光浦靖子のレビュー一覧
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『ようやくカナダに行きまして』に続く、カレッジ編。
カレッジで、2年のコースを終えると、3年間カナダで働く権利(ワークパーミット)がもらえる。
光浦さんは、料理コースを選んだが、最終的にはフレンチのフルコースが作れるようになる、という触れ込み。
これが、想像以上にハード。元々、繊細で、ちょっとめんどくさい性格なのだが、4週間で1コース、全17コースのそれぞれのシェフのキレっぷりがすごい。日本でも、飲食業界あるあるなのかもしれないが、口答えは一切許されず、こちらが明らかに悪くなくても「イエス、シェフ」と返さなくてはならないシェフも多い。光浦さんも、あまりの理不尽に何度も涙を流し、心もやられそうに -
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ネタバレ後ろ向きに考え抜いたその先には、
人生後半戦を明るく照らす
私の「ガンダーラ」があるはずだ!
コロナ禍の変化、更年期のとまどい、そして老後の話……
話題沸騰の「留学の話」を含む、書き下ろしエッセイ集。
40代になって仕事がゆる~りと減り始め、一大決心してレギュラー番組に休みをもらい、大好きな部屋を引き払って留学する予定だった2020年4月。しかし、緊急事態宣言が発出されて、留学を断念、家なき子の仕事なき子になってしまって……。
「東京に行けばすべてが叶う」と妄信して上京した18歳の時と同じような気持ちで決めた、50歳目前の新しい挑戦=留学。今年の夏にカナダ留学にリトライしよう、という新しい -
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50歳にしてカナダへ留学した芸人光浦靖子氏。彼女の各自然体な文章に癒された。そしてさすが芸人。ところどころで笑わせる。
中年になると冒険することに憶病になる気がする。
けれど、彼女は50歳にして単独留学という大きな冒険に出た。コロナ禍で大変なこともあったようだが、何とか乗り切って現地で楽しく過ごしているようだ。
海外生活にあこがれる身としては羨ましい限りである。
「はじめに」で、「やっぱり新しい世界を知ることは興奮する。心も体も少し強くなってきた気がします」(p2)とあるように、奮闘しながらも海外生活で得た経験は彼女を一回りも二回りも大きくしたのだろう。
海外にいるからこその視点も参考になる。 -
Posted by ブクログ
光浦さんが本当に逞しい。大人になってからの語学留学って、今まで仕事全力でしてきたからこその大人の夏休みだなぁ羨ましい、と思って読み始めたら、トラブルだらけでハード!!カレッジ入学、家を借りるなどが一つ一つとても大変で、海外生活のリアルな部分がしっかり書かれていた。ネガティヴで、しっかり落ち込むししっかり泣く人なのに、なんだかんだで挫けずに折れずにカナダでの生活を切り拓いていくのが、とてもかっこよかった。
困った時や納得がいかない時に、飲み込まずにしっかり意思を伝えること、ダメ元でも行動してみること、そうすると意外と誰かが助けてくれたりしていて、周りを巻き込むことがとても大切だと感じた。日本だと -
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これ凄い好き。
私なんか全然本読んでないなーって思った。
若林さんがそもそも繋がっている、なんなら飲み仲間作家さんとの鼎談から始まって。初めましての作家さんも登壇してくるんだけどこんな会話繋がって凄いなー掘り下げてるなー面白いなーってのが連続するんだから。
タイムリーにみたかったなー。もっと対談して欲しい作家さんいるなー。私が好きな作家さんの本がお勧めされてて嬉しいなー。
もう紹介されてる本片っ端から全部読みたいっ!!すべての回でその時話題に上がったテーマでお勧めの本を作家さんが紹介するんだが、これが垂涎なんです。紹介の仕方にも唸る、だってどれもこれもすっごく読みたくなる。
沢山の本 -
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