昭南島に蘭ありや(上)

昭南島に蘭ありや(上)

880円 (税込)

4pt

4.7

昭和十六年、シンガポールに在住する日本人に引き上げ命令が下りた。台湾生まれの客家の青年・梁光前は、その日から己の存在を問い続けることになる。中華の民か、大日本帝国の臣民か。どちらでもあり、どちらにもなれない己とは何か? ふとしたことから中華義勇軍に入ることとなった光前は……。

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  • 昭南島に蘭ありや(上)
    880円 (税込)
    昭和十六年、シンガポールに在住する日本人に引き上げ命令が下りた。台湾生まれの客家の青年・梁光前は、その日から己の存在を問い続けることになる。中華の民か、大日本帝国の臣民か。どちらでもあり、どちらにもなれない己とは何か? ふとしたことから中華義勇軍に入ることとなった光前は……。
  • 昭南島に蘭ありや(下)
    817円 (税込)
    昭和十七年、日本軍はシンガポールを占領し、昭南島と改名した。過酷な軍政を敷く帝国軍に華僑は抵抗する。戦争という歴史の歯車が軋みを上げる中、己の存在に悩む光前はついに決断する。自分自身の手で自分が何者なのかを示すことを。そして東条英機暗殺計画が密やかに進行し始めた……。

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昭南島に蘭ありや(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年02月07日

    戦時中のシンガポールを描いた作品。
    シンガポールから見た日本や英国、在シンガポール華僑から見た戦局というのがとても興味深く、すいすい読んでしまった。
    中国の列車の中でワイルド・スワンを読んだことを思い出した。

    0

    Posted by ブクログ 2017年10月28日

    佐々木譲の第二次大戦ものに外れ無し。
    本作はシンガポールが舞台。主人公は台湾生まれ、当時は日本領だから国籍は日本人。よじれた出自が彼を歴史に翻弄される。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月22日

    開戦前夜から、シンガポール陥落まで。

    そうそう。
    昭南島とは、今で言う(昔もだけど)シンガポールのこと。
    第二次大戦中、日本に占領された際、昭南島という名前に
    変えられていました。

    シンガポールは二度ほど行ったことがあるんですが、
    その時の地名が小説中も出てきて、
    「あ、あそこの事か」と思いに浸...続きを読む

    0

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