佐々木譲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1997年10月に神田明神下の路地で起こった轢き逃げは、犯人の目星もつかずに未解決のまま27年が経っていた。
この被害者の姉が、亡くなった弟が身につけていた腕時計が出てきたと…
そこから警視庁捜査一課特命捜査対策室の刑事・水戸部と地元・万世橋署交通課の柿本が、調べることになる。
電気街である秋葉原に根を下ろす一族経営の電器店の常務は、轢き逃げだったのか…。
水戸部と柿本の意思疎通は上手くいくのか…?という危うい2人の捜査に気を揉みながらも地道に捜査を続けていくうちに浮かびあがってきたものは、やはりそういうことかとなるのだが、最後の結末はすっきりしなかった。
最後まで柿本に好感触を抱けなかった -
Posted by ブクログ
特命捜査対策室シリーズ第3弾。
27年前秋葉原で起きた轢き逃げ事案に殺人事件の可能性が浮上し、万世橋署の交通課警官と合同捜査をすることになった警視庁特命捜査対策室の水戸部刑事。
古い轢き逃げ事故を殺人として立件する証拠を上げることができるのか……。
どことなくチグハグなバディ。やる気があるのかないのかよくわからない柿本と特命のエース水戸部。このページ数でどう決着をつける?と思ったらまさかの……。
まあ、無理やり決着をつけるよりは現実的なのかもしれないけど、警察小説としてはモヤっとするかな〜。最後に水戸部がつかんだ真実とそれに対する処し方はなかなかにハードボイルドで佐々木譲らしくはあったけど -
Posted by ブクログ
ネタバレ今日の1日で読みきった。
圧倒的民主主義の日本では共産主義、社会主義が好ましく捉えられていないので、これまで革命について深く知ることがなかった。そんな中でこの本を読んで革命も国のために行うというごく当たり前のことを知った。キューバの腐敗した政府から政権を取るために奔走したフィデル・カストロの物語は、自分に高揚感を抱かせてくれた。何度も頓挫しながら腐敗した政府をあらゆる手段で攻撃し続けて最終的に武力で打破したことが何よりも印象に残った。またキューバ危機についての理解も深まり、社会科の教員になるための知識が得られてとても嬉しい。
このカストロやヒトラーなど一国を大きく変革する人物は、言葉を巧みに使