エマニュエル・トッドのレビュー一覧

  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    難しそうだけど読破するぞ!と意気込んだけど頓挫。
    後日、ニュースを見ると西洋は敗北してるなぁと思うことが多いので(大逆転したら良いなと思うけど)、この本に書かれていることは合ってたはず。(完読できなかった私が悪い!)

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    2026年01月30日
  • トッド人類史入門 西洋の没落

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    三宅夏帆さんおすすめ。『西洋の敗北』を読む前に、トッドの思想をざっくり理解したく手に取った本。
    インタビュー形式なのでとても読みやすかったです。

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    2026年01月21日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか
    著:エマニュエル・トッド
    訳:大野 舞
    出版社:文藝春秋

    読み終わって、まず、感じたことは、日本とは、いまだ、GHQの支配下にあるという錯覚だ。
    意図しない戦争に協力させられ、そのために、米軍が国内に長期駐留している。
    だが、それは、ドイツも同じだ。
    東の体制が崩壊した後も、日独伊は、いまだ、友好同盟国ではなく、米国の支配下にある植民地であるという幻想だ。

    本書のいう西洋とは、米国とその同盟国をいう。
    狭義の西洋は、米英仏、市民革命を経験した国々。これがコアだ。
    そして、本書の西洋である、広義の西洋は、米英仏日独伊、米軍事同盟である

    露は、ウクライ

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    2026年01月18日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    知人の昨年のベスト本1位と聞き、今年1冊目はこの本に決めた。なるほど、日頃見聞きするニュースの報道とは全く違った角度から世界を見せてくれる劇薬だった。

    ウクライナ戦争や中東情勢といった時事的なトピックもさることながら、トッド氏の提唱する家族人類学・人口歴史学というアプローチ自体が非常に興味深い。
    家族形態に着目した人類学の巨人レヴィ=ストロースと、トッド氏が遠い親戚に当たるというのもかなりアツかった。インタビュー本1冊で終わるのも勿体無いし、そのうちトッド氏の著作はきちんと読んでみたい。

    そして、これはトッド氏の意図を超えた解釈かもしれないが、読み進めるうちに僕の中に湧いてきたのが、普段は

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    2026年01月10日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    ウクライナ戦争を軸に、西洋諸国の世界における影響力の低下や、アメリカエリート層やワシントン政治家のモラルの低下、その要因を西洋の繁栄や社会秩序を支える柱となっていたプロテスタンティズムの衰退を中心に説明する。社会を支えていた価値観の崩落により、西洋諸国はニヒリズムに陥ってしまい、そのことが著しい道徳観の欠如をもたらした。
    また、ソ連崩壊後、ロシアは完全に世界の覇権を目指すような国家ではなくなり、アメリカをはじめ西洋諸国はロシアの存在を完全に侮っていた。しかし、ロシアはプーチンによる国家の建て直しと安定感が達成されており、その認識の欠如が西洋諸国がウクライナ戦争を読み違える大きな要因となる。

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    2026年01月06日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    普段いかに親米的な情報しか得られていなかを実感した。米英を中心とする西洋の敗北を述べる内容。世界で25ヶ国語に翻訳されていながら、英語版のみ出版されていないという事実から、内容が米英に都合が悪く、また米英の言論空間が閉鎖的になっていることが窺える。現状を破壊する衝動を表すニヒリズムという概念からウクライナ、イスラエルの惨状を語り、いずれにおいてもアメリカが敗北していると述べられる。ニヒリズムの原因は宗教のゼロ状態がもたらす価値観の空白にあるとされている。この点については生活の中で宗教が意識されない日本はどうなのかと個人的に気になった。また、家族構造の観点から社会や経済を説明する視点は初めて触れ

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    2025年12月29日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    2025/12/28 エマニュエル・トッド 「西洋の敗北と日本の選択」☆
    「米国覇権体制の終焉=西洋の敗北」が著者の主張ポイント。
    その著書は世界25ヵ国語に翻訳されたが、英語版は出来ていない。
    トッド氏は、英語版禁書の事実が本書の真実性と価値を表すと。
    1.米国覇権の終焉
    (1)米国は財政赤字・貿易赤字[各々Δ1兆ドル/年]のファイナンスが必要。
    そのためにドル高を堅持して、ドルへの投資を確保している。その結果、金融業は好況化し、投資家・銀行家・弁護士・会計士の仕事は活況。
    他方、実力以上のドル高は、産業へダメージとなり、空洞化をもたらしている。産業人は仕事を失い生活レベルを下げている。これ

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    2025年12月30日
  • 第三次世界大戦はもう始まっている

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    一般的な報道とは違う観点からロシアとウクライナ、アメリカの問題を考える事ができる。

    地政学を知っておく事の重要性を感じた。

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    2025年12月19日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    ネタバレ

    トッドが本書で冷徹に描き出すのは、西側諸国(アメリカ、ヨーロッパ)が不可逆的な衰退期に入ったという衝撃的な診断である。特にウクライナ戦争を、「集団的西側」の優位性が崩壊に向かうプロセスとして分析する。

    トッドの論点の核心は、西側の敗北が軍事や経済の表面的な問題ではなく、精神的・人口学的な深層構造に起因するということだ。西側の精神的基盤であったカトリックの終焉(出生率の低下と識字率の向上による)が、普遍的なイデオロギーとしての求心力を失わせた。そして、低い出生率は、長期的な国力の衰退を不可避にする最大の要因であると指摘する。

    西側が経済制裁によって崩壊すると踏んでいたロシアは、予想外の強靭さ

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    2025年12月07日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    3年前に「第三次世界大戦はもう始まっている」を読んだ時は、「この人、何言ってるんだろう」って感じだったけど、今改めて見ると、結構腑に落ちるね。ウクライナの州別棄権投票とか、人口1000人当たりの乳幼児の死亡率とか、エンジニアの数が圧倒的に米国がロシアより少ないとか、今まで誰も注目してない数値が興味深い。アメリカの実質GDPが見せがけの数値でしかないのも驚きだ。特に米国の一人当たりGDPは偽物で、ドルを生産する為になっていると言うのは、その数値は所与とばっかり思って来たので、目からウロコでしたね。

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    2025年11月16日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    ネタバレ

    この本は、自分がこれまで持っていた価値観をかなり大きくゆさぶってくれる本でした。自分は、この本を読むような人の多くとおそらく共通して、日本でエリート層に属しているとおそらく言えることと思います。一方で世界情勢についてはこのような本を読んだことはなく、新聞に書いてある物の見方を受け入れてきました。すなわち、次のような考え方です。ウクライナはその全土に対して権利があり、その全土をロシアに対して守り切るのが望ましい決着である。米国を中心とした「グローバル化」の進行は受け入れるべき望ましいことであり、また必然として世界を覆っていくだろう。彼らの文化の一つである同性愛やトランスジェンダーの容認についても

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    2025年11月03日
  • 第三次世界大戦はもう始まっている

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    西洋の敗北とあわせてエマニュエル・トッド。日本では西側フィルターの情報が多い中で、アンチ西側、フィルターをできるだけ外して世界を見た時、ウクライナ問題とは何かをズバリと。
    良い本。

    ロシアウクライナ問題。西側諸国に都合のいい目線ではない切り口。そう、つまるところ、西側諸国の資本主義は寿命を迎えつつあって、NATOは自分たちの食い扶持のために侵略していっているのだ。ロシアがウクライナに戦争をしかけたのは、ウクライナという小国を侵略したいのではなく、西側諸国、アメリカにもう勘弁してくれと手を上げたわけだ。
    第三次世界対戦となるかは分からないけれど、中国が台湾をどうにかするのは時間の問題だろうし、

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    2025年11月02日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    西洋の敗北。読む前にも薄々と感じていたアメリカの危うさ、ヨーロッパも力がない感じ、そして得体の知れないロシア、中国のパワー。そういったことが、読むとスッキリとしました。
    そうか、西洋は敗北していたのか、そう言われると、いろんなことが腑に落ちる、そういう本でした。
    少し偏ったところはあるにせよ、良い本でした。

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    2025年11月02日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    西洋の敗北。狭義の西洋である米英仏にはもはやエンジニアも技術者も労働者はおらずものは作れない。広義の西洋である日独はモノづくりは残っているが米国の保護国になってしまっている。

    宗教ゼロ状態の米英仏はウクライナ戦争への大義も戦略もなく場当たり的に進め、兵器製造の観点からして敗北は必至。
    経済制裁もGDPでは測れないロシアの経済力を見誤っており、効果はでない。

    BRICS諸国、グローバルサウスの反西洋の動きも見えていない。

    トランプの生産を国内に回帰させようとする保護主義はもはや手遅れで、いくら関税をかけても優秀なエンジニアや労働者がいない国で良いものはつくれない。プロテスタント的な労働観が

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    2025年10月26日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    いま、個人的に最も信頼できる知識人がエマニュエル・トッドだと思う。その世界認識は極めてラディカルかつ本質的である。
    トッドは言う。

    私自身の世界である「西洋の民主主義」を、共につくり出した英国、米国、フランスの三極が、いま崩壊しつつある。−中略−英米仏という三極の崩壊は、価値観の面でとくに著しい。西洋の「労働倫理」は言うまでもなく、より一般的に、「自由」「知性」「批判的思考」、理解と前進を可能にする「人間の理性」といった理想や価値観が消滅しつつある。「進歩」という理想が崩壊している。

    この言葉はペシミズムから来ているのではない。冷徹なリアリストの診断なのだ。
    そして世界における日本の位置づ

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    2025年10月14日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    ロシアのウクライナ進攻が始まって随分経つ。ヨーロッパもアメリカも内的崩壊が進んでいる。
    そのような中で、女性総理率いる日本はどのように舵を切っていくべきなのか。深く考えさせられた。

    似たような主題の本が多い中で、信頼できる内容だと感じた。

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    2025年10月13日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    西洋で蔓延る閉塞感,そこで台頭するポピュリスト.なぜ西洋はロシアに勝てないのか?世界は西洋社会を目標にして来たはずだったのでは?
    結論から言うと,もうどうしようもない.トランプの登場は必然である.日本も後を追うように坂を転げ落ちていっている.

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    2025年10月09日
  • 西洋の敗北と日本の選択

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    おもしろい視点です
    なるほどな、私たちが薄々感じていたことを
    明確に表現されてます

    アメリカに同調しすぎない
    属国からの脱却が
    今、求められようとしているのかもしれない

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    2025年09月25日
  • 西洋の敗北 日本と世界に何が起きるのか

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    ネタバレ

    実家に帰ると、よく「お兄ちゃん」と飯を食いに行きます。
    血はつながっていないけれど、小さい頃からいろいろとお世話いただいた人です。
    ちょっとアウトローなところがありますが、気のよい人です。

    少し前の話になりますが、お兄ちゃんはウクライナ戦争に触れて・・・

     「プーチンの○○○○が・・・」
     「あいつはほんとに××だな」

    と、まぁプーチンのことを口を極めて罵ります。
    テレビのニュースを観てればそうなるのも無理はありません。
    わたしもどっちかというとそっち側です。

    このトッドさんの本には、ざっくり言うとこんなことが書かれています。

     ・おかしいのはロシアではなく、西側のほうだ
     ・西側は

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    2025年09月11日
  • 第三次世界大戦はもう始まっている

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    いち大衆の立場からすると、正直ジレンマ。ウクライナ戦争に至った諸悪の根源が欧米にあるというのは確かにそのとおりかもしれない。ロシアが生存権をかけて戦っているのも事実であろう(それはイスラエルも同じこと)。じゃあ、本来あるべきはロシアに対する同情論か、というとそれも違うと思う。綺麗事に聞こえるかもしれないが、とにかく早く戦争をやめさせるのが先決。でないとベトナムの二の舞になる。気持ち悪いのは、ベトナム戦争のときは米国内で反戦デモが活発だったのに、今回はそういう動きが聞こえない。直接兵士を送ってないから?それともまだまだ世界は事実を知らないから?

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    2025年09月06日