モルフェウスの領域【電子特典付き】

モルフェウスの領域【電子特典付き】

715円 (税込)

3pt

桜宮市に新設された未来医学探究センター。日比野涼子はこの施設で、世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りについた少年の生命維持業務を担当している。少年・佐々木アツシは両眼失明の危機にあったが、特効薬の認可を待つために5年間の“凍眠”を選んだのだ。だが少年が目覚める際に重大な問題が発生することに気づいた涼子は、彼を守るための戦いを開始する。人間の尊厳と倫理を問う、最先端医療ミステリ!

★豪華電子版特典付き!
【電子書籍・共通あとがき】
【著作解説】電子版あとがき『モルフェウスの領域』
【関連小文】1 「自作解説」 初出『ジェネラル・ルージュの伝説』
【関連小文】2 「はるかなる南アフリカ 前編 危険なヨハネスブルグとクルーガー国立公園」
【関連小文】3 「はるかなる南アフリカ 中編 来た、見た、負けた、ダーバン・ナイト」
【関連小文】4 「はるかなる南アフリカ 後編 麗しのケープタウン」
付録1【海堂尊・全著作リスト】
付録2【作品相関図】
付録3【桜宮年表】
付録4【「桜宮サーガ」年代順リスト】
付録5【「桜宮サーガ」構造】
付録6【「海堂ラボ」登場人物リスト】
付録7【関連小文索引】

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モルフェウスの領域【電子特典付き】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コールドスリープにまつわる物語。

    「凍眠」と「覚醒」、二つのパートがもたらす情景の違いに心揺さぶられました。

    法律、きまり、ひとりの人の尊厳を守ること。

    人という存在の身体と、社会的存在について、深く考えずにいられなくなる物語でした。

    0
    2025年07月01日

    Posted by ブクログ

    チーム・バチスタで有名になった著者。この本は、良くも悪くも「小説っぽい」感じがした。
    人工冬眠はさすがに現実的ではないだろうと思うのだけど、行政の医薬品認可や官僚の思考については割とリアリティを持って書かれていると思う。ただ、そうであるならばその辺にもっとボリューム持たせても良かったかなとは感じた。

    0
    2019年02月03日

    Posted by ブクログ

    近未来の医療行為であるコールドスリープを軸に、厚労省の官僚たちの嫌味な部分を炙り出す著者の筆致に久しぶりに触れた。モルフェウスに惹かれていく涼子を何だか冷静に観察する自分がいた。東城大学医学部の懐かしい面々も出てきて楽しい。解説が「東海道でしょう」の杉江松恋氏だったのも、偶然にしては出来過ぎな感じが

    0
    2017年08月29日

    Posted by ブクログ

    ちょっと荒唐無稽な設定だし、今までの作風とも違う。かんり無理がある。ヒロインの行動理由は分かるけど、なぜそうなのかはちっとも分からない。でもオモシロイ。作品に散りばめられている先行作品の記憶が、うまく過去と現在を結びつけている。『アクアマリンの神殿』を読まなくちゃ。

    0
    2017年03月21日

    Posted by ブクログ

    コールド・スリープひとつ行うだけでも、色々大変なんだなぁ。 
    科学に法律が追いつかない。技術に人間が置き去りにされている。 
    社会はなんと狭量なことか。 
    毎度お馴染みの東城大学医学部の面々も登場。
    アツシの奇想天外波瀾万丈な人生をこれからも見守りたいですね。

    0
    2016年10月29日

    Posted by ブクログ

    個性的で魅力的な登場人物を通して医療行政の問題点に切り込む作品を発表し続ける海堂氏。
    今回も自分には全く知識がない領域ですが、これまでの作品と違って現代の技術で既に現実的になっているのか、またはあくまでも理論的には可能でも実現は遠い先の話なのか判断がつきませんでした。
    でもそんなことには関係なく、面

    0
    2016年06月23日

    Posted by ブクログ

    近未来の医療を受けるための一時的な「凍眠」と、それからの「覚醒」。上の思惑が入り、純粋な夢のような装置が闇に葬られかけ、ひとりの享受者のプライバシーがぼろぼろにされるのを阻む、ひとりの守人。
    現役のお医者様の書かれた小説か~と、今頃著者様作品初読みでした。
    リアルな医学世界の作りに比べ、登場人物の心

    0
    2014年10月11日

    Posted by ブクログ

    治療薬の認可待ちのために、コールドスリープする話。これが未来なのかと思うと、恐ろしいような。コールドスリープ後目覚めないリスク高そうだし。
    まあでも、海外でどんどん使われている薬をなかなか認可されない役所を改善する方が早そうな。

    0
    2014年09月15日

    Posted by ブクログ

    海堂尊のモルフェウスの領域を読みました。

    病気の治療法が開発されるまでの期間、人間を凍らせて眠らせる凍眠の技術が開発されたら、というテーマの物語でした。
    凍眠をしている少年、佐々木アツシの生命維持業務を5年にわたって行っている日比野涼子は、アツシが目覚めた後に起きる問題に気づき、アツシを守るために

    0
    2014年06月28日

    Posted by ブクログ

    話の続きが気になる。だんだんと海堂尊ワールドが完成してきており、別の小説からの登場人物が出てくるのがよかった。

    0
    2014年01月14日

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