光浦靖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不器用で、正義感が強くて、天邪鬼で…そんな風に生きてきた人だから、話に説得力があって愛おしい。
この前に読んでいた『ようやくカナダに行きまして』では、初めての経験におどおど対応していく50代女性を応援する気持ちで読んでいたけど、
今作はそこに至るまでの断捨離とか、仮住まいとか、
なんで留学という考えに至ったか、みたいなことが書いてあって、合わせて読むと面白かった。
(どちらが先でも全く問題ない。)
「男女の服装は逆じゃないか?」って話には妙に納得してしまったし、
「5年着ていない服は、5年後にヘビロテになったりする」って話は、私自身もそうだから鬼共感。
本好きに刺さりそうな話は、カナダ -
Posted by ブクログ
若林さんは不思議な人だ。
めっちゃ自意識過剰で自己防衛本能が強くて、見栄っ張りでカッコつけ。本音は言わない。
だけどスッと人の懐に入ってくる可愛げもあるんだなぁ。
この本では、若林さんのそんな部分が遺憾無く発揮されていて、終始ほっこり見守る気持ちで読むことができる。
人が死ぬ本ばっかり読んでたアタマが癒される〜。
私が好きなのは、羽田圭介さん&藤沢周さんの回。
この回は、若林さんが話すボリュームも多くて、羽田さん、藤沢さんとの相性の良さを感じる。話してることもほどよくカタくて、良い意味で、男同士っぽい感じ。小気味よくてずっと読んでたい。一冊丸ごとコレでもいいなぁ。
あとは角田光代さん -
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