エマニュエル・トッドのレビュー一覧

  • 2030 来たるべき世界

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    トランプ氏に対して、「あいつは元々頭がおかしくて嫌なことをしたり、物事をひっくり返したりするのに快感を感じるやつなんだ」みたいなこと書いていて、

    あんた、それを言っちゃあおしまいよ

    と思ったが、いくつかの対談やインタビューがまとめられており、多角的な視点を得るのに役立った。

    特にオードリータン氏のパートは必見だろう。
    民主主義の強化や、多元主義など、
    右にも左にもなりきれない根っからの民主主義の日本が見習うべきものは多いと感じる。
    安野さんの名前が何度か出てきて、応援したい気持ちになった。

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    2026年05月07日
  • 2030 来たるべき世界

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    現在の状況で逆説的なのは、より狂っていないのら最も権威主義的な国々であるということ。困ったことに、西側のリベラルな国の方が少しおかしく、信頼できない。

    政権末期にはレガシー作りということがよく起こる。(トランプのノーベル平和賞?)

    ロシアはイスラエルの北側から攻撃してくるヒズボラ、シリアとの関係を通じてある程度の抑えを効かせてきた存在。そのため、ウクライナへの援助はできない。ゼレンスキーがユダヤ人の末裔であることに鑑みても。

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    2026年05月01日
  • 2030 来たるべき世界

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    エマニュエル・トッドをはじめとする対談集をまとめた一冊。一見、表紙の方々が一堂に会して対談したものと勘違いして購入してしまったが、それぞれ別々に開催されたイベントであった。『西洋の敗北』を出版した後の反響や、不安定な国際情勢において日本の良さをどのように生かしていくか、示唆を与えてくれるもの。親日家であるエマニュエル・トッドが広島の原爆資料館を視察してもなお、日本の核武装を推奨していることについて、いろんな対談者が質問しており、興味深い内容であった。東アジアにおいて日本が極めて微妙なパワーバランスの中に位置していることを痛感させられた。

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    2026年04月29日
  • トッド人類史入門 西洋の没落

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    トッド人類学のおおまかな考えがわかって他の本のとっかかりとなった。
    西洋絶対主義を全否定しており、家族観に根付く人類学的観点から各国を捉えていて、面白い。

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    2026年04月28日
  • エマニュエル・トッドの思考地図

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    現代を代表する知性の持ち主は、普段どのように思考をしているのか、その構造を知りたくて読んだ。

    本人の体験をベースに書かれているので、そのまま使えるわけではないが、ざっくり抽象化すると、書籍を中心に大量の情報やデータを集め、そこから着想→検証というプロセスを踏んでアウトプットにつなげているのだと思われる。

    膨大に蓄積された情報を自在に扱ってアウトプットするのは、松岡正剛氏や立花隆氏のイメージに近いかも。

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    2026年04月19日
  • 2030 来たるべき世界

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    売れ筋、新刊という事手にしました。トッド氏の見解の基本は「西洋の敗北」、即ち崩壊後のソ連、大戦後の中国が実力をつけてきた一方で、世界の警察を自負していた米国が国内から自己崩壊してきたというもの。大国に挟まれた、経済大国の日本の立ち位置が問われ、ややもすると現内閣の右傾化が揶揄される中、米国、中国、ロシアに対しても「ノーと言える」国であって欲しい。
    全般的に難しい内容でした!AIによる要約もよくわかりません。どなたか要すれば何が言いたいのか教えて欲しいです!

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    2026年04月06日
  • 2030 来たるべき世界

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    知の巨人達から見た世界。
    イラン戦争が本格化している2026年3月。
    冷静な目で世界を見続けるヒントが多く散りばめられていた。

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    2026年03月17日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    ユダヤ系フランス人の歴史人口学者・家族人類学者による論考集。

    米国・イスラエルをことさら危険視し、ロシアや中国寄りに見える筆者の立場には疑問だが、リベラルな欧米主流の主張とは一線を画す、中国以外の日本を含む東アジア諸国の核武装を推奨したり、米国からの離脱を勧めるなどの独自の言説は時局柄参考になる。

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    2026年03月06日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    著者は「西洋の敗北」を上梓している。
    これは英語圏では翻訳されていないという。
    つまりその内容は英語圏には都合が悪いということなんだろう。

    もう一度西洋の敗北を読みたくなった。

    印象に残ったのは
    「日本はアメリカと距離を置け。下手に巻き込まれるな」
    という主張。
    これが正しいのか誤っているのか私にはわからないけれど。

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    2026年03月04日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    多分作者は欧米が終わったという結論のもと、この説を唱えているので、読後の納得感はあると言えばあるが、ちょっと無理があるのではという突っ込み所も…

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    2026年02月26日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    今の世界情勢にあって、"西洋の敗北"に興味があったから、とりあえず購入。本屋で複数冊買う中で、ついで買いをしたと思う。

    読むと難しくてわからないところもあったが、理由の記載もなく、日本はこうすべき、みたいなことを書いてあ離、冷めてしまい、読むのをやめてしまった笑

    この身勝手な読み方をよし、とし始めてから読書が面白くなってきた。

    読まされるのではなく、いつでもやめてやるぞ、という積極的読書w

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    2026年02月12日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    なかなか難しかったがアメリカの乳幼児死亡率が高く
    賃金水準が高いのは金融機関や弁護士などでが突出していて
    製造業が衰退して自国で賄うことが難しくなっている点が興味深い

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    2026年01月16日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    ネタバレ

    対談やインタビュー部分が多いからか私の理解力の問題か、よく分からない部分が多かった。イランはともかくロシアに対する過度な礼賛と信頼は奇妙に感じる。ロシア(ソ連)が約束を守る国だったことなんてあったか?それと同じレベルでアメリカも欧州も信頼できないという話は分かるけど。
    直系家族と核家族の話もよく分からなかったな。もとの「西洋の敗北」を読んでからだとすんなり理解できる部分もあるのかも。
    全体としては腑に落ちる部分も多かった。資本主義と民主主義の組み合わせは敗北している。日本はアメリカの仕掛ける戦争に巻き込まれず国家として自立しなくてはならない、そのためには核を持つべき。

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    2026年01月05日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    フランス人且つユダヤ混血の作者として、欧州への自嘲もあるが、広く世論を認識したうえで世界を読み解く本
    。日本に対しての見解は少々難あり。ロシア及びアメリカへの考察は興味深い。

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    2026年01月04日
  • 第三次世界大戦はもう始まっている

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    ネタバレ

    全部鵜呑みにはできないけど、こういった視点での本を読むのもよい。
    (ロシアのウクライナ侵攻は)第二次世界大戦より第一次世界大戦に似ている、という分析は理解できる。

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    2025年12月17日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    20年ほど前、2020年辺りから西洋の時代が終わって、東洋の時代になるという本を読んだことがあります、800年周期でそれが繰り返されているという内容だったと記憶していますが。本屋さんでこの本を見かけて、ピンとくるものがありました。

    最近ゴールドの価格が急上昇していますが、これは現在私たちが使用している通貨の価値が下がっていることを意味しています、これも世界の混乱を示すものなのでしょうか。

    昨年定年を迎え会社勤めをしていないのですが、ビジネスの世界でも少なからず影響を受けていると想像します。この本を読んで、将来私たちが目にすることになるであろう新しい世界を迎える覚悟を持たなければならないと思いを新たにしました。

    以下は気になったポイントです。

    ・西洋の民主主義を共に作り出した「英国・米国・フランス」の三極が、今崩壊しつつある、経済的に崩壊している、国内の生産基盤が国外に流出し、産業の空洞化が起きた、さらに自由・知性・批判的思考、理解と前進を可能にする「人間の理性」といった理想や価値観が消滅しつつある、「進歩」という理想が崩壊している(p4)

    ・トランプは国際取引でドルの使用を止めようとする国々を関税で脅している、米国の真のスローガンは、生産せずに消費する、常にあらゆる分野で「生産せずに消費する」なのである、国内の財政赤字から生み出されたドルで国外から購入することが可能だから(p6)

    ・西洋の敗北は不可避だ、とウクライナ戦争の当初から筆者が確信できたのは、人口が米国の半分以下のロシアの方が、米国より多くのエンジニアを要請しているという事実からである(p9)ウクライナ軍は崩壊しつつあり、欧州は経済制裁の最大の被害者となっている(p38)

    ・ロシアは和平に関心を持っていない、レッドラインを明示したにもかかわらず、NATOが東方拡大を続けたり、ミンスク合意にこぎつけたものの、その後も戦闘が続き裏切られたりした、冷戦後の数々の経験から、西側諸国との約束(文書での協定や合意)にいかなる信頼も置いていないから(p40)

    ・米国はいわば、スーパーオランダ病に苦しんでいる、ここでの天然資源(オランダは天然ガス)は、ドル、である。米国では高学歴者ほど、産業・ものづくりの就職につながる科学、エンジニア分野ではなく、ドルという富の源泉に近づくために、金融・法律の分野に進んでいる(p49)

    ・ドイツのケースと同様に、米国が自国の核を使って日本を守ることは絶対にあり得ない、核は「持たないか」「自前で持つか」以外に選択肢はない(p51)日本は核武装と共に通常兵器の増強も進めるべき、これは戦争をより困難にするため、戦争は軍事的は勢力不均衡から生まれるから(p54)

    ・ロシアの勝利でなく、西洋の敗北である、すなわち、米国を含む「アングロサクソン世界」の内部崩壊である(p61)これまで世界を支配してきた「自由主義的(リベラル)西洋」の崩壊を意味している(p62)

    ・保護主義政策が効果を持つには、輸入品に関税を課すだけでは不十分だ得る、優秀で能力があり勤勉な労働人口が必要である、米国はすでに手遅れである、エンジニア不足だけでなく、技術者や質の高い労働者も不足している(p65)

    ・今回の米国の敗北はこれまで経験したことがないような敗北である、イラク、アフガニスタン、ベトナムで米国は敗北を経験したが、これによって世界経済によける米国覇権を失ったわけではなく劇的な事態にはならなかった、しかしウクライナ戦争での敗北は、単なる敗北ではなく「世界経済における敗北」すなわち「経済制裁や金融支配によって世界に君臨してきた米国の覇権力が敗北すること」を意味する(p74)

    ・原初のホモサピエンスの家族構造は各家族で、次に農業の発生と共に発明されたのが「直系家族」である、限られた農地を次世代に分割せずに譲り渡すためだと考えられている、ここでは文字も生み出されていて、直系家族は、資産や知識・技術の「世代間継承」に適したものであった(p93)

    ・日本企業の2つの特徴、1)長寿企業が多い、世界で数百年以上存続している企業の3分の2が日本にある、2)他の国には珍しい独自の製品を生産する企業が多い、経済複雑度と呼ばれるこの指標で日本は今でも世界一である(p98)

    ・民主主義は消費者ではなく、労働者によって支えられる、そうした労働者が消滅したことで米国の自由民主主義は「リベラル寡頭制」へと変質した、トランプを支持しているのは、労働者というより、基軸通貨ドルの恩恵の下で生活している、消費者=平民である(p101)

    ・第二次世界大戦から20世紀末まで、資本主義が経済成長と技術革新を担当し、その結果生まれる格差・弱者を民主主義政治が救うという、役割分担ができていた、しかし油断していて、資本主義の暴走を民主主義が制御できなくなった、米国では政治献金・ロビーングを通じて民主主義が資本主義に乗っ取られてしまった(p102)

    ・ロシアとベルラーシのGDPの合計は、西側陣営の3.3%である、しかしこのGDPでロシアはミサイルを生産し続けられる、問題は、経済の金融化・サービス産業化が進む中で、GDPがもはや「生産力=真の経済力」を測る尺度として効力を失っていることにある、軍事力を最終的に支えるのは、リアルな生産力である(p113)

    ・独露の接近は米国が最も恐れている事態である、強力な軍事支援でウクライナをNATOの事実上の加盟国とすることで戦争をけしかけた米国の隠れた真の目的は、ロシアとドイツの分断にあった、元々ロシアとドイツはエネルギー面・経済面で緊密な相互補完関係にあり、両者の協力関係は、地政学的にも地域の安定に寄与する、長期的な視点に立てば、この二国の接近は、全く合理的である(p117)

    ・ロシアとベルラーシのGDPの合計は、西側陣営の3.3%である、しかしこのGDPでロシアはミサイルを生産し続けられる、問題は、経済の金融化・サービス産業化が進む中で、GDPがもはや「生産力=真の経済力」を測る尺度として効力を失っていることにある、軍事力を最終的に支えるのは、リアルな生産力である(p113)

    ・独露の接近は米国が最も恐れている事態である、強力な軍事支援でウクライナをNATOの事実上の加盟国とすることで戦争をけしかけた米国の隠れた真の目的は、ロシアとドイツの分断にあった、元々ロシアとドイツはエネルギー面・経済面で緊密な相互補完関係にあり、両者の協力関係は、地政学的にも地域の安定に寄与する、長期的な視点に立てば、この二国の接近は、全く合理的である(p117)

    2025年10月18日読破
    2025年10月19日作成

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    2025年10月19日
  • 第三次世界大戦はもう始まっている

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    避けられたはずのウクライナ戦争の原因と責任は米国とNATOにある。ロシア国境までNATOが拡大することはロシアの死活問題。ウクライナ軍の能力は米英が増強しているから。ロシアの勝利は、アメリカ主導の国際秩序を揺るがすことになる。

    歴史が進むと、核家族制から父権性社会に変わっていくということ、家族システムで世界の各国が分類できるというのが興味深かったです。

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    2025年10月06日
  • グローバリズム以後 アメリカ帝国の失墜と日本の運命

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    日本に移民として入ってくる多くの人は若い世代。
    そして移民による問題解決を求められるのも将来世代。在日韓国人、朝鮮人問題を見れば明らかです。
    それにもかかわらず、移民であることも認めず、十分な説明もせず、なし崩し的に移民政策が進められ、気づけば世界有数の移民受け入れ国になってしまっている。

    国民のための政治は執り行われず、国民の安全を守ることすら覚束なくなっている。そんな現実を突きつけられ反対の声を上げる国民を差別主義だとレッテル貼りする。

    いわゆる国の借金問題を将来へのつけだと言うのなら、野放図な移民受け入れこそ将来へのつけ回しだ。

    そんな思いを代弁してくれているかのような気持ちになりました。

    書籍としては数年にわたるインタビューをまとめたものであることや、発刊から10年近く経った今読んだということもあり、特に後半に釈然としない箇所が何箇所かあった。(米国は貿易赤字のため戦争できる状態ではないとか、日本は中国を含む経済圏をつくり内需を拡大するべきとか)

    あとがきにも書かれている通り、世界全体の動きを考えるきっかけとして読むのであればおすすめできるけれど、世界の動きを学びとるために読むのはやめた方がいいと思う。
    あまり著者の良さを引き出せていないように感じた。

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    2025年10月03日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    主に文藝春秋に記載されたトッド氏の記事を集めたもの。

    西洋の敗北自体は未読なので、その概略が知れるかと思い購読。

    内容としてはウクライナ戦争における西欧の失敗を分析し、アメリカ、欧州の政治的、軍事的な戦略を批判する。
    そのため新自由主義的資本主義の限界に通じるものが当然ながらある。

    面白いのは経済学観点ではない本書でもドルを発行しすぎていると言う意見が出ているところ。
    つまり実労働である農工の生産能力が低下し、実体のない金融業に腐心していることも
    痛烈に批判されている。


    アメリカ、欧州の批判が主な内容なためにロシア寄りの意見も多いと感じてしまう。
    プーチンは冷徹で計算高いという意見が多い中で、こういった違った角度で物事をみている意見はある意味貴重かも。

    これ一冊で世界情勢がわかろうはずもないが、ユニークな本だと思うので、西洋の敗北も読んでみたいと思った。

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    2026年07月08日
  • 第三次世界大戦はもう始まっている

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    1 第三次世界大戦はもう始まっている
    2 「ウクライナ問題」をつくったのはロシアでなくEUだ
    3 「ロシア恐怖症」は米国の衰退の現れだ
    4 「ウクライナ戦争」の人類学

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    2025年09月06日