齋藤孝のレビュー一覧
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著者の「気づき」の定義は、「周りの状況や出来事に対して、新たな理解や洞察を得て、ハッとすること」である。この気づきは、何かに注意を向けない限り、生まれない。気づきは、多ければ多いほど、仕事で結果を出すことができるし、人生も楽しくなる。本書では、どうすれば「気づきが多い人」になれるかを解説されている。
当事者意識を持つこと、チャレンジすることなどから、気づきを得ることができる。インプットは多ければ多いほうがよい。その他にも、著者のご経験に基づいた気づきを得る考え方や方法、効果などについて解説されている。気づきに対して意識的になる(気づきのスイッチを入れる)ことで、新たな発見があって「充実している!」と思える瞬間があるという。アンテナを張って、新たな気づきを得られるよう意識していきたいと思う。楽しい気持ちで読むことができた。
【目次】
1. 「気づき」は快感になる
2. 「気づき」の多い人が習慣にしていること
3. 「気づき」が多い人は、どのようなインプットをしているのか
4. 発信を意識すると、「気づき」が増える!
5. チームで「気づき」を増やし、結果を出す -
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本書は、2021年5月に出版された『本当に頭がいい人の思考習慣100』を改題して新書化されたものである。頭がいい人は、得た知識を頭の中で整理し、再構築し、体系化できる。情報の整理力があるから、正しいアウトプットができる。頭がいい人は結果として求められる成果を出すことができると思う。いくつか参考になる点があったので、取り入れていきたいと思う。
・難しい問題は小分けにして考える→小さく分解して段取りを組む
・リフレクションタイム(振り返り)を挟んでインプット→繰り返す
・問題を「より大きな問題の一部」として捉える→木を見て森を見ずにならない
・「具体的かつ本質的」な回答を目指す→求められるテーマを選び出す(本質)
・話は要約して聞き、その上で広げる
・全体像を示し、問題がどこにあるのか伝える
・流行りものに触れて新たな発見を得る→時代の空気の中で物事を感じられる
・できていることを評価して精神状態を良好に保つ→頭がいい人は自分の武器がわかっている。自分の武器を3つ把握できれば、スタイルが決まる
・マイ古典をつくって行動の指針にする→渋沢栄一は『論語』を自分の支えにした
【目次】
1. 情報を整理するための思考習慣
2. 会話を知的にするための思考習慣
3. 頭をよくする本を読むときの思考習慣
4. 生涯、頭をよくし続けるための思考習慣
5. 天才たちの真似したい思考習慣 -
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明治大学の教授である著者が、鈍感になるための方法が教えてくれました。日々いろんな生徒に向けて鈍感力を磨くトレーニングをされているようなので、説得力はあるかなと思います。
印象に残ったのは、完璧主義に関するお話しです。大切なのは、気にしていることが本当に気にした方がいいことなのかを判断すること。大切なことに気を遣うのは問題ないですが、どうでもいいことに気を遣っても無駄。両者を見定められるように、日々自分に「気にするところはそこじゃねぇよ!」とツッコミを入れていきたいですね。
自分が気にしすぎる性格だと自覚している方は、ぜひ読んでみてください。いろんなことが書いてあるので、一つくらいはタメになることが書いてあると思いますよー。 -
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本書は、2017年4月に出版された『夜型人間のための知的生産術』(ポプラ新書)を改題、加筆修正されたものである。夜型である著者(=頭のいい人)が、夜の読書、学び、知的生産について経験を基に説明されていて、なるほどと思うところもあり、勉強になった。本書でいう夜にリラックスした一人の場をつくるのが困難さがあるなというのも感じて頭を悩ませる点でもあったが、将来的でもいいので工夫をして構築していきたい。
頭のいい人・・・情報を知識として定着させ思考を深めようと意識している人、本質を自らつかみにいこうとする人、そして、その方法論を知っている人
一人リラックスして有意義に過ごすのが夜。夜にふさわしいのは、「学び」をリラックスした状態で行うこと。「学び」とは「新しい意味に出会うこと」。著者の夜に行う学びの目的は勉強ではなく、リラックスして知識を深めること。
本には2種類ある(①情報を得るための本、②人格を含めて影響を受ける本)。②は『学問のすすめ』など。ゆっくりと読み進めたい。新書の多くは①である。同じテーマのものを一日に何冊も読むと、どの本でも同じようなことを言っている部分が出てくるので、読み飛ばせる。日経新聞の「私の履歴書」で、すごい人の人生を追体験する。
インプットをもとに「知的生産(アウトプット)」を行う。知的生産とは、学びからアイデアを生み出すこと。夜は発想が邪魔されないというのが大きなポイントであるかもしれない。面白いnote、ブログを書くというのも発想力である。発想は量が大切。
夜は精神を充実させる場である。仏教は一つの精神文化。精神は、その精神部kk名を継承している書物を徹底的に読み込むことで充実させることができる。例えば『論語』を読み込めば、自分の中に『論語』の言葉が根付く。 -
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齋藤孝先生の手による美術史の入門および解説書です。こうしてこの本を読んで、自分という人間が改めて美術と言うものに縁遠い人間なのかということを再確認しました。それでも挑戦することは大事だと思っています。
本書はあくまで入門書のはずなのですが、出てくる画家の名前が半分ほどしか分からなくて、改めて自分と美術というものが縁遠いものだったのだなと、読み終えたときに痛感しました。
それでも、本書の中で取り上げられている芸術家のうち、ゴッホとフェルメールとゴーギャンに関するところは何とかついていけるものでした。
僕個人の話で恐縮ですが、中学、高校と美術に関しては5段階評価で2と1が当たり前で頑張って3。高校でも10段階評価で2を頂戴する仕儀と相成ってしまうなど、本当にいい思い出がありませんでしたので…。
それはさておいて、美術というものは好きな人は本当に好きですし、また美術史にも非常に詳しい人はおりますが、まったく知らない、もしくは興味がない、という方には役に立たないものだなぁ、なんていうことを読んでいて思いました。
この中で取り上げられている絵のひとつにムンクの『思春期』という作品がございまして、まだ大人になりきっていない女の子が裸で粗末なベッドに腰掛けて、こちらのほうを不安そうなまなざしでじっと見ているものですが、これを最初見たときにはなんとも言いようのないものを感じました。
本書を読んだときにこの作品をもう一度改めてみて、描かれている女の子の目が逆にこちら側を不安にさせるような気がしました。とにもかくにも、何かの席でこの本を読んでいたことが役に立つことを祈りつつ、ここで筆を擱きます。
※追記
本書は2019年6月12日、祥伝社より『齋藤孝のざっくり! 美術史 5つの基準で選んだ世界の巨匠50人 (祥伝社黄金文庫)』として文庫化されました。 -
Posted by ブクログ
新しい人間と話したり、女の子とデート行った際にうまく会話を回すことができていないことに不安を感じたことがきっかけでこの本を読み始めた。この本は、本日把握力と具体化力を鍛えることで会話に深みをもたらすことが可能であると述べている。実際、抽象的で具体的なエピソードを話すことが得意でない自分にとっては、あらかじめエピソードを用意してメモしておく、そしてそこで起きた出来事を深めておくことが会話を広げていく上で重要であると思った。この本を読んだことで、当たり前かもしれないが、苦手である会話もまた勉強と同じように訓練を通して磨いていくことが必要であると実感した。