海堂尊のレビュー一覧

  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    【東城大の虎・速水と、帝華大の伏龍・清川がまだ医学生で剣道部員だったバブルの頃。2人のあいだに医鷲旗をめぐる伝説の闘いがあった】

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    2014年04月18日
  • 救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫)

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    東日本大震災を、被災者and/or救援者として
    経験した医師たちの告白。

    重い言葉だと感じる所もあるし、
    ちょっと違和感を感じざるをえないところもある。
    それでも、あれだけ悲惨な現場を経験した人物の
    言葉には、一定の意味がある。

    全てを網羅した訳では無いので、
    これで全体観がわかったわけではないが、
    その一部でも垣間見れたこと意味は大きい。

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    2014年04月12日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    ネタバレ

    武士道シックスティーンと同様に剣道に青春を捧げて精進を目指すストーリー。こっちは医大生が主人公だけれど。ジーン・ワルツの清川とバチスタシリーズでもおなじみ速水がこんなところでつながっていたとは意外。私は東城大にぜひ優勝してもらいたかったけれど、こういう終わり方もアリなのかなと感じました。速水は何事にも真っ直ぐ取り組んでいて、清川はのらりくらりと要領
    良く生きている。でも、人生のうち一時でも一つのことに集中できる期間があるのは羨ましいと感じた。

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    2014年04月08日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    ジェネラル・ルージュの速水と、ジーン・ワルツの清川の学生時代の話。どうやら救命センター長として気ままに振る舞う速水を生み出したのは、高階だったようだ。

    責任感の強い者がいると、その人に頼りっきりになるチームが成長できないばかりか、自分のことを後回しにしてでもチームのことを考える本人も成長できない。だから、他のメンバーの自立を促すためにチームからは距離を置き、自分が強くなることだけに専念する。

    きっと仕事にも通じることなんだろうけど、チームのメンバーが「できるようになりたい!」と思っていることが前提なんだろうな。リーダーが自分のことに専念してるのをいいことに、「ラッキー!サボっちゃえ!」って

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    2014年02月14日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    速水先生たちの大学時代の物語。シリーズにでてくる先生たちがたくさん出てくるので、ファンサービス的な物語に感じた。剣道っておもしろそう。

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    2014年01月19日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    ☆3.0
    コールドスリープ。未来の画期的な
    医療。
    将来的には本当に実用化される日が来るのかもしれない。
    もう少しで認可されそうな治療法を待つ人やそのような治療法を待っていられない人たちには福音に聞こえるだろう。
    でも、果たしてそうなのか?
    5年10年とコールドスリープすることで、現代の浦島太郎になってしまわないか。
    人は自分が浦島太郎になってでもコールドスリープを選択し、治療法を待つのだろうか。
    また仮に自分が浦島太郎になることは厭うても、我が子の治療のためならどうか。
    文中、沢山の聞きなれないカタカナ言葉が出てきて辟易させられたが、とても考えさせられる内容だった。

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    2014年02月06日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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     著者は「医者」でもあり、「作家」でもある才能あふれる人物である。
     他の著作を読んだこともあるので興味を持って本書を手に取ってみた。
     著者の本はほとんどが病院や医者をテーマに扱っているが、本書の舞台は「医学部剣道部」である。
     「剣道」には「スポーツ」と「武道」の側面があるが、日本人ならば誰でも単なるスポーツというよりは、「精神性」や「神秘性」を含んだ「武道」にロマンを感じるのではないか。
     本書は、そのような日本人の心をくすぐる、期待を裏切らないおもしろさがあると思えた。
     しかも、その登場人物が、他の本で登場する個性あふれる「医者」の学生時代の医学部剣道部であるとは。
     登場人物のキャ

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    2013年12月25日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    途中わかりにくくてちょっと退屈したけど、読み終わってみたら面白かったなぁと思える作品だった。にしても医療ものはむつかしいね(^^;;

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    2013年12月15日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    ケルベロスを読んだ後に読んだせいか、すんなり話しが頭に入ってきた。天馬くんはあまり好きになれないキャラクターだ。

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    2013年12月12日
  • マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    前作とは視点を変えて
    前作を読んでからでも、こちらからでもどちらでも読めるのはいい。
    視点を変えているので、前作で理恵が語らなかったことがわかって面白いし、前作の謎となっていた部分もとりあえずは回収されているように思う。
    ただ、これは感情移入ができる物語かというと、言葉に詰まる。

    クール・ウィッチこと、曽根崎理恵。
    その母親である、みどりが理恵の子を宿すことになった経緯が語られる。
    主人公はみどりだが、理恵の物語でもある。
    しかし冷徹な理恵。
    これが以前にも増して冷酷というか、.........。
    彼女の目的は、子供が欲しいと願う親の気持ちに答えきれない法律と、当事者を置き去りにして問題を解

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    2015年03月18日
  • 日本の医療 この人が動かす 「海堂ラボ」vol.2

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    またしても続編から読んでしまったパターンですが…

    一人一人と考えると、差し支えなく読むことが出来ました。

    医療と言うくくりの中で様々な視点から切り込んでいきます。
    それぞれもっと長く読みたい!と思うほどテーマとして魅力的。

    多かれ少なかれ医療に関わっている者としては大変勉強になりました。

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    2013年09月11日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    リアルで身近すぎてすっと納得できる感じ。
    社会批判も医療の現実も。

    マドンナ・ヴェルデも文庫化されてるので読まなくちゃ。

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    2025年05月28日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    えっと、医療関係のテーマとかはなしですか?
    医学生のうんたらかんたらもなし

    そんなわけで、ちょっと期待はずれ

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    2013年07月23日
  • ほんとうの診断学―「死因不明社会」を許さない―(新潮選書)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    ある程度の医学・医療に関する知識が無いと読めないです。
    が、海堂先生は多分一般人に対して書いたわけでは無いと思うので問題ないのでしょう。
    海堂尊の死因不明社会に対する挑戦と攻撃は留まることはない、と確信出来る一冊でした。

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    2013年07月09日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    この海堂作品は数少ない医療と関係ないところでの話しなのでどうなんだろうな?と思いながら読み始めました。

    登場人物も歴代の海堂作品に出演した者たちなので読みやすく、また各々が主演した作品での人間性が作られる過程だなと実感した。

    ストーリー的には剣道を題材にしている割りには堅苦しい感じはなく、作者が実際に剣道をしていたという体験もあるせいか試合や内容に不自然な感じはしなかった。

    数年後にはこの登場人物たちは大騒動に巻き込まれるんだな・・・、高階院長はこの当時からすでに狸おやじだったんだなと笑わせてもらいました。

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    2013年04月30日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    「チーム・バチスタの栄光」のモデルとなった先生を、小説の著者が描いたノンフィクション。面白すぎて一気に読んでしまいました。 壮絶な生き様や高い志に感動してしまったのは勿論、印象的だったのが手術スピードが早い理由について、重要なのは手先の器用さではなく「よけいなことはしない、やり直ししないように一発で決める。このふたつしかない。」と。あらゆる仕事に共通するありがたい教えです。

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    2013年03月03日
  • 日本の医療 この人を見よ 「海堂ラボ」vol.1

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    CS朝日ニュースターの自主制作番組「海堂ラボ」を文書化、医療に関わる様々な人を紹介している。

    國松孝次 いわずとしれた警察庁長官狙撃事件の被害者だが救急医療に助けられたことにより、NPO救急ヘリ病院ネットワークの理事長に乞われてなっている。成果としてはドクターヘリ特別措置法の成立のための働きかけで元行政官としてどこを動かすかがわかると言うのがポイントだったようだ。ドクターヘリは運用に1機2億かかるのだが、救命率が上がることにより例えば千葉北総病院のケースでは救急車に比べ医療費が110万円/人削減できた。入院日数も16.7日短い。出動回数は2009年に748回なので結果として収容人数が増え医療

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    2013年02月19日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    医療からは離れて、医学部剣道部の青春話!ブラックペアンの時代。ラストも想定の範囲内だけど、さわやかな気持ちになれる本。

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    2013年02月03日
  • 医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか【電子特典付き】

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    医師会の「ひかり」の部分が書いてある。国民の味方、医療費を適正に、日本の医療を守るために国に対して働きかけを行っている、なのにどうして医師は、儲けすぎているという誤解を招くのだろう。
    誤報を出すことにより、利益を得るものがある。まず、マスコミ、情報を作ることで、利益に直接結びつく。次に、一部の政治家(医師会と対立する)や財務省などもそのように感じた。それでも、医師は優遇されていると考えれる。
    TPPに反対、混合医療については医師会の主張は理解できる。また最終消費者が誰なのか、医療は消費ではないのか、ということを考えなければならない。

    本書の構成、天馬大吉、別宮葉子とのインタビュー形式等いうの

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    2013年01月21日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    桜宮サーガだと思って購入したので、須磨久善さんが実在の人物とは思っていなかった。結構有名な方なのに知らなかったなんてお恥ずかしい。。
    とりあえずこの本を読んでスゴイ人だ、ということは分かった。
    この人が選択してきた道は、自分が同じ立場だったら恐らく選択できない道だと思う。

    【独り言】
    ・桜宮サーガだと思っていた人は私だけではないはず!
    ・手術の解説が詳細すぎて読んでいてクラっときた。
    ・日本初のバチスタ手術を受けた方の奥さんからの手紙にはウルッときた。
    ・水谷豊が須磨先生役をしたドラマとやらを観たいと思った。

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    2012年12月26日