海堂尊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★4.5 2020.10.28
「ブラックペアン1988」、「ブレイズメス1990」に続く新人外科医世良の物語。
前作に引き続き、天才心臓外科医天城に振り回される世良だが…。
本当に面白いストーリーで引き込まれたけど、こんな終わり方無いよね。涙が止まらなくなるから。
↓↓↓内容↓↓↓
世界的天才外科医・天城雪彦。手術を受けたいなら全財産の半分を差し出せと言い放ち顰蹙も買うが、その手技は敵対する医師をも魅了する。東城大学医学部で部下の世良とともにハートセンターの設立を目指す天城の前に立ちはだかる様々な壁。医療の「革命」を巡るメディカル・エンターテインメントの最高峰。 -
Posted by ブクログ
昨年キューバへ旅をし、キューバが大好きな国の一つに。そんな旅の途中、至る所で見て、聞いた、チェ・ゲバラ。恥ずかしながらキューバのために戦った人ぐらいの認識しかなく、これは日本に帰ったらゲバラのことをもっと知ろうと思っていたところ出会ったのがこの本。
学生時代のゲバラが友人とともに南米を旅するお話し。魅力的な南米の国や今後伏線となるようなゲバラに影響力を与える人が次々に出てきて、飽きずに読めた。特に、大統領夫人が魅力的で、本当にこんな方いたの??と思いネットで調べ、美人だなーと思いながら読んだ。
時代に名を残す人は、やっぱり幼い頃からすごいし、今すぐにでもまたキューバに行きたい!! -
Posted by ブクログ
ポーラースター4。
キューバ革命の英雄フィデル・カストロが主人公。
とにかくボリューミーで、読み応えガッツリ。作者が中南米の歴史について調べたことを、すべてぶち込んだという感じの熱量は伝わってきます。
カストロという人は私利私欲なく、“キューバの国民が等しく幸せになるようにしたい!”という理想に向かって驀進するのは良いのですが、時々それが暴走になって、周りに迷惑をかけたり仲間を犠牲にしてしまったりすることがあります。
特に家庭を顧みない事甚だしく、彼の妻・ミルタは本当にお気の毒です。革命家というのは得てしてこういう人なのですかね。
で、こんなにガッツリ書かれているのに、“キューバ革命の前”で -
Posted by ブクログ
★4.3 2020.9.12
「ブラック・ペアン1988」に続く、東城大学病院総合外科の世良先生が天才医師に振り回される(?)ストーリー。
私は医療従事者では無いので、1990年当時、このようなオペが実際に可能だったのかは分かりかねるが、モナコの高級ホテルのスイートに住まい、患者のオペをするか否かをカジノのルーレットに任せる、天城先生のキャラクターに惹き込まれた。
このままの勢いで続編も読みたい。
↓↓↓内容↓↓↓
カネの亡者!? の天才外科医、現る。この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集まってくる。外科医の名は、天城雪彦。カジノの賭け金を治療費として -
Posted by ブクログ
海道ワールドの総集編みたいな感じがする本編。先回の彦根が活躍した新型インフルのおおさか浪速をめぐる首都東京からの攻撃を撃退するために浪速の独立を目指す。
そのために今度来る冬にインフルエンザワクチンが足らなくなることを見越して、ワクチン製造を企てる。 そのために院生3人が活躍するがそれはあくまでも脇役、本編の序章であった。 ただ最後にワクチン製造のための有精卵をストップさせるために出した手で、彦根と旧友が阻止をした。 その後浪速新党立ち上げようとしたが最後に逆転サヨナラで彦根敗北・・・
ただやはり彦根はまだ諦めていないところがよかった。 スリジェリの天城の亡霊、極北病院のその相続人であった世良 -
Posted by ブクログ
大の大人が子供の発想力を悪にも善にも使用するってどうなの?
大人は自分がプラスと思えば自分の名前&研究に取り組んでいないのに論文に上げ
大人は自分がマイナスと思えば助手に擦り付ける
インタビューも編集でいい感じで編集してあたかも主人公が天才かと思える配列に並べ替える
とても読みやすかったけどちょっとイラっとしました
最後の最後に主人公の親が助けるのですがそれはお見事でございます
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