佐々木譲のレビュー一覧
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北海道警察シリーズ第9弾
「さっぽろ雪祭り」が舞台です。
なんか、札幌の地理を知らないとよく理解できない(笑)
百合が追うのは少女の家出。
佐伯が追うのは自動車窃盗事件。
自動車窃盗事件は、発砲事件となり、事件は一つに収束していきます。
いつもの安定パターンでよいです(笑)
そして、その裏側にあったのは外国人労働者問題。
ヤクザが絡むのね。
外国人研修生のパスポートを取り上げて、低賃金で働かせるという現実。
そこから脱出させようとする団体、阻止するヤクザ。
さらに、今回はヒットマン!
さっぽろ雪まつりを舞台にいつものスピード感でした。
しかし、正直、前作のほうがエンターテイメントとして -
Posted by ブクログ
北海道警察シリーズ第八弾
前作を読んでから随分立っていますが、それぞれのキャラクタはなんとなく思い出せました。
そして、百合と佐伯の関係も..
百合は万引きした男子小学生を補導しながらも、事情聴取中に逃げられてしまいます。(そんなことあるの?笑)
一方で、佐伯は園芸店窃盗犯を追います。
盗まれたのは爆薬の材料となる化学肥料。
さらに、雷管の盗難も発覚。
二つの事件を追っていくと、そこに見えてきたのがJR北海道に恨みを持つ人物による爆弾製造?
いつものスピード感で、事件の真相を追っていきます。
爆弾は発見できるのか?
爆破を阻止できるのか?
ハラハラドキドキの後半です。
いつもの展開で -
Posted by ブクログ
1949年、終戦後4年経った東京で藤堂直樹は、以前講義を受けたことのある史学科の教授・守屋から過去に戻って、開戦を阻止して欲しいと言われる。
そもそも過去に戻って歴史を変えることができるのだろうか?
そのあとは今いるところへ戻れるのかどうなのか?も確証はない話であった。
一度は断ったが、職を失った与志と飲んでいる最中、助けを求められた千秋と事故に巻き込まれてしまい追われる羽目になる。
逃れる手立てとして、3人は守屋の言っていた過去に行くことにする。
守屋から戦争を回避するための歴史を変える工作の具体的な中身を教えられ、準備を整えて小倉にある洞穴へ潜り込んだ。
結末は思っていたのとは少し違っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ2008年版このミステリーが凄い!第1位
と、帯に書いてあります。
ミステリーって謎が一つでもあったらミステリーって事ですか?
父の清二と息子の民雄の2部構成。
民雄の話の方が面白かった。
学生運動?の話とかスパイ活動とか。
何故そこまで精神的に参ってしまうのかの描写が足りないんでは?と思ってたけど、この小説に限らず人がどの程度メンタルがやられてるかなんて、こっちがどれだけ想像出来るかによるよなぁと。
酒癖悪くてカッとなったら手を出すのも、酒飲んでようが無かろうが手を出す時点で性根に問題あるだろ?
と瞬間的に思うけど、カッとなって手を出すのも、私が瞬間的に手を出すとかあり得ないと思うのも