光浦靖子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
死体ばっかり出てくる本を読んだり、友達に彼氏奪われたり…って、私どんだけ光浦さんとキャラかぶってるん( ^ω^ )怖い←
というわけで、文芸部顧問・M堂さんオススメの、オアシズ大久保さんと光浦さんの往復書簡です。
いや〜、イケてない女子には「わかるわかる〜!」と共感しまくりなテーマが満載で、外で読んでる時はニヤニヤしてる顔隠すのに苦労しましたわ(笑)。
イケてる女子の皆様には卑屈に思われるかもな〜と思うくらい、ぶっちゃけております。毒を吐いております。
光浦さんの恨めしげなメッセージをアッサリといなす大久保さんの、強かなんだが何も考えてないんだか分からないところが面白い(笑)。
片や、私頑 -
Posted by ブクログ
『ようやくカレッジに行きまして』を、ようやく読みまして・・・。
英語の上達と、カフェを開くための勉強と、カナダで働くことができる権利を得るために、入った調理学校。ここで4週間を1ブロックとして、17ブロックのコースを終えると、卒業でき、フレンチのコース料理が作れる実力がつくらしい。
シェフたちはそれぞれ個性的で、生徒もいろいろな国から来ている。肝心の英語はなかなか上達しないし、シェフの指示を理解することもままならない。日本人のスケールで物事を見る光浦さんには、外国の人間が理解できない。
日本人の美徳なんてクソ喰らえ、陰の努力なんて視界にも入らず、食材は強奪戦が当たり前。余っても譲らない。一部の -
Posted by ブクログ
タレントの光浦さんのエッセイ。
光浦さんの印象は、学生の頃に見ていためちゃイケの頃で止まってました。なのでこのエッセイ読んで、人柄とか気質とか色々分かって面白かったです。
自分も繊細すぎたり不器用だったり、それゆえ生きづらさを抱えていて落ち込む事も多々ありますが、光浦さんは私の上をいく生きづらさを抱えているのを知り、励まされたような心配になるような色々な気持ちになりました。
すごく共感できる部分と、ここはあまり共感できないなあと思う箇所が結構ハッキリ分かれて、こういう感覚になるエッセイは初めて読んだので新鮮でした。光浦さんの事応援したくなりました。
清水ミチコさんの解説もいいです。光浦 -
Posted by ブクログ
【カナダに行きたくて読んだけど面白いエッセイだった】
カナダに行ってみたくて、カナダはどんな場所なのか知りたくて読んでみました。
西加奈子さんの『くもをさがす』も読みましたが、西さんと光浦さんがバンクーバーに感じていることに共通点が多くて面白いなと思いながら読んでいました。
人が優しくて、子どもとご老人ファーストで、愛があるといいます。いつか行ってみたいなと思いました。
カナダを知りたくて読んだ本ですが、光浦さんの留学エピソードも面白かったです。英語がまったく覚えられず、いくつも歳下の同級生に無視され、引っ越し先が無理すぎた話とか。
また、光浦さんがどうして留学した理由や、留学して感 -
Posted by ブクログ
光浦さんの書く文章には、一目置いていた。
コンビの大久保さんとの書簡という形で出版された『不器用な友情』の文章が素晴らしかったからだ。
それで、本当に久しぶりに光浦さんの本を手に取ってみた。
あの本のことを思い出すと、残念ながら、期待したほどの文章ではなかった。なぜだろう?
思うに、「そこに大久保佳代子がいなかったから」という気がしてくる。読ませる相手が大久保佳代子、そこには相手に負けてはならじという気概が感じられた。皮肉もあり、ユーモアもあり、お笑い芸人としてのエッセンスに溢れていた。
でもこの本は、一人語りの、不特定多数に向けた文章なのだ。だから面白くない、というわけではなく、相変わらず -