佐々木譲のレビュー一覧

  • 北海道警察10 樹林の罠

    Posted by ブクログ

    久しぶりの道警シリーズ。やっぱりロシアシリーズより格段に面白い。ただ20年近く経ち、こちらはだいぶ老けたのに主人公たちがちっとも歳とらないのが、ちょっとだけ不思議なカンジ。でも組織に楯突いた佐伯さん、まだ飼い殺しなんて…今回もありえないスタンドプレーで大金星挙げたのだから、チーム佐伯復活させて、佐々木さん。そろそろ締めに向かわないと…。

    0
    2023年01月28日
  • 憂いなき街

    Posted by ブクログ

    北海道警察シリーズ第七弾。いつものメンバーが、女たらしのジャズメン絡みで起こった殺人事件を解き明かす。今回は津久井がメインだが、佐伯と百合の関係も進展した。警察モノではあるが、ほろ苦い青春モノである。時間制限があり、思わず引き込まれてしまった。

    0
    2023年01月21日
  • 砂の街路図

    Posted by ブクログ

    北海道の架空の町を舞台に、幼い頃にそこで事故死した父の行動の背景を調べていく青年の話。
    ミステリーに分類することには疑問がありますが、運河や煉瓦造りの倉庫、ロシア人街など、北海道ならではの魅力がある町を地図を見ながら主人公の足跡を辿っていくのはとても面白い。作品全体の雰囲気や登場する地元の人々の言動はどこか日本離れしていて、まるでヨーロッパの小説を読んでいるようでした。
    道警シリーズのような内容を期待する佐々木ファンは別として、純粋に小説として評価がこんなに低いのが不思議です。

    0
    2023年01月20日
  • 人質

    Posted by ブクログ

    私自身完全にストックホルム症候群にさせられました。やはり警察小説はある程度リアリティがなければ面白く無い。そういう意味では今回作品は面白かったです。北海道警シリーズは久しぶりに読みましたが、相変わらず面白かったです。前作はまだ読んでないので 読んでみたいと思います。

    0
    2023年01月13日
  • 警官の掟(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    やー面白かった。氏の真骨頂。二軸で動く地味な地取り捜査をじわじわと進めていってラスト衝撃的な展開に繋がる気持ちよさ。

    いや、終わり方としては爽快な感じではないので、ある種イヤミスだけどそれもまた作品の空気感にマッチしてて良かった。

    躍動感ある作品も好きではあるけど、結構な頁数のほんの数ページしかテンションの上がらない作品はほんと好みだなー。

    0
    2022年12月13日
  • 地層捜査

    Posted by ブクログ

    謹慎処分を受けていた刑事水戸部は、退職刑事の加納と組んで、15年前の未解決事件の再捜査を始める。
    年月を経ての聞き込みでその当時には聞こえてこなかった事も耳に入る。
    30年前の事件が絡んでいたと分かる。
    犯人のめぼしも付いたのだが、最後に結果は書かれていないので想像するしかない。

    0
    2022年11月20日
  • 裂けた明日

    Posted by ブクログ

    この物語のような近未来の日本社会が実際に直面しないこと願う。主人公の過去からの行動が突き動かしたのだろう。

    0
    2022年11月16日
  • 暴雪圏

    Posted by ブクログ

    猛吹雪に見舞われた北海道の田舎町での一晩の出来事。
    様々な登場人物の群像劇がどう関わっていくのか。決着のラストといくつか残された想像の余地があり、でもきっと明るさはあるよねと思いました。
    前作を知らないままシリーズの2作目から手に取りましたが、何も問題はありませんでした。

    0
    2022年11月05日
  • エトロフ発緊急電

    Posted by ブクログ

    前回の読書会でお借りした本、その3。
    北辰軍盗録と迷っていたらどっちも面白いから、とおススメされたので。

    うん、どっちも面白かった!
    特にこちらはめちゃくちゃ面白かった!

    メインの時間軸としては、日米本格開戦の直前、真珠湾攻撃の作戦立案から決行までなのかな。
    最初はさまざまな場所、たくさんの登場人物がそれぞれにばらばらに動いているのからはじまり、その個々の事象が、大きく広がった風呂敷がだんだん畳まれていくようにだんだんと集約されていく様が圧巻。
    スパイ小説は読んだことがなかったけど、ここらへんは極上のエンタメ小説な感じがしてめちゃくちゃ面白かったな、
    追いかけられて追い詰められる夢をみてし

    0
    2022年11月05日
  • 人質

    Posted by ブクログ

    北海道警シリーズ第六弾。ワインバーで人質立てこもり事件発生。巻き込まれる小島巡査部長。その裏でもう一つの犯罪が進行していた。ブラックバードのメンバーと機動捜査隊の長生寺警部が事件を解決する、たった一晩の物語。

    0
    2022年10月15日
  • 抵抗都市

    Posted by ブクログ

    歴史改変モノてロシア、ソ連方面やと第二次世界大戦て日本が東西に分断されるパターンはいくつか知ってるけど、日露戦争にIFを置いたのは初めて読んだ。カサブランカやないけど、保護国属国なりのエキゾチックさってあるよね。

    0
    2022年09月15日
  • 裂けた明日

    Posted by ブクログ

    始まりから別れを予感させるような流れで、ゆっくりと幕を開けたかのように思えた。

    だがそこは、まったく予測もしていなかった近未来の様子。

    沖本信也は、役所を定年後、嘱託として働いていたが7年前のあの病気の大流行の時に妻を亡くし、息子家族は、南海大地震の際に亡くなっていた。

    今は、ひとりで内戦のなか生活していた。
    そこへ、昔の友人の娘が少女を連れ逃げてきた。
    2人を匿い、安全なところへと送るはずが危険な流れの中、いっしょに逃避行することになる。

    追われる母娘を安全なところへと…ただそれだけだと思っていたが、ラストがすべてを物語っていた。

    まったく身寄りもなくこのような状況になったときにい

    0
    2022年09月13日
  • 警官の掟(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    暴力団や半グレの事件のようで、どことなく不気味な勢力の関与を匂わせる展開。
    法で裁けなかった犯罪者に対する私的制裁なのか、最後の方まで真相は分からず、結末には驚いた。
    「警官の」三部作という触れ込みですが前二作との関係は感じられず、ただ、警察官も人間なんだというメッセージは共通していたように思う。

    0
    2022年09月05日
  • 警官の条件

    Posted by ブクログ

    ルールに従わず警察を懲戒免職ギリギリで退職した元マル暴の悪徳刑事が、組対の不甲斐なさをカバーするために?復職する。
    そんなあり得ない設定ですが、加賀屋警部の行動は前評判ほど無茶苦茶でなく、むしろかつて加賀屋を密告してエリート街道を進む安城和也の薄っぺらさが際立ちます。
    前作も読んだはずなのに詳しく覚えておらず、完全に新鮮な状態で読みましたが、まさに骨太という力強い警察小説に圧的された。レビューを読み返すと前作も高く評価していたようで、本書を読んでもその印象は変わらない。
    ここまで重厚な警察小説を描ける人を他に思いつかない。

    0
    2022年08月06日
  • 代官山コールドケース

    Posted by ブクログ

    前作と較べて少々複雑化して読み難くあった。と言っても面白く読めました。今回は1つ事件では無く同時進行の事件が複数有り 最後に1つに収束していく、予想されましたが、中々最後まで犯人が解りませんでした。今後シリーズが続く事を期待します。

    0
    2022年07月28日
  • 廃墟に乞う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    休職中の刑事で権限も無く実際どこまで出来るだろう?と思うけれど、そこはこれまでの人脈を駆使して情報を得て、事件の真相を嗅ぎ当てる。
    『兄の想い』が特に面白かった。心にずっしりくる話だったし、決して自分の手柄にせず上手く正しい方向に導くところが良かった。こういうスマートなやり方に憧れる。人を相手にしているから、真面目一辺倒では上手くいかないこともありそうだと思った。
    この前後の作品があったら読みたいと思わせるような魅力が主人公にあった。

    0
    2022年06月21日
  • 沈黙法廷(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    面白かった。冒頭の出出しが印象に残しつつ、色々な人種が交錯する。後半の法廷の攻防もスピーディーな頭脳戦という感じで一気に読める。少し検察の主張に無理があり、現実なら起訴できないのでは?とは思った。ただ余韻も良い。現実に僕も中川綾子といつか会うかもと思いました。

    0
    2022年06月16日
  • 警官の条件

    Posted by ブクログ

    『警官の血』続編
    警部に昇進し、捜査一課二係係長となった三代目・安城和也。
    和也によって、警察を追われた加賀谷仁。

    そして、加賀谷の警察への復帰。

    同じ組対という組織にいながらも、会話する事もなく、それぞれがひとつの事件の解決に向けて動いていく。

    和也は、『上司を売ったやつ』として、そして同僚を死に追いやるという、大きな失敗を犯す。

    加賀谷は、かつての後輩の仇を打つために復帰しながらも、裏社会としてつながる灰色の警官として、疑いの目で見られる。

    加賀谷は、『一人前に育てるべきだった』と呟く。
    和也への思いだったのだろう…

    そして最後の『親父さん』『世話かけやがって』
    で、すべてがつ

    0
    2022年04月24日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    警官としての『矜持』とは?

    清二、民雄、和也と3代続く警官としての生き様。
    それぞれが警官として、さまざまな葛藤を受けながら、任務にあたり、警官としての『使命』を全うする。

    清二は、戦後の治安維持のために大量採用された駐在警察官。身近に起こった2つの殺人事件を調べる中で、謎の死を遂げる。
    父の死の真相を知るために警察官になった民雄。赤軍派の潜入捜査を命じられた結果、精神を病むことに。その後、清二と同じ駐在所勤務となったものの、女児を人質にとった暴力団に射殺され、殉職。
    民雄の息子・和也もまた警察官に。暴力団を担当する捜査四課に配属され、上司の不正を暴くスパイを命じられながら、警官として生き

    0
    2022年04月10日
  • 警官の血(上)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    清二が追っていた2件の未解決事件の犯人は?

    清二が死んだ真相は?

    すべてがここにつながっていくのか…

    三代に渡る真相は…

    0
    2022年04月06日