佐々木譲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ安心の佐々木譲。
馴染みの面々が、よい意味でワンパターンに絡み合う心地よさ(笑)。
今回、津久井の絡みだけは少々物足りなかったけれどね…。
単行本の初出が2010年と、たったの4年前なのに、スマートフォンの扱いが“若者の間で流行り始めた最新ツール”的に描かれている点が既に古く感じられてしまうという……。
現代社会の急激な情報化を、改めて感じさせられた。
★4つ、7ポイント半。
2014.09.20.了。
※先日(2014年11月3日)、二時間ドラマで
「佐々木譲サスペンス③ 人質」と銘打たれたモノがあったので、思わず観てみたら・・・・。
最低・最悪、な駄作になってしまっていた。
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Posted by ブクログ
北海道の小さな農村に配置された駐在警官が主人公。
派手な警察小説ではないけれど、平和に見える小さな農村での今までの見逃されてきたような小さな出来事。世の中が騒ぐような大事件では無いけれど、でも、被害を受けた人間の人生にとっては取り返しのつかない大きな事件に真摯に向き合う駐在。
彼は制服を着た村の駐在さんではあるけれど、村の中で起こる出来事を分析し調査して行く姿勢は刑事のもの。佐々木譲さんの警察小説に出てくる刑事・警官は、堅すぎず、でも地に足がついた行動をしてくれるから安心して読んでいられる。
イケメンという意味ではない、本当の男のカッコよさがにじみ出ているハードボイルド。いやー、いい小説 -
Posted by ブクログ
警官の条件を先に読んでしまい、なぜ和也が父を意識し過ぎるのかわからなかったが、読み終えて納得。
これは和也の祖父の話から始まる、
壮大な親子三代の物語。
戦後すぐの混沌とした時代に、柔軟で機転がきき、頼られ息子も憧れるような警察官だった祖父の清二。とくに工藤親子との対峙シーンは胸熱だ。
と、突然に、謎を遺したまま亡くなったあとは、その息子の民雄の話が続く。
クールで秀才な民雄に想像は膨らみ、潜入捜査シーンなど、公安、カッケー!で読み進めた自分を恥じる、、、公安とは人をこんなにも変える。
読み終えて今、全体を、清二の遺した謎が包む。
明日下巻読むの楽しみ過ぎます。
久々に一気読みしました。眠