佐々木譲のレビュー一覧

  • 制服捜査

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    北海道のある町の元刑事の駐在の話
    5個の短編が時系列で進んでいく。
    田舎独特のルール、偏見、差別も絡み話を面白くしている。
    3.7

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    2022年10月13日
  • 北辰群盗録

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    先日の読書会でお借りした1冊。
    佐々木譲さんの本はたしか警官の血以来かな。

    箱館戦争降伏の伝令中に失踪、5年後、共和国奇兵隊を名乗る盗賊の頭領として再び姿を現した兵頭。
    元幕臣で5年前には新政府軍に対して共に兵頭と戦った矢島従太郎は、その兵頭率いる共和国奇兵隊の討伐隊に送り込まれる。
    開拓が進む北海道で、かつては同じ理想を共にしたた2人の壮絶な戦いが描かれる本作。
    白兵戦、銃撃戦、戦いのかけひき、そのどれもが臨場感ある見事な筆致で、アクションものを小説で読み慣れていないわたしでもぐいぐい引き込まれる。
    史実とファンタジーの間をいく物語だと思うのだけど、ここらへんの歴史的教養があれば絶対もっと

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    2022年10月12日
  • 雪に撃つ

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    ネタバレ

    北海道警察シリーズ
    外国人技能実習生を悪用する経済やくざが
    福岡で実習生殺害事件を起こし、その様子
    が撮影され逃亡した外国人を福岡の暴力団
    の始末屋が拳銃持参で札幌にくる
    雪まつりで混雑する市内を、外国人実習生
    を非合法に逃亡させようとするNPO法人

    この構図に高校生が問題ある義父から逃亡
    家出をするが、シェルターのような団体と
    外国人NPO法人の動きが重なり合い作品
    としては読者の混乱を誘う(うまいの?)

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    2022年09月06日
  • 雪に撃つ

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    さっぽろ雪まつり開幕前日に北海道警察本部大通署管内で起こった、自動車窃盗事件、少女の家出、そして発砲事件。
    無関係に見える事件が、一年で一番賑わう札幌でひとつに収束し激化していく。
    虐待、不正、外国人労働者──佐伯たち刑事らの執念は届くか?

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    2022年08月11日
  • 雪に撃つ

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    久々の道警シリーズ。真夏に雪まつり舞台の警察シリーズ読むのは、ちょっと入りこめなかったが、安定の内容でした。

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    2022年07月31日
  • 雪に撃つ

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    久し振りの道警シリーズ、9作目。
    いつも北海道のイベントを絡ませながら描かれる話だが「さっぽろ雪まつり」はまだだったのね。

    いつものように佐伯+新宮と小島と津久井がそれぞれ関わる事案(自動車窃盗事件、少女の家出、発砲事件)がひとつに収斂していく作り。
    それぞれのじっくりした捜査・行動が雪まつり開催前日の短い時間の中に詰め込まれていて、札幌市内の通りや長万部、伊達などちゃんと場所を知らないところを地図で確認しながら読む。
    今回も3つの話のつながりは分かり易いものの、それでも全てが大通り七丁目広場になだれ込んでいくところはなかなかのサスペンス。

    前作の感想に『作者の熟練の捌きで進む物語のテンポ

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    2022年07月09日
  • 雪に撃つ

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    佐々木譲の小説らしく、複数の事件が時の経過と共に重なっていくという構図で少々難しかった。札幌の土地勘があればさらに面白いと思った。

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    2022年07月09日
  • 真夏の雷管

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    かつての仲間が異なる部署から連携するところはシリーズの読者として読みどころですが、肝心の事件の展開はイマイチ盛り上がらなかったかな。

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    2022年06月05日
  • 暴雪圏

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    頂いた本。ばらばらの事件、ばらばらの人物たちが少しずつ描写されていたのが、猛烈な吹雪によってひとところにあつめられていく。読み進めて「ああ、ここに集約するのだな」と予想がついてまだ終結していないエピソードの人物がどうやってここにくるのか、それともこられないのかと思いながらぐいぐいと読んでしまいました。
    シリーズものだそうですが、頂いたのがこれで初見でしたが、シリーズと知らなくても全く差支えはありません。

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    2022年06月04日
  • 雪に撃つ

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    佐々木譲『雪に撃つ』ハルキ文庫。

    道警シリーズの第9弾。

    幾つかの事件が絡み合いながら、ストーリーは展開していくが、面白さには欠ける。展開が予想通りというか、仕掛けらしい仕掛けが見当たらないのだ。ちょっと残念。

    過酷な労働を強いる職場から逃亡し、追われる2人のベトナム人技能実習生。義父による性的暴力から逃れるために家出した17歳の少女。さっぽろ雪まつり開幕の前日に白昼に発生した自動車窃盗事件。カーチェイスしながらの車の発砲事件。

    外国人技能実習生と非正規雇用という安価な労働力に頼ることで日本の企業は本来の競争を失い、日本という国はどんどんダメになって行くように思う。

    本体価格700円

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    2022年05月24日
  • 雪に撃つ

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    ネタバレ

    道警シリーズ第9弾。

    作者の作品の中ではこのシリーズが安定していて面白い。
    今回もいくつかの事件が一つの案件に収斂していく手法はさすがでした。
    ただ、レギュラーの人間関係がマンネリ化しつつあり、今回も佐伯と百合の関係が後戻りしてしまったのは残念でした。
    次作も期待して待ちたいと思います。

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    2022年05月19日
  • 抵抗都市

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    ネタバレ

    ★3.5

    「もし、あの時こうなっていたら・・・」という設定での小説は、歴史改変歴史小説と言われますが、この作品もその一つ。日露戦争で日本が負けてしまった後の世界を描いています。

    不思議な感じですね。一応、日本の統治機構は生きていて、その上にロシアの統監部がいるという、第二次大戦後の占領期と同じような形態で統治されているという設定。ただし、名目的には、日露同盟という事になっていて、日本軍も縮小されたけど存在しているという事になっています。

    いやぁ、複雑複雑。反ロシア派、ロシア派が、軍や警察の中に入り乱れていて、それが事件に複雑に絡んでくるんですよね。捜査を行うのは、現場の警察官なので、そう

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    2022年05月02日
  • 代官山コールドケース

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    シリーズ2作目。刑事の仕事は想像以上に地味で過酷であると、このシリーズを読んで改めて思う。本来ある刑事たちの過酷な事件捜査のリアリティ性を追及しつつ、エンターテイメント性、ミステリー性をしっかりと含めて展開されていくストーリー。その絶妙なバランス感覚。それこそドラマの醍醐味であり、佐々木さんの腕前。

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    2022年03月22日
  • 真夏の雷管

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    感想書いたような気がしたけど何故か記録されてないので改めて。

    道警シリーズもだいぶ年代が新しくなってきてスマホが活躍したりと。

    だらしない親を登場させるのも常套なので目新しくはないが、最後の時刻表ミステリー感も含めてエンタメ小説としては満足。

    登場人物の安定感もシリーズならでは、かな。

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    2022年03月08日
  • 廃墟に乞う

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    星⭐️⭐️⭐️⭐️4にはチョット足りないかな〜
    RPGでボスに通じる隠し扉を見つけて中に入った! ここでお終い だって後は倒すだけだから
    って感じだな  描き過ぎのお話よりは好き

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    2022年01月11日
  • 地層捜査

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    ネタバレ

    『火刑都市』みたいなのを読みたいなーと思っていて。
    いつだったか、これのドラマを見て意外によかったのを思い出したのがきっかけ。

    読み終わってみると、これはドラマの方がよかったかもなーと。
    ドラマを見たのはずいぶん前だから、うろ覚えのところもあるんだけど、原作よりも小鈴や国枝、そして鈴佳の人となりが描かれていたように思う。
    また、原作には出てこない鈴佳の妹も出てきて、登場人物たちの愛憎や淡い夢、哀しさに味があった。
    一方、原作は場所の匂いこそ濃厚なものの、そこにあった小鈴をめぐる事件がうまくからんでないって言ったらいいのかなー。
    それが過去のことだけに、欲や愛憎のどろどろさが妙にさらっとしすぎ

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    2021年11月13日
  • 廃墟に乞う

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    ネタバレ

    私の好きではない短編集と知らずにbookoffで購入。
    正直、ぼちぼちでした。

    そもそも、短編集が好きではない理由は内容が浅いから。
    起承転結で言えば、それが1サイクルで終わるものが多いし、
    承から転の間が短いので浅く感じてしまいます。

    この方の長編は何冊も読んでいて、重たい空気で起承転承転承転と
    繰り返しながら、捜査が進んでいくのですが、
    やはり短編なので起承転結の1サイクルで事件解決している。

    それを除けば、面白かったとは言えると思います。

    備忘録として内容を少し書いておくと、
    メンタルを患ってしまった刑事仙道の休職中の話。
    休職中という曖昧な立場なので、各方面から相談がきて、

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    2021年10月26日
  • 地層捜査

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    未解決事件の再捜査。過去の資料を紐解きながら現場を這う。それはまさに地層を掘り返していくかのような、執念の推理と捜査劇。
    見えてきた一筋の光をこじ開けながら、少しずつ少しずつと真実に近づいていく緊迫感、臨場感は申し分ない。水戸部と加納の絶妙なコンビ。

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    2021年10月03日
  • 夜を急ぐ者よ

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    偶然の出会いから生まれた恋、そして数年後の偶然の再開。ここまではなんだかとてもロマンチックなラブストーリーの予感もあるが、そう簡単にさせないのが佐々木さん(笑)
    そこにハードボイルドストーリーが重なれば、ラブストーリーも雲ゆきが怪しくなってくる。決して叶わぬ恋に終るだろうなと。そしてまた不運な結末になるのだろうなとあらゆる想像が掻き立てられる。結末は読んでからのお楽しみで。
    クライマックスでは謎を残すシーンもあり、更に読者の想像力は膨らむ。

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    2021年09月25日
  • 新宿のありふれた夜

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    以前住んでたし、好きな新宿、もう2年も行ってなくて、強烈になつかしかった。スピード感と、小説の世界を展開するのに必要十分な人物描写、バランス良いように感じた。加えて、インドシナ難民や日本の難民受け入れ体制の酷さについても織り込まれ、社会的な背景もきちんと伝わるようにできている。いつもの(サビれた)バーの最後の日に居合わせた人達が、自分のものさしを信じて人助けする姿が清々しい。映画化したら、いいかも。リンはゆきぽよがいいかもしれない、と思いつき。

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    2021年08月14日