ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

1,100円 (税込)

5pt

とんでもない医療格差が出現した近未来の日本。売れない作家の終田千粒(ついたせんりゅう)は「ランクC病院」で銀行のATMに似たロボットの診察しか受けられない。そんな彼に「ランクA病院」潜入取材の注文が舞い込む表題作。“日本一の健康優良児”を目指す国家プロジェクトに選ばれた男の悲喜劇「健康増進モデル事業」など、奇抜な着想で医療の未来を映し出す傑作短篇集。『ガンコロリン』改題。※【電子版あとがき】をはじめ、ストーリー上の出来事が一目でわかる【桜宮年表】や【作品相関図】、小説・ノンフィクション作品の【海堂尊・全著作リスト】、小説作品の【「桜宮サーガ」年代順リスト】など数々の電子版特典を巻末に収録!

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ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    海堂さんの短編は初めて。
    とても読みやすい医療短編小説。SF的なものもあれば、まさに医者ならではの作品もある。渡辺淳一氏以来の医療小説好きとしてはたまらない。
    ガンコロリンは最後の部分のために弓矢を引いた、星新一氏のような作品で良作だった。ガンコロリンから題名が変わったのはなにか理由があるのだろうか

    0
    2024年11月25日

    Posted by ブクログ

    病院小説の短編集。表題の小説は最後に掲載されていますが、空想の話でありながらもなぜかいつかは起こり得るのではないかと思ってしまう話でした。ガンコロリンの話も災害の地に速水が派遣される話も、フィクションだけど今の日本の医療に関して考えさせられる話でした。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    海堂尊のお茶目なところを楽しんだ。長いものに巻かれながら、内部告発的な愉悦
    「診断ミスがあっても訴えません」とバリアを張って「貧乏人は死ね」
    能天気なお気楽ランクC海堂先生 頑張って!私はあなたのファンです

    0
    2020年09月09日

    Posted by ブクログ

    単行本「ガンコロリン」の改題で文庫化された短篇集。
    作者の他の作品とリンクしてる部分が多く、おおお!!!と思わず興奮しながら一気に読んでしまいました。

    0
    2016年07月13日

    Posted by ブクログ

    将来の日本の医療の姿かもしれないと思うと,ぞっとするけれど,それをシニカルに描いているのでおもしろく読めた。「おまけのあとがき」にも共感。日本のワクチンとして書き続けてほしい作家さん。

    0
    2016年06月03日

    Posted by ブクログ

    最初の2つがとても面白かった!かなり笑えました。あとの方が好みに合わなかったので、星が1つ減りました。

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    短編じゃなくってもっとじっくり長く読みたい!ってなった

    経営面や、医師の中でも自分の得意とする分野の生き残りなど、病院の在り方とかを考えさせられる本でした

    0
    2021年03月22日

    Posted by ブクログ

    医学小説短編5作

    医師としての皮肉をたっぷりふくんだ作品が面白い。

    「健康促進モデル事業」は、いかにもありそうな感じ。
    「ガンコロリ」の恐ろしい結末も、現実にあってもおかしくない。

    0
    2019年05月21日

    Posted by ブクログ

     初期の筒井康隆(というか その影響を受けたかんべむさし)作品っぽいギャグものと、おなじみ桜宮サーガ派生のシリアスものが交互に並んでる( ´ ▽ ` )ノ
     いちおう医療短編つながりではあるけれど、なんかまとまりに欠ける感( ´ ▽ ` )ノ
     どれもこれもオチがいまいち( ´ ▽ ` )ノ
     して

    0
    2019年02月24日

    Posted by ブクログ

    医師であり作家である海堂尊の医療小説短編集。薄い本の中に五編も入っているので、一編一編はどれも本当に短い。
    「ガンコロリ」のシュールさと「被災地の空へ」で描かれる人間模様が良かった。

    0
    2018年05月09日

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