【感想・ネタバレ】ほんとうの診断学―「死因不明社会」を許さない―(新潮選書)【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

正しい診断を知ること、それは「いのち」と向き合うことである。Ai(死亡時画像診断)を提唱して医学界の改革を図る著者が、「検査」と「診断」の本質を徹底究明。正しい医療を受けるために必要な知識を解説しながら、市民社会への視点を見失い不毛な議論に終始する昨今の日本の医学研究を解剖、その欠陥を抉り出す問題作。※【電子版あとがき】をはじめ、ストーリー上の出来事が一目でわかる【桜宮年表】や【作品相関図】、小説・ノンフィクション作品の【海堂尊・全著作リスト】、小説作品の【「桜宮サーガ」年代順リスト】など数々の電子版特典を巻末に収録!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

海堂先生の怒りの1冊
医療行政の闇?
厚労省のモデル事業の無駄使い。
でも、今やAiはみんなが知る用語になったから先生そんなにおこらなくても。

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2014年11月06日

Posted by ブクログ

 チームバチスタの栄光の作者による、Aiの啓蒙書。
 論理が明快で面白い、と思う反面、この調子で攻められたら、相手もかたくなになろうなぁ……と思ったり。(いや、書籍にする前にいろいろと手を打って、この論調ではあると思うんだけどね)

 正しい間違っているという論調になっているのが気がかり。

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2012年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある程度の医学・医療に関する知識が無いと読めないです。
が、海堂先生は多分一般人に対して書いたわけでは無いと思うので問題ないのでしょう。
海堂尊の死因不明社会に対する挑戦と攻撃は留まることはない、と確信出来る一冊でした。

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2013年07月09日

Posted by ブクログ

海堂尊さんの執念が結実したかのような本です。
背景として、医療と医学は異なること、そしてそれぞれへの費用のかけ方、医療と医学を同じ人間が兼ねていることからのわかりにくさなど、医が抱える問題を指摘しています。
さて、いつものようにAiについて。Aiを恣意的に排除するような研究成果に対して逆襲します。
その研究自体が、実はAiの有用性を示してしまっていることに蛇のように食らいつくのです。
何かの「力」に対して抗ずるやり方の一つとして、注目していますし、その点でよい本でした。

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2012年07月12日

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