海堂尊のレビュー一覧

  • ゲバラ覚醒 ポーラースター1【電子特典付き】

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    アルゼンチンの医学生・エルネストは親友と南米縦断のバイク旅へ。様々な体験をしながら成長し、将来の革命家の原点を描いた青春篇。

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    2019年03月14日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ワクチン戦争を見据え、彦根が司直や中央組織との戦いを繰り広げます。戦う相手があまりにも大きく、彦根が主人公のストーリーは切なくなります。そんな中でも、彦根と柴田の再開、有精卵配給に起業したまどかたちの奮闘にホッとしました。

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    2019年03月08日
  • ゲバラ覚醒 ポーラースター1【電子特典付き】

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    まだ人生の途中だけど、今まで思っていたゲバラ氏の人物像とは、かなり違う印象にかえてくれた本
    次が楽しみ

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    2019年02月28日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    天城先生格好いい。世良のことが大好きなのが感じられて2人のやりとりが面白い。

    速水という医者の出現。

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    2019年02月18日
  • マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    「ジーン・ワルツ」のもう一つの物語。代理母となったみどりの側のストーリーです。心情的にはこちらの主人公の方が近いかもしれません。日々を淡々と、しかし大切に生きてきた主人公の前に突然の代理母のお願い。ただひたすらに戸惑います。しかも単身赴任中の夫とは離婚するという。お腹の中の子どもたちの事を考えどうするのがいいのか…答えは簡単には出ませんね。生殖医療の難しさを突きつけられました。

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    2019年02月16日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    チーム・バチスタで有名になった著者。この本は、良くも悪くも「小説っぽい」感じがした。
    人工冬眠はさすがに現実的ではないだろうと思うのだけど、行政の医薬品認可や官僚の思考については割とリアリティを持って書かれていると思う。ただ、そうであるならばその辺にもっとボリューム持たせても良かったかなとは感じた。もちろん、面白く読んだのだけど。
    この人のすごいところは医者と物書きの二足の草鞋を履くこともそうだが、小説は常に一定のレベルを保ち続けていることではないか。とりあえずどれを読んでも面白く読めるというのは、すごいことだと思うなあ。

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    2019年02月03日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    天城教授がどんどん魅力的になっていって、かっこ良すぎた!
    完璧で、拝金主義者かと思いきや、とても人間的で温かく、強くて弱い人だった。
    日本で行った手術は、どれも素晴らしい内容だったのに、自分に失望したり、周囲に失望していた。確かに、時に人間的でないと捉えられることをやろうとしたりしていたけど、ちゃんと正義があって、筋は通っていた。なんで、敵ばかりになってしまっちゃったんだろう…。

    海堂先生の小説は色んな所でつながっているらしい。鮮烈な体験をした世良先生が、何年か後にどんな人物になっているのか、読んでみたい。

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    2018年11月03日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    再読です。速水と清川の将来像が重なった今、読むと全然印象が変わりました。この後、医療の世界で闘い続けて行く彼らが、なぜ闘い続けられるのか、その理由の一つがここにあったと思いました。試合の場面は、剣道に無知なわたしは、ぼんやりとイメージするしかないのですが、それでも手に汗握る

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    2018年10月06日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    螺鈿迷宮のストーリーを裏側から見た物語。
    シリーズのレギュラーが多いとこんな手法も使えるのかと感心した。
    客観的な視点でレギュラー陣を描写する面白さだけでも読む価値があると思います。

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    2018年09月13日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    バブル三部作の締め
    そして個人的には桜宮サーガの最終巻
    発売時期はそんなに遅くないのに、なぜかこれが最後に残ったんだよね

    ちょっと、これは後々の展開に繋がる重要なストーリー満載じゃないの
    世良先生が天城先生の思想を受け取ってたどり着いたのが極北シリーズで病院の再生請負人やるストーリーで
    高階先生が院内政治を牛耳った結果が田口白鳥シリーズのまるなげっぷりに繋がり
    あと、藤原さんと高階先生のつながりとかね
    彦根先生のシリーズ関連も村雨さんとか桜宮の市政に携わっているし
    上杉モーターズの会長と彦根先生のつながりとかが債権の回収に繋がるわけですね
    ああ、あと厚労省の坂田も出てたな
    あと、速水先生も活

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    2018年09月13日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    同じ事件も視点を変えると、こうも印象が変わるのか。チーム・バチスタ側のシリーズ最終章が大団円にはならず、不可解な行動してる人が少なからず、居た。その裏側、これまでのシリーズに散りばめられた伏線の回収...。桜宮一族には全く共感できないままだったのに、この読後感の良さよ。

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    2018年08月29日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    チーム・バチスタシリーズのサイドストーリー的な。巌雄院長、カッコいい。敵ながら天晴れ。いや、本当に敵なのか? 何だったのか? 誰に感情移入するかで、読後感が大幅に変わる。何度でも、面白く読めそう。

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    2018年08月21日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    短編オムニバス。いきなり白鳥室長らしき影がちらつき、東北地方を襲った大震災ではジェネラル速水が登場。そして、表題作となる短編では愚痴外来の名が出てくる。桜宮サーガファンとしては思わずニヤリ。あとがきで警鐘を鳴らす著者。ガンの特効薬が開発された「ガンコロリン」だが、地球を蝕むウイルスとなる人類は、やはり新たなガンという地球の特効薬で絶滅へと進むしかないのか? 医療に所得格差を設けた表題作も、あり得ない話ではないのだ。

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    2018年07月19日
  • 救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫)

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    防災の日の9月1日に読んでみた。
    「チームバチスタ」シリーズの著者・海堂尊氏監修の被災地で実際に活躍した医師たちのインタビュー集。
    実際に病院が被災した医師、家族を津波で失った医師、救急隊として駆けつけた医師…様々な立場の医師の方たちが震災時を振り返り、語っているのだけど、その様子は本当に壮絶で、震災から6年経った今読んでも、思わず涙がこぼれた。
    自らが被災者でありながら、現場を統括しなければいけない使命を守り切った先生方も凄いが、被災地の方々がほとんど混乱もせず、本当に励まし合って生き延びたんだと言う事実がとても胸を打った。
    今回の震災では、ほとんど救命が役に立たなかったと言う。しかし、その

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    2017年09月03日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    近未来の医療行為であるコールドスリープを軸に、厚労省の官僚たちの嫌味な部分を炙り出す著者の筆致に久しぶりに触れた。モルフェウスに惹かれていく涼子を何だか冷静に観察する自分がいた。東城大学医学部の懐かしい面々も出てきて楽しい。解説が「東海道でしょう」の杉江松恋氏だったのも、偶然にしては出来過ぎな感じがする。ちゃんと書評をしているんだな(笑)

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    2017年08月29日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    「ケルベロスの肖像」のサイドストーリー。感想を書くとネタバレ必至なのだが、書きたいという思いも鎌首をもたげる。桜宮サーガの真の集大成と言うことなのだろう。ラッキーペガサス天馬から見たAiセンターの最期までのくだりで、ケルベロスの全貌を知ることができた。そして、天馬はどうなったのか? という含みまで残してのエンディング。いや~海堂さん、どうなっちゃうのっ!

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    2017年08月29日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    帯には新たな海堂サーガの始まりと書いてあったが、桜宮サーガの一角を占める作品だと思う。新型インフルエンザが流行った頃、ウチの子が季節性インフルに罹患したために、親である私が1週間職場出禁になったことを思い出した。民衆の過剰反応だったな~と今にして思う。そのインフル騒動と、検察庁にまつわるストーリー、日本三分の計という壮大なホラ話の3本立ての取りとめのない一冊という印象。インフルエンザパニックが厚労省の陰謀という思いで読んでいたのに……

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    2017年08月29日
  • 救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫)

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    地震だけであったのなら、あれほどの死者・行方不明者は
    出なかったであろう東日本大震災。本書は自らも被災しな
    がら、または震災直後に被災地へ支援に入った医師9人へ
    のインタビューで構成されたノンフィクションだ。

    ある医師は診療中に自分の病院で震災にあった。往診鞄
    だけを持って避難した。避難所ですぐに救護所を設置し、
    避難した人たちの心の支えにもなった。

    「医は仁術」。皆、不安な思いで避難所へ集まった。そこに
    見知った医師がいるだけである程度の不安は解消されるもの
    なのだろう。

    地震だけなら日本には阪神淡路大震災の経験がある。だが、
    津波の被害にはその経験は役に立たなかった。崩壊した
    建物に

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    2017年08月20日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    「ケルベロスの肖像」を読んだだけではわからなかった物語が描かれている。
    ほかにも「北極クレイマー」や「ジーン・ワルツ」や「ブラックペアン1998」 などの人物も登場している。
    この数行があの物語に繋がっていくのか!といった驚きもあった。
    天馬視点が中心となって語られるAIセンター崩壊事件の物語には、桜宮一族の呪いが詰まっている。
    桜宮病院が炎上するなかからどうやって逃れたのか。
    はたして逃れたのは誰だったのか。
    「ケルベロスの肖像」では描ききれなかったドロドロとした背景が浮かびあがっている。
    小百合とすみれ。
    双子でありながら対局にいるようなふたりが最後にたどり着くところとは・・・。
    天馬と冷

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    2017年03月28日
  • アクアマリンの神殿【電子特典付き】

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    えらい面白かった。  
    子供たちがメインってだけで新鮮味があって良い。   
    更に主人公が佐々木アツシだってんだから面白くて当然。     
    ドロン同盟、そして、オンディーヌ。   
    友情と試練の物語。    
    濃密で深淵で軽快な物語。    

    こうしてアツシは、ウルトラスーパー高校生医学生になった。

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    2017年03月27日