光浦靖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ光浦靖子さんの赤裸々なエッセイ。
20年前が私の中のTVピーク時代で、めちゃイケに出てる光浦さんのイメージでしたが、お子さんが好きなところや意外とご本人自体は繊細で天邪鬼。
なんだか、自分と重ねつつ共感する部分とそうでない部分もありましたが、前向きな姿に勇気づけられました。
私は光浦さんより世代が下なのですが、「個性が大事!」「変わってるが褒め言葉」と感じたのは高校時代から「The女子グループ」から外れ、私の個性を認めてくれる先生のモノマネで盛り上がるお笑いが好きなグループに属してからです。その後、やっと自分が出せるようになったのは大学生くらいからでした。それまでの義務教育の時期は世界が狭く、てとっても生きづらかった。だからこそ、お笑いを見て笑う時間が心の癒しの時間でした。だからこそ、光浦さんの文章を読み、しみじみとそう感じたのです。
「頑張ったからって評価されるもんじゃないですからね。時代とマッチするか、誰に会えるか、ご縁、運が大きく影響します」と、どこの世界線もそうかもしれません。
光浦さんは芸能界での存在意義をずっと探していてこれは年を重ねてもずっと誰もが「居場所」に悩むことなのだろうなと読んでいました。
私も今も人生が道半ば。悩んでいるからこそ、まだまだこれからもそんな山あり谷あり乗り越えていく日々がつづくのだろうだと思いました。だからこそ、置かれた環境の中で、周りに感謝したいと改めて思いました。
白スポ、黒スポ(白鳥さん、黒沢さん)
可愛いものをみるとイーーーッ!(手芸)
思い切ってフリーズのパントマイム(SNS)
ラストオーダーを取りに来た店員のセリフ(閉経)
タバコニュニケーション(タバコ)
一人シークレットサービス(強い女性)
ザ女子はめんどくせえな
首から上の情報、多くね?(歯列矯正)
リスみたいに可愛い!ちくわに気をつけろ(不定愁訴)
くすっと笑える言葉のオチをつける言葉のセンスは、さすが、芸人さんだと思いました。
本当に古いちくわにお気をつけくださいね!笑
なお、ちくわは出身地周辺の名産ですし、私も小さい頃からお腹すいたら食べていました(笑)
どうか、光浦さん自分の人生とお身体お大事に。
追伸、留学のお話の本を借りようとしたら大人気だったので、こちらの本から読み進めております。
きっとこの本を読んだ方は留学の本のコメントでもいつか出会うことでしょう♫ -
Posted by ブクログ
昔から、光浦靖子さんがすき。今から20年くらい前、光浦靖子みたいになりたいと当時付き合っていた彼氏に話したら「嫌味に聞こえるからやめろ」と言われた。何がだ。あんな賢くてユーモラスな人、憧れるだろうが。
バラエティ番組もお笑いもあんまり好きじゃないけど、そんな私が好きになるだけの秘めたものがあったんだなと、この本を読んで再確認した。
無から不安を生成する能力、人と比べてることばかりしてしまう性格、小さなことが気になって間違いを無視できないところ、手芸がすきなところ、毒親ではないけれどどこかズレた親…なんだかすごく親近感。
人生100年時代、子供の時にやってみたかったことを今から始めたって遅くない、老後のために子育てならぬおばあちゃん(自分のこと)育てをしたい、生きるための素敵な考え方がたくさんあった。
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Posted by ブクログ
あまりテレビを見ないので、前から有名で、高学歴で、大久保さんとコンビ組んでて・・・くらいにしか認識していなかった光浦さんですが、50代でカナダに留学されたということで、シンプルに「すごい!」と思って興味が湧きました。
本書は「カナダに行こう、何かが変わるかもしれない(し、嫌で戻ってくるかも)」と決意した光浦さんが、コロナに阻まれ、渡航するにできない、仕事も断っちゃった、家も解約した・・・という時期をエッセイにしているものでした。
昔テレビで拝見したお姿そのままのエッセイでした。淡々と面白いこと、辛口意見を言ったりしながらも、「なんか泣けてくる」的にメガネをあげて涙を拭う姿をなんとな~く覚えていて、読みながらその姿が脳裏によみがえってきました。
ご自身をややこし性格と分析されているようですが、誰しもそんな一面はあって、それが素直に出ているのが光浦さんで、それが「らしさ」につながっているような気がしました。
文具が好きで、好きな物を見ると「イーーーーーー!」となるという表現、すごく好きでした。わかります、「イーーーーーーーー!」となるんですよね。
それから、子ども好きなようで、小学生のかわいさに「キュンキュン」きたとか。光浦さん、絶対いい人やん、て思いました。
東京の満員電車での世知辛い現実(降りる人を待たずに乗り込んでくる人に対してイライラする、早く降りろとばかりに後ろから押してくる人にイラっとする、さらにはかかとを踏んでくる人に仕返ししようと試みるも、できずに同じレベルになり下がらなかったことに安堵するなど)のところなんて、「そう!そう!」とすごく共感しました。余談ですが、昔東京に住んでいて、あの満員電車での通勤を数年経験した私は、東京は嫌いではないけれど、やっぱもう戻りたくないな、と思っています。
あと、芸人仲間の清水ミチコさん、白鳥さん、黒沢さんとの関係が、なんか、いいですね。こういう友人関係、理想です。
そうそう、光浦さんと言えば、手芸!女性が集まって、ぺちゃくちゃおしゃべりしながら手芸するっていうのは、私も憧れる情景です。私は手芸苦手だけど。この憧れのために、編み物したいなと思ったことも何度もありますが、まだ手つかずです。なので、ますます光浦さんが眩しい。光浦さんがこんな場を本当に作られたら、こそっと参加したいです。
さてさて、このエッセイを経て、カナダに行って、生き生きとされていることは多くの方がもう知ることとなったのではないでしょうか。
次は「ようやくカナダに行きまして」をぜひ読みたいと思います。楽しみだな~。 -
Posted by ブクログ
若林さんは不思議な人だ。
めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。
私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
あとは角田光代さん回。角田さんがおっしゃることがいちいち納得感がある。難しいことは一切言ってないのに。伝わる言葉でなるべく正しく考えを伝えようとされてるのが分かる。
そしてこの回でも、若林さんが良く話す。
ホストがノッてる方が対談は面白くなるよね。
西加奈子がやたら作中で〈セックス〉という言葉を使うのはそういうことか。説明したがりだと言う朝井リョウは実際どれくらい読者を縛り付けてくるんだろう。羽田圭介、やっぱり(人間として)好き。そのイメージを崩したくなくて彼の本はあんまり読んでないのは内緒だ。中村航の〈100回泣くこと〉再読したいなぁ。でも中村文則の〈教団X〉再読はしんどいなぁ⋯
エッセイを通じて作家さんのキャラクターを垣間見ることはあっても、話す言葉を聞く機会はなかなかないので、そういう意味でもなんか新鮮。