海堂尊のレビュー一覧

  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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     すごいお医者さんだとは思ったけど、本書ではなんか肝心なとこが描かれていない感じ……(´ェ`)ン-…
     公開手術でいうと、さあそこから!、というところで急に手術後のシーンに飛んじゃってる……(´ェ`)ン-…
    「ER」なんかで本格医療シーンには日本人ももう馴染んでるんだから、もっともっと突っ込んだ内容にしてもよかったんでは?……(´ェ`)ン-…

     お医者さんが書いたお医者さんの評伝、という形式が良し悪しで、先輩礼賛があまりに盲目的……(´ェ`)ン-…
     お抱え宮廷書記が皇帝の正史を著したみたい……(´ェ`)ン-…
     将軍様への批判的視点が完全ゼロ……(´ェ`)ン-…

     文章表現がまた、いくら

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    2019年02月22日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    『ナニワ・モンスター』の続編とは知らず。
    前篇を読んでいないので、浪速府知事&特捜部VS厚労省という抗争場面がイマイチ半可通のままだった。
    しかし、大阪府を思わせる浪速府知事の市長転身の部分などは、興味津々と。
    一方、ナナミエッグ関係を描いた第1部とか第4部。
    こちらは、ほのぼのとした幼馴染の奮闘努力が、実を結ぶよう、応援しながらの頁めくりとなった。

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    2019年02月20日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    海堂作品はバチスタシリーズから好きだけど、医療を読みたいと思って読み始めたからか、やっぱりこの手の内容は面白いと思えないなー。バチスタシリーズも途中から医療よりも行政とかをクローズアップし始めちゃって挫折したもの。

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    2019年01月10日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    「ナニワ・モンスター」の続編。登場人物や出てくる場所が多いし内容が壮大で、話についていくのが大変だった。
    自分的には白鳥&田口のシリーズの方が好き。海堂尊はとても頭がいい人だと思う。

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    2018年12月28日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    「医療による、司直制御」を掲げ「日本3分の計」構想を打ち立てる彦根。海堂ワールドは、私にとっては医療現場は馴染みがあって理解しやすいのですが、彦根が登場すると、政治や法律も絡み難解に... 作者の知識の広さを感じさせられます。私たちは、官僚や政治家、そしてマスコミによって意図的に操られた情報の中で生活しているんだと実感しました。メタボの話には思わず絶句でした。

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    2018年12月12日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    インフル騒動、検察庁による厚生省のがさ入れ、日本三分の計の3部構成。3つの部のつながりが細くてバラバラな感じがしたし、結末らしい結末がなくて残念。彦根がどういう人物で、心の底で何を考えているのかよくわからない。続きである「スカラムーシュ・ムーン」に期待したい。

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    2018年10月19日
  • アクアマリンの神殿【電子特典付き】

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    ラノベだ、と思った。コールドスリープという未来の医療を題材にしているものの、あのアツシ君を狂言回しにして展開する様は、桜宮学園の青春ドタバタコメディー、それも文化祭に関する描写は『涼宮ハルヒの溜息』を彷彿とさせる。SFの時間軸が、読んでいる現在を通過する不思議な感覚を味わった。

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    2018年08月02日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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     先に、アクアマリンの神殿読んじゃったので、ラストがどうなるかを知ったうえで読むことになった。

     新技術には法改正が伴う。
     そして、たいてい立法行政は法改正には消極的だ。
     それは、医療であれ、IT産業であれ、どこも同じなのだろう。
     本作からは、進まない法改正に対する筆者の苛立ちを代弁している。

     未来の治療法に期待をし、五年間の眠りについた9歳の少年アツシを見守る仕事は、孤独を愛する涼子にとっては苦にならなかった。
     五年後には、涼子はアツシと分かれることになる。
     しかし、彼女にとっては、覚醒後のアツシが直面することになる問題を不安視していた。
     「覚醒後は凍眠前の記憶を引き継ぐか

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    2018年07月15日
  • アクアマリンの神殿【電子特典付き】

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     旅の途中の帯広空港で荷物を預けてしまったことで、困ったことに手持ちの本がなくなり売店で買って読んだ。
     そして、この物語はシリーズものだったので、それを途中から読む羽目になってしまった。

     中等部に編入した佐々木アツシは、五年間のコールドスリーブの経験者という過去を持つ。
     そんなことをおくびにも出さずに、学校では仲間たちと学園生活を送る。

     その彼が請け負っている仕事は、一日一回、コールドスリープで眠るオンディーヌの体調管理だ。
     彼女の目覚めが近い。
     そこで、アツシは重大な選択を迫られる。

     というわけで、前作「モルフェウスの領域」を読んでないと話についていけない。
     幸いなこと

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    2018年07月14日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    加賀市が金沢市で、浪速大ワクチンセンターが阪大微生物研究所で、村雨知事が橋下元知事を彷彿とさせる。前作を読んでないせいか、テーマが壮大でついていけない感があった。彦根と雨竜の二人の超人の闘いという印象のみが残っている。桜宮サーガってどういう意味?2018.6.20

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    2018年06月20日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    覇者は外科の世界で大成するといわれる医学部剣道部の「医鷲旗大会」。そこで、桜宮・東城大の“猛虎”速水晃一と、東京・帝華大の“伏龍”清川吾郎による伝説の闘いがあった。

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    2018年06月17日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    桜宮市の終末医療を担っていた碧翠院桜宮病院の炎上事件から1年後。東城大学の劣等医学生・天馬は課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。同級生の冷泉と取材を重ねるうち、制度の矛盾に気づき始める。同じ頃、桜宮一族の生き残りが活動を始めていた。東城大への復讐を果たすためにー。天馬は東城大の危機を救えるか。シリーズ史上最大の因縁がいま、解き明かされる。

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    2018年06月17日
  • マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    美貌の産婦人科医・曾根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女。彼女は母に問う。ママ、私の子どもを産んでくれないー?日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。私が産むのは、子か、孫か。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係を変化させ…。『ジーン・ワルツ』で語られなかった、もう一つの物語。

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    2018年06月15日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    久々の海堂作品の文庫化。

    …久々過ぎる。
    これの前作の『ナニワ・モンスター』から何年ぶりだ???

    個性的な彦根先生シリーズ。
    面白いだけじゃなく、今作も近い未来から遠い未来まで予見しているかのようなお話で興味深い。
    …が、如何せん登場人物と舞台となるシチュエーションが多過ぎるなぁ。
    メインの3つの話が同時進行していくことで編み込まれていくから仕方ないんだけれど、それぞれの話が濃密過ぎて、単体だけで一冊の作品にしてくれても嬉しいくらい。
    それだけに、一作品にぎゅうぎゅうにまとめられてしまっていてついていくのが大変。
    彦根先生らしいスピード感を感じられるのは臨場感があって面白かったのだけれど。

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    2018年06月07日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    初読。これで桜の宮サーガは完結なのですか?また書いてほしいような、もう十分なような、複雑な気持ちです。発売順で読み直したいような、時系列で読み直したいような…。人物相関図作ってほしい。

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    2018年06月06日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    ネタバレ

    海堂尊の本を古い順に読んでいっています。
    今回は医大生の話ではありましたがあまり病院的な話はありませんでしたね。
    良くも悪くも普通の小説になってしまったような。
    剣道モノということでありがちな常人離れした技とかは
    そんなに出てこないのですが、剣道をやっている者としては
    現実とあまりにも違う感じに違和感を覚えます。

    速水や清川、高階といったキャラの若かりし頃が
    描かれていてそれなりに読み応えがあったのですが
    他の作品に比べるとちょっと物足りなさを感じました。

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    2018年05月22日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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    医師であり作家である海堂尊の医療小説短編集。薄い本の中に五編も入っているので、一編一編はどれも本当に短い。
    「ガンコロリ」のシュールさと「被災地の空へ」で描かれる人間模様が良かった。

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    2018年05月09日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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    別タイトルで読んだことがあった短編集。
    読み進めてから気がついた。
    ガンコロリンが何を文字っているか分かるくらいには業界が近い。
    速水先生が出てくると勝手に親近感が沸く。

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    2018年05月06日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    東城医大@1988年。バチスタシリーズ登場人物の若き頃の話。結末に用意されていたのはありがちな話ではあったが世良&渡海の初登場キャラは程良く魅力的でその後どういう医師になって行くのか気になった。

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    2021年10月25日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    2010.04.22

    ナニワ・モンスターの続編
    有性卵プロジェクト。そこにもっと集中してもよかったのでわ。
    やや話が発散しすぎ。スカラムーシュでてくるからやむ無しか

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    2018年04月22日