海堂尊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「日本医師会は、開業医の利益団体ではない」このフレーズを根底においた、仮想対談集です。少し抜けた架空の登場人物をからめることで僕らの代弁をさせているのでしょうが、むしろ読みづらくなってしまっています。
医療費と医者の懐の区別は、確かについていない。よき行為に対しては、それなりの対価がいるのは、どんな仕事でも同じですが、メディアや行政と対立すると、悪の組織のようになってしまう、という恐ろしさ。
医師会には闇もあるのだろう、と言った上で、いいことを、いいと言って行かなければ物事はよいことに進んで行かないという姿勢。これは見習わなければならない。 -
Posted by ブクログ
日本医師会側から日本医師会についての本。
勿論変な贔屓目ではないと思うけど、誤解を解くという意味では
自分も見方が変わりました。
マスコミ不信を元々持っているので医療全般に関しては
マスコミの情報操作は理解していたが、
開業医集団といわれる理由やそれを否定する裏づけは
今回やっと触れることができた。
ただ作者の小説の登場人物+医師会理事の会話形式で進むのが、
なんとも理解しづらかった。エンターテイメントとして狙ったはずが、
そこまで面白い会話でもないし、すべて文字の会話はわかりづらい。
内容はいいだけに勿体無い。
いっそのこと漫画とかだったらよかったかな。
■消費税に苦しむ原理
収益に対しては消費税が取れないのに、
仕入れに関しては消費税を払っている。
本来は仕入れと売上の差額を納税するもの。
計算の上診療報酬内で1.53%を補填しているが、
実際の5%消費税と考えると隔たりがある。
しかも36/10000項目のみが対象
非課税のため差額返還が認められないので、
0%課税をすればよい(輸出などと同じ)
GMは社員の保険料が高すぎて競争力の低下を招いた
2010の医療費
大学病院+8% 個人病院-6%
→代わりに大学病院は大学運営交付金を削られている。
(穴埋めに医療費が使われている)
日本は災害保険積み立てをしていない -
Posted by ブクログ
ネタバレ田植え社会の日本で狩獲社会の一員になると苦しい。苦しさの中ででかい獲物を獲得し続けるには根性のみ。「えっ。根性?」田植え社会の一員が好きな言葉でもあるのがちょっと滑稽だけど。
須磨先生は出る杭で、至る所で叩かれていそうだ。しかし、とにかく強い! この強さが優しさになり、多くの命を救い未来を明るくしている。嫉妬心は誰もが持っているもので、周りには鮮明に見えるのに自分だけはとても見えにくい感情だと私は思うのでできるだけ表にださないように注意したい。「最近の若い人は~」なんて私は言わないぞ!
須磨先生は「イメージをつくり課題をこなしチャンスをものにすることが大事」とおっしゃっている。天才は99%の努力と1%のひらめきという言葉は確かなようだ。 -
Posted by ブクログ
てっきり、筆者さんとこの先生がもともと知り合いで、そこから「チーム・バチスタ」が生まれたのかと思ったら、実は、「バチスタ前」はそんなに知り合いでもなかったらしい。
それにしても、この人は、医者としても大成しているけど、医者じゃなくても大成したんだろうなぁ、と思えるくらい、医者じゃない仕事にも通じる処世術?みたいのがつまっていて、ビジネス書的に楽しめる本だと思う。
手順を足すんじゃなくて、無駄なことは省け、とか、イマジネーションを大切にしろとか。
こんな、天才的なことはみんな同じようにできるなんて到底思えないけど、やり方次第で物事は少しづつ変えられるんだろうなぁ。