキの後半です。

    いつもの展開で

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    2023年10月28日
  • 時を追う者

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    1949年、終戦後4年経った東京で藤堂直樹は、以前講義を受けたことのある史学科の教授・守屋から過去に戻って、開戦を阻止して欲しいと言われる。
    そもそも過去に戻って歴史を変えることができるのだろうか?
    そのあとは今いるところへ戻れるのかどうなのか?も確証はない話であった。
    一度は断ったが、職を失った与志と飲んでいる最中、助けを求められた千秋と事故に巻き込まれてしまい追われる羽目になる。
    逃れる手立てとして、3人は守屋の言っていた過去に行くことにする。
    守屋から戦争を回避するための歴史を変える工作の具体的な中身を教えられ、準備を整えて小倉にある洞穴へ潜り込んだ。


    結末は思っていたのとは少し違っ

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    2023年08月28日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    駐在所警官ってのがいる事を初めて知った。
    いや、子供の頃から近所の交番にずっと明かりがついているのを見て、いつでも対応できる様に常に人がいるんだなと思ってた。
    ところがある日深夜に財布を無くしたので交番に寄ってみたら誰も居なかった。あきらかに奥に警官居ますってな電気のつき具合だったから、ずっと外から、すいませ〜ん!って叫んでた。
    仕方ないから電話すると夜中は居ませんとのことでした。

    交番と駐在所って違うんですね。
    駐在所って見た事ないかも、しかも家族で住んでるとかなんか不思議。不思議です。ワクワクする様なヒヤヒヤする様な。

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    2023年08月23日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2008年版このミステリーが凄い!第1位
    と、帯に書いてあります。
    ミステリーって謎が一つでもあったらミステリーって事ですか?

    父の清二と息子の民雄の2部構成。
    民雄の話の方が面白かった。
    学生運動?の話とかスパイ活動とか。

    何故そこまで精神的に参ってしまうのかの描写が足りないんでは?と思ってたけど、この小説に限らず人がどの程度メンタルがやられてるかなんて、こっちがどれだけ想像出来るかによるよなぁと。

    酒癖悪くてカッとなったら手を出すのも、酒飲んでようが無かろうが手を出す時点で性根に問題あるだろ?
    と瞬間的に思うけど、カッとなって手を出すのも、私が瞬間的に手を出すとかあり得ないと思うのも

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    2023年08月25日
  • 雪に撃つ

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    佐々木譲の道警シリーズです。自動車窃盗犯を追う佐伯、発砲事件を起こした車両を追う津久井、釧路から家出して来た少女を札幌で保護しようとする百合。 それぞれが別の事件を追いながら、観光客でごった返す雪まつり会場へと舞台が移っていく。 背景に描かれるのは、外国人研修生への不正な扱い

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    2023年08月20日
  • 巡査の休日

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    シリーズ4作目 本作はほぼ小島百合が主人公 前作まで同様に途中まですこし読むのがかったるくなって、このシリーズはもういいかなとおもうが、終盤はおもしろくて、最終的にはまた続きを読もうかなとおもってしまう

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    2023年08月20日
  • 北海道警察10 樹林の罠

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    シリーズ物として、安定してきてはいるのか。北海道らしいテーマとしては、これはアリなのか。まったく想像もしたことがないテーマでした。

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    2023年07月22日
  • 時を追う者

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    歴史のIF小説までは楽しく読めるが、タイムスリップまでしてしまうと途端に噓くさくなってしまう。暗殺を実行し、歴史を捻じ曲げた後の解釈も今一つ。歴史小説というより、陳腐なSF小説になってしまっている。

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    2023年07月18日
  • 警官の掟(新潮文庫)

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    ●久しぶりに読んだ警察モノ
    ●丹念な捜査の描写は良かった。
    ●最後がなんとも拍子抜けだし、動機が弱いなあ…尻切れトンボ感ある。前半が良かっただけに余計に感じるね…

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    2023年07月18日
  • 雪に撃つ

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    北海道警シリーズ第九弾。外国人技能実習生絡みの話。背後の黒幕までは捜査が及ばず、少し物足りない。北海道警はこのメンバーしか働いていないのかと思ってしまうほど、相変わらず佐伯、新宮、小島、長生寺、津久井達がよく働く。佐伯と小島の関係、佐伯さんストイックすぎ。新宮の恋が実るよう期待。

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    2023年07月16日
  • 時を追う者

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    いきなりSF?前提で?付くと眉唾物になってしまう。佐々木さんは、やっぱり道警シリーズがいい。最後まで消化できないモヤマヤ感残る…。

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    2023年06月29日
  • 時を追う者

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    日本史はあまり勉強していなかったが、それでも面白く読めた。特に後半はハラハラしながらページを捲る手が止まらなかった。

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    2023年06月02日
  • 人質

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    ネタバレ

    北海道のとあるピアノバーで監禁事件が起こる。
    犯人は中島という何年か前に冤罪事件で捕まり4年後に釈放された男とその仲間である瀬戸口。
    人質はそのピアノバーにたまたま来た女性刑事、店員、ピアニスト、ピアニストの夫、母、娘。
    犯人である中島の目的はピアニストの父(中島を捕まえることにした責任者の刑事)の謝罪。
    だがもう一つ違う事件が同時に進んでいるというあらすじ。
    まず中島が主犯にしては頼りなく、弱々しいのが逆に不気味だった。
    あとは客としてきた刑事の推理がちょっと現実離れしてるなって思った。
    面白くて読みやすかった。

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    2023年05月20日
  • 密売人

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    道警シリーズ第5弾。
    ちょっと物足りなくなってきた。
    壮大なシリーズの一部として考えるべき問題なのだろうが、話が飛び過ぎる感あり。

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    2023年03月18日
  • 巡査の休日

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    道警シリーズ第四弾!
    よさこいの季節の事件に直面する面々の活躍が主。
    ちょっと間延びした感じもあるが、タイトルの『巡査の休日」がまさしく言い得て妙。
    次の作品に緊迫感を期待したい。、

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    2023年03月14日