光浦靖子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
普段エッセイはあまり読まないけれど、小さい頃からテレビで観ていた光浦さんの頭の中を覗いてみたくて手に取った。
やはりイメージ通り。気難しくて偏屈で小さいことが気になる方のよう。でもそんな彼女が芸能界という強者揃いの世界をなんとか生き抜いて、コロナ禍を経てカナダへと向かうまでの、少しの気持ちの変化と大きな行動を起こしていく様はすごい。何度も言うようだけど、彼女は気難しくて偏屈で小さなことが気になる人だけど、決して繊細なタイプではなくて、むしろたくましい人だった。
色んなことに文句を言って、色んな人と上手く折り合いがつかなくて、人間として生きにくそうだなと思いつつも、どこか少しだけ楽しそう。清水 -
Posted by ブクログ
光浦さんが自分の性格を分析し、このまま残りの人生を送るのは…と、カナダ留学を決意した。
正義感が強い、感情表現が苦手、天邪鬼、ネガティブ。
なんとなく自分も光浦さんに似た部分があり、うんうんと頷けることがあった。
光浦さんは、どんなに些細なことでも自分のことが間違って人に伝わるかとが許せないそうで間違いを訂正するつもりが、人からは否定されてると思われると書いてありました。
相方の大久保さんからは、いちいち訂正する方がパワーがいる、間違いでも一度受け入れる、と言われたそうです。
確かになぁ。
性格は人それぞれいろいろあるけど、留学を決めた光浦さんはスゴイ!
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Posted by ブクログ
◆心に刺さったワード◆
⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
⚫強い心は強い肉体に宿る
◆読んでみたい本◆
⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
⚫世界の実相