海堂尊のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2009年の豚インフルエンザ流行を元に書かれた小説とのことだが、
現在のコロナ禍の中で読んでいると色々と考えさせられるものがある。
個人的にはキャメルの話をもっと掘り下げたものが読んでみたかった。
この後「アリアドネの弾丸」に続くとのこと。
マスコミや呑気な一般人にいらいらしてしまった。
本筋とは関係無いが、緊急事態宣言中で空いているからと遊園地へ来て
お金がもったいないとジュースも買い与えず子供を『放し飼い』する親が
コロナ禍中でもいたなぁと思った。
歴史は繰り返し、多くの人は忘れるからこそ
過去の事件を元に執筆した小説がまるで未来予知のようになっているのが
興味深い反面人間の駄目さ加 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小説として物語の内容や
最後の結末への展開は面白いとは思います。
でも個人的に、主人公の曾根崎理恵の医療行為は
決して許されることではない犯罪レベルの話なのにそれが曾根崎理恵の個人的考え方から美化されてしまっている結末がとても嫌でした。
フェアとか言いながら本人は分かってやってるからいいのかもしれないけど、それを知らずにいる荒木夫妻や、勝手に知らない間に父親になってるかもしれない清川先生がとても可哀想に思いました。
そして、物語の中で曾根崎理恵が“冷徹な魔女(クール・ウィッチ)”と呼ばれていることに最後の彼女の行為を読み終えた時、ぴったりだと思いました。
-
Posted by ブクログ
この作品を読む前に初めて「桜宮サーガ」シリーズに触れる方は、別の作品を読んでからをお勧めします。
個人的にはあまり、シリーズを読んでいないので、作品の魅力の半分ぐらいしか味わえなかったかなと思いました。背景があまりわからなかったため、医師達の日常のような雰囲気を感じました。
この作品では、3編の短編と1編の中編の作品が入っています。
特に表題の「氷獄」は、第1作目「チーム・バチスタの栄光」の続編で、犯人も登場しますので、第1作目を読んでからをお勧めします。
他にも「ジェネラル・ルージュの凱旋」「イノセント・ゲリラの祝祭」「アリアドネの弾丸」「螺鈿迷宮」「ナイチンゲールの沈黙」での出来事や -
Posted by ブクログ
『チームバチスタ』シリーズを生んだ海堂尊による、
産婦人科と代理母出産に対する問題提起を含んだ小説。
北海道極北市で産婦人科医である三枝久広が
一人の妊婦の術中死により逮捕された事件が産婦人科医療に大きな衝撃を与えてから半年後、
帝華大学医学部産婦人科学教室の女医・曾根崎理恵は発生学講師の傍ら、
週一回非常勤の医師として産婦人科医院、マリアクリニックに勤務していた。
三枝久広の母、茉莉亜が院長を務めるマリアクリニックは先の逮捕事件の煽り受けた上に、
茉莉亜が末期の肺癌に侵された事により閉院が既定路線となり、
理恵はその最後の患者である5人の妊婦達と関わっていく。
一方、理恵の同僚の准教授・清 -
Posted by ブクログ
お遍路さんに趣味をみいだした玉村警部補と、なんだかんだついてきてはペースをかき乱す加納警視正。
スピーディーなお遍路順路ガイドとしても有用かもしれません。
加納警視正ったらタマに懐き過ぎです。玉村さんは素直すぎ。
デジタルハウンドドッグとタマのじゃれあいが良いリズムです。
阿波 発心のアリバイ
土佐 修行のハーフ・ムーン
伊予 菩提のドラキュラ
讃岐 涅槃のアクアリウム
高野 結願は遠く果てしなく
阿波~讃岐でそれぞれのお話が解決しつつ4話通した事件が収まり、高野はあとがき的なものでしょうか。
しかし海堂センセイの描く女の子は・・・魅力がないなぁ・・・。おっさんたちは生き生きしてるのにぃ