佐々木譲のレビュー一覧

  • 制服捜査

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    しがないおっさん感のあるお巡りさんが大活躍な、割と心が躍る系な一冊。なんだけども。中川や麗子が一介のお巡りさんで何やってるんだろう?って漫画ならそこまで気にもしないわけだけども、このおっさんかなりのもんなのに、何でまぁこの年でしがない巡査部長なのか。そしてこのおっさんが来てからおっさんの周りで事件が起きていくという、まるでコナン君や金田一少年ばりの恐ろしい星のもとに生まれているという。
    と、少々突っ込みを入れたくもなったものの、ずいずいと引き込まれて楽しいんだよねぇ。あとはいつもの通りの田舎恐るべしな話は、やっぱ田舎怖いわーっていう恐怖感をいや増すばかりで、ある意味普段暮らしに関わる分だけ犯罪

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    2017年09月10日
  • 憂いなき街

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    北海道警察シリーズ第7弾
    今回は津久井さんがメインのお話。
    今回もいくつかの事案が並行しつつもちゃんと収まるという感じで面白かったです。
    佐伯さんも津久井さんも、恋愛が絡んできて読んでて気恥ずかしかったですが、それにしてもどちらも女性の方がリードしているではないか。
    まあいいけど。そんなところも良いのですかね。

    いろんな小説やドラマなどで警察官が問題の合った人と交際、結婚などするのはご法度もしくはかなり難しいというのは理解しているのですが、それにしても津久井のきっぱりしたこと。
    翌朝、しかもわかった瞬間すぐ、というのが、うーんかえって変な期待を持たせないだけ優しいのか?
    それでもちゃんと彼女

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    2017年07月12日
  • 人質

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    北海道警察シリーズ第6弾
    今回は立てこもりということもあって?事件が複雑過ぎずにわかりやすくなってました。
    現場の刑事や小島百合の行動も落ち着いていて安心感があったように思います。

    それに比べて、人質側の男どもの情けなさ、特に来見田旦那のほう。
    でも犯人も想定していたのか?邪魔だったかもだし。

    どうなるのかわからないといったハラハラ感はさほどでしたが、安心しつつもこのあとどうやって解決するかな?というワクワク感は相変わらず楽しめました。

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    2017年07月02日
  • 密売人

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    北海道警察シリーズ第5弾
    やっぱ、シリーズものは続けて読んだほうが面白い。

    なぜこのタイトルなんだろう?と頭の片隅で思いながら読んでいたけれど、最後の方になってようやく、そういう意味かぁとすっきり。
    今回はチームで動いた感じもあって楽しめました。
    すべての事件が繋がってるの?と思わされてしまいましたが、さすがに昼間のお仕事のほうは違ったのねと、そりゃそうか、みたいな。

    ほぼ読み終わってから、ん?最初の事件から48時間スピード解決?って、、
    こんなに読みごたえがあったのに、流れてる時間は短かったことに驚愕。
    とても面白かったです。

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    2017年06月30日
  • 代官山コールドケース

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    読みやすかったし、複数の視点から描かれているのも面白かった。事件解決時が若干あっさりしているような印象ではあるけれど…その経緯は楽しめた。

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    2017年05月10日
  • 廃墟に乞う

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    ミステリーの短編というと中途半端な謎解き物を想像し、ほとんど期待しないで読んだのですが、これはそういった類の物語ではなく、いい意味で期待を裏切られました。
    北海道各地の疲弊の色を帯びた都市を舞台に、そこで起こる其々の事件の背景で繰り広げられる人間模様を、トラウマを抱える求職中の刑事の目を通して描いたヒューマンドラマです。
    1話1話がくどくどとした説明過多ではなく、絶妙の長さと締めくくり方に非常に好感が持てます。
    内容的には弘兼憲史のコミック「人間交差点(ヒューマンスクランブル)」を彷彿させます。というか、そのまま人間交差点の原作にしてしまっても違和感ないくらい作品コンセプトが近いと感じました。

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    2017年05月03日
  • 密売人

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    次々と殺害されていく通称エスと呼ばれる協力者たち。
    単なる偶然なのか、それとも何者かが意図的にターゲットを絞り犯行を重ねているのか。
    津久井たちはそれぞれ別々の事件や事故を追いかけるが、やがて一つの線にすべてが繋がっていることに気付く。
    自分の協力者を何とか助けたい佐伯だが、協力者本人は警察への不信感を抱いたまま逃亡を続ける。
    大きな事件解決のため。
    上層部からのノルマを達成するため。
    何らかの理由をつけていとも簡単に情報を流す警察官がいる。
    たぶん正当性があると勘違いしているのか、それとも何も考えていないかのどちらかなのだろう。
    ストーカー本人に被害にあって身を隠している女性の住所を教えた警

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    2017年04月07日
  • 代官山コールドケース

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    佐々木譲は好きな作家の一人だ。
    とくに警察小説が大好きで、佐々木譲が書いた・・・というだけで内容を知らないまま購入してしまうこともある。
    奇をてらった設定や派手な展開があるわけではない。
    けれど、臨場感に満ちている展開や人物描写はいつも読みごたえがあって楽しい。

    水戸部と朝香が再調査のために声に出して過去の捜査報告書を読む場面。
    はっきりと言葉として出すことで、より事件の悲惨さや矛盾点が浮かびあがってくる。
    情報共有のための方法ではあっても、当時の状況がわかりやすく伝わってきた。
    犯人と目され自殺したと思われていた風見。
    もしも神奈川県警が当時の現場に残されていた遺留DNAとの一致を発見し

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    2017年04月07日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    上下巻読んでの感想
    安城清二、民雄、和也。三代に渡り警察官として生きた男たちの物語である。
    終戦直後に警察官採用試験を受けた清二は、警察練習所で同期だった三人と共に警察官になる。
    それぞれに将来に向けた希望はあったけれど、清二の希望は駐在所勤務だった。
    やがて希望通りに天王寺駐在所に配属された清二だったが、ある日突然に謎の死を遂げる。
    万引常習犯の少年と父親との場面が印象に残っている。
    警察官でもあり父でもある清二。
    民雄にとっても印象に残る出来事だったのだろう。
    父として警察官として清二を尊敬していた民雄だからこそ、突然の清二の死が納得できなかったのだ。
    いつか事実を突き止めたい。
    それは自

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    2017年03月02日
  • エトロフ発緊急電

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    悲劇の島「択捉島」。太平洋戦争の開戦のキーポイントとなり、戦後はソ連の実効支配化となる。緊急電はいまだに鳴りやんでいない。

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    2017年02月26日
  • 地層捜査

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    法改正によって、これまでの事件に対する時効はすべてなくなった。
    上司の命令により15年前の未解決事件(荒木町老女殺人事件)の再捜査をすることになった水戸部。
    事件当時とは街の様相も変わり、関係者もみな一様に年を重ね、中にはすでに死亡している者もいる。
    タイトルの「地層捜査」とは、地層に埋もれた遺物を発掘して歴史を探っていくように、時間の経過とともに埋もれてしまった事件を掘り起こしひとつずつ洗い直していく・・・といった意味だろう。
    すでに引退し捜査協力員として再捜査に加わった加納がいい。
    古き時代の刑事像そのままのスタイルで捜査していく姿と、水戸部のいまふうの捜査の違いが面白かった。
    もしも本当

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    2017年02月24日
  • 憂いなき街

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    道警シリーズ7作目。メインは津久井さん。いつの間にか彼の大ファンになっていたので、この巻は本当に楽しめました。佐々木譲さん、ありがとうございます。
    新宮君も成長しましたね。めちゃめちゃ仕事出来るじゃないですか!
    そして、やっぱりこの巻は津久井さんの魅力満載。クールで仕事ができる所も素敵ですが、恋に悩む姿も素敵すぎます。事件の方は霞んでしまいました(汗)
    あ、もちろん、チーム佐伯の優秀さは光ってました。信頼できる仲間と仕事ができるっていいな!

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    2017年01月08日
  • 密売人

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    道警シリーズ。
    バラバラな事件が一つに繋がっていく。
    ”エス”と呼ばれる人たちが、こんなにも多く警察を支えているということなのかな。
    どんな組織に腐った人たちはいるわけで、根絶するのは難しいけど、やっていくしかない。
    もちろん、警察の良心も圧倒的多数でいるのだけれども。

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    2016年12月26日
  • 巡査の休日

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    道警シリーズ!すっかりファンになってしまった。別々の部署にいるのに、何故か繋がるチーム佐伯。今回は小島巡査が主役の回だった。素直に面白かった!次巻も楽しみ!!

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    2016年11月03日
  • 警官の条件

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    このミスベスト10、2012年版8位。自分の好きなジャンルである警察小説の中でも最も好きな作家の一人。かつ、この人の本の中でも一二を争う傑作と思う。心の動きや物事の因果関係の記述が緻密で現実感を持たせながら物語性もあってとても面白い。自分的には評価高かった前作の警官の血より良かった。前半は少し重苦しいところがあってなかなか進まず、特に潜入捜査のところなんかはドキドキして心臓に悪い。後半はほぼ一気読み。とにかく加賀谷がかっこいい。最後少しウルっときた。もう少し短かければもっと良かったと思う。

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    2016年11月02日
  • エトロフ発緊急電

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    史実かどうかとかは途中からどうでもよくなります。
    斎藤が日本に入ってから一気に面白くなるので、厚いけど一気読み
    ラストは少しあっけなかったのが残念…
    三部作の二作目らしいですが、これだけでも楽しめました。

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    2016年10月03日
  • 代官山コールドケース

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    結構長い前振りの割に
    特に凄い捻りも無く
    犯人は分かりやすく出てきちゃった。

    とは言え、
    この作家の話に出てくる
    警察官は皆誠実だし、
    フォローする女性警察官は
    事務しか出来ないと思ったのに
    女性目線で良い仕事をする!
    と見直されると言うパターンがあって
    事務系女性の
    ある意味シンデレラストーリー仕立てと成っているので
    読んでいて安心感がある。

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    2016年09月28日
  • 制服捜査

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    5つの短編での構成。どの話も短いながらなかなかの秀作。
    特に「割れガラス」と「仮装祭」は良かった。☆4つにしたが、4.5かな。川久保篤巡査部長か…すっかりファンになってしまった。

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    2016年09月15日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    下巻の3代目和也の話が一番面白かった!特に、最後、早瀬勇三の息子との駆け引きが良かった。こんなしたたかな男だったのか…!そして、ホイッスル!先に「警官の条件」を読んでしまっていたのが悔やまれる!ホイッスルにそんなに深い意味があったとは…。安城和也の今後の活躍が見たいです。

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    2016年09月02日
  • 密売人

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    ネタバレ

    第5弾!
    佐伯も良いねぇ~
    津久井も良いわねぇ~。
    しかし、バツイチらしいので
    私は佐伯ファン(勝手にどうぞ)

    退職した警察官って
    天下りだけじゃなくて、
    色々な仕事するんだねぇ~
    今回は最後現役警官VS元警官の戦いだった。
    あっさりと現役が勝ったけど。

    警官が自分のエス(情報収集者)を大事に思い
    守り抜く・・・本当の話かは分からないけど
    こういう人らしい感情が有れば
    まだ救われる。

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    2016年08月31日