あらすじ
正しい診断を知ること、それは「いのち」と向き合うことである。Ai(死亡時画像診断)を提唱して医学界の改革を図る著者が、「検査」と「診断」の本質を徹底究明。正しい医療を受けるために必要な知識を解説しながら、市民社会への視点を見失い不毛な議論に終始する昨今の日本の医学研究を解剖、その欠陥を抉り出す問題作。※【電子版あとがき】をはじめ、ストーリー上の出来事が一目でわかる【桜宮年表】や【作品相関図】、小説・ノンフィクション作品の【海堂尊・全著作リスト】、小説作品の【「桜宮サーガ」年代順リスト】など数々の電子版特典を巻末に収録!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
海堂先生の怒りの1冊
医療行政の闇?
厚労省のモデル事業の無駄使い。
でも、今やAiはみんなが知る用語になったから先生そんなにおこらなくても。
Posted by ブクログ
チームバチスタの栄光の作者による、Aiの啓蒙書。
論理が明快で面白い、と思う反面、この調子で攻められたら、相手もかたくなになろうなぁ……と思ったり。(いや、書籍にする前にいろいろと手を打って、この論調ではあると思うんだけどね)
正しい間違っているという論調になっているのが気がかり。
Posted by ブクログ
ある程度の医学・医療に関する知識が無いと読めないです。
が、海堂先生は多分一般人に対して書いたわけでは無いと思うので問題ないのでしょう。
海堂尊の死因不明社会に対する挑戦と攻撃は留まることはない、と確信出来る一冊でした。