佐々木譲のレビュー一覧

  • 沈黙法廷(新潮文庫)

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    面白かった。冒頭の出出しが印象に残しつつ、色々な人種が交錯する。後半の法廷の攻防もスピーディーな頭脳戦という感じで一気に読める。少し検察の主張に無理があり、現実なら起訴できないのでは?とは思った。ただ余韻も良い。現実に僕も中川綾子といつか会うかもと思いました。

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    2022年06月16日
  • 警官の条件

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    『警官の血』続編
    警部に昇進し、捜査一課二係係長となった三代目・安城和也。
    和也によって、警察を追われた加賀谷仁。

    そして、加賀谷の警察への復帰。

    同じ組対という組織にいながらも、会話する事もなく、それぞれがひとつの事件の解決に向けて動いていく。

    和也は、『上司を売ったやつ』として、そして同僚を死に追いやるという、大きな失敗を犯す。

    加賀谷は、かつての後輩の仇を打つために復帰しながらも、裏社会としてつながる灰色の警官として、疑いの目で見られる。

    加賀谷は、『一人前に育てるべきだった』と呟く。
    和也への思いだったのだろう…

    そして最後の『親父さん』『世話かけやがって』
    で、すべてがつ

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    2022年04月24日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    警官としての『矜持』とは?

    清二、民雄、和也と3代続く警官としての生き様。
    それぞれが警官として、さまざまな葛藤を受けながら、任務にあたり、警官としての『使命』を全うする。

    清二は、戦後の治安維持のために大量採用された駐在警察官。身近に起こった2つの殺人事件を調べる中で、謎の死を遂げる。
    父の死の真相を知るために警察官になった民雄。赤軍派の潜入捜査を命じられた結果、精神を病むことに。その後、清二と同じ駐在所勤務となったものの、女児を人質にとった暴力団に射殺され、殉職。
    民雄の息子・和也もまた警察官に。暴力団を担当する捜査四課に配属され、上司の不正を暴くスパイを命じられながら、警官として生き

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    2022年04月10日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    清二が追っていた2件の未解決事件の犯人は?

    清二が死んだ真相は?

    すべてがここにつながっていくのか…

    三代に渡る真相は…

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    2022年04月06日
  • 雪に撃つ

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    2021-12-164かなり沢山の人物名が登場して場面展開も多く混乱するけど、読み返したら一本筋が通ったこの作者らしいハードボイルドだった。社会的課題も取り入れられていて時代にあった面白い作品だった。最後の一行はカッコつけ過ぎやけど笑

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    2021年12月20日
  • 仮借なき明日

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    個人的に、こうゆう男らしい、昭和っぽい、ハードな話は好きですが、果たしてただのサラリーマンが、銃を売ったり喧嘩をしたり、そこまで出来るだろうか?
    また、フィリピン現地に問題を解決に赴いたのに、会社が求める解決法が違うのではないか?と謎に煽りまくり殺し合いまくる後半には、もう少し機転の効いたサラリーマンらしい痛快な解決法も欲しかったかなと思う

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    2021年10月04日
  • 廃墟に乞う

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    佐々木さんの北海道警の作品です。主人公の仙道刑事は休職中ですがプライベートで事件にかかわっていく作品です。この本は短編のため、非常に読みやすく感じました。

    休職中の刑事が事件に迫っていくので、ちょっと内容も期待してしまいますが、事件の内容よりも、事件の真相というか、裏側の人間関係、人間の心の奥底の感情という、ドロドロとしたくらい感じのものを主人公の刑事を通して表現しているように感じました。

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    2021年09月20日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

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    過去の「このミス大賞」1位。3世代に渡り警察官となった親子の物語。1代目の戦後の混沌とした時代の上野、谷中近辺の様子や当時の警察官の役割、1代目から3代目の時代の移り変わり、最後まで興味深く読んだ。馴染みのある場所が舞台だと読んでて情景も浮かぶのでより良い。

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    2021年09月16日
  • 廃墟に乞う

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    佐々木譲さんの警察もの。安定感のある筆致とストーリー展開はホントに期待を裏切らない。舞台が道内の各所なのも色んな空気感を感じられて楽しい。

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    2021年08月01日
  • ユニット

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    17歳に妻と1歳の娘を殺された真鍋。
    刑事の妻でDVから逃げ出した祐子。
    少年が出所して物語が動き出した

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    2021年08月01日
  • 雪に撃つ

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     『北海道警大通署』シリーズ9作目。

          * * * * *

     今回は、事件の規模ばかりでなく展開もさほど大きくない。ただし深さは感じる内容です。
     その深淵から漂うのは不穏さでしょうか。それは大きなうねりが起きる前兆のような感じがします。

     津久井、新宮、そして百合。
     佐伯を中心に緩やかかつ強固に結びついていたチーム。その終焉を予感させるのです。本作はその伏線になっているのかも知れません。

     ファンとしては次作が待ち遠しいような、すぐに読みたくないような……。複雑な気持ちになりました。

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    2021年10月14日
  • 真夏の雷管

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    北海道警察、第8弾
    ネグレクトの子供と組織にしっぽ切りされた男の復讐
    早くにわかるがどこにハンコを打つがあるか最後まで見つからない。
    警察小説

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    2021年07月24日
  • 雪に撃つ

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    道警シリーズ最新作(だと思う)。
    いつも期待を裏切らない。
    佐伯と小島の関係については、本作では控えめだった。

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    2021年07月20日
  • 地層捜査

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    こういうタイプの警察小説は嫌いじゃないです 古い町で色んな人が絡んだ事件は面白いで、私は好きです。しかしながら このタイプは所詮コールドケースの二番煎じです。古い事件だからどうしても複雑な内容になる。前半ダラダラ 最後はさっと 難しいでしょうが
    そんな物語を作って欲しい。

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    2021年07月14日
  • 制服捜査

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    北海道が舞台ということもあって、ちょっと贔屓目にみている感は否めないものの佐々木譲さんの作品の中でも好きな小説のひとつ。

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    2021年05月05日
  • 雪に撃つ

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     雪まつりを舞台に、いつもの北海道警察本部大通署のメンバーが事件を追う。今回の主テーマは、技能実習生。家庭内暴力からの家出娘捜索、車両盗難事故、発砲事件等、複数の事件の捜査が一つに収斂されていく。そして…。いつものメンバーが、いつものようにそれぞれの個性を発揮しつつ事件解決に向かう。
     技能実習生の問題にせよ、入国管理制度の問題にせよ、今の制度運用には、外国人労働者に対する敬意が感じとれない。安い労働力の確保が目的となり、「雇用の場を提供してあげている」という姿勢が隠せない。制度本来の趣旨から言っても、人の力を借りる、創造力を引き出す機会を提供することに、もっと力が注がれるべき。今の制度運用で

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    2021年05月04日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    復員した清二は家族を食べさせるため警察官になる。民雄の父であり民雄の長男和也の祖父である。戦後の混乱期で左翼労働組合の過激な運動があったり上野に浮浪者がたくさんいた時代の清二の話しは、人気ないようだが当時の雰囲気が伝わるものだし、後に続く二代、三代の警官に重要な事柄です。清二が死んだ原因、民雄が死んだ原因は孫の和也にて明らかになる。幼児の頃、祖父に連れられて上野動物園に行ったとき義足でアコーディオンを弾く人たちがいたのを思い出した。和也の時代で携帯電話が出てくるのが時の流れを感じました。

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    2021年08月14日
  • 雪に撃つ

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    ネタバレ

    道警シリーズ最新作
    登場人物が勝手知ったるメンバーで安心感があり内容も面白かった。

    佐伯と小島の輝かしい未来に暗雲が垂れ込めるまさかの展開となった。
    とても残念な気持ち。

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    2021年03月01日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    こういう傑作を読むと、ほんとうれしくなります。
    面白くて熱が出そうになりました。
    納得できない部分もあるのですが、それもまたいい。
    真相は早い段階で薄っすら分かります。
    少なくとも3人殺した外道が天寿を全うしそうでムカつきます。
    しかし、清濁併せ吞んだ和也が、これぞ警官という姿で締めくくる何ともうれしいエンディングでした。
    やっぱりラストがいい作品は気持ちいい。
    ベルリン飛行指令と並んで、作者の代表作であるだけでなく、国産ミステリ史に残る傑作です。

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    2021年02月16日
  • 雪に撃つ

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    10年ぶり?の道警シリーズ。中島みゆきの「南三条」「札幌スノー」聴きながら読んでいると、懐かしい札幌の街を走り回っているような感覚に。テンポいい展開にグイグイ引き込まれるが、佐伯さんまだ再婚してないうえに、道警まだグズグズしてるんだとちょっと呆れた。

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    2021年01月17日