海堂尊のレビュー一覧
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第一章 キャメル
関西最大の都市浪速府で新型インフルエンザの国内初の発症が報告される
この章は、コロナ禍に入る初期と状況がとても似ていて(実際は2009年のインフルエンザがモデル)当時としては近未来的な状況を面白く読みました
が、政府の発表するインフルエンザの情報が操作されているものである事を地元の医師は見抜きます
第二章 カマイタチ
この章では、なぜ情報が操作されて浪速府が経済的に孤立させられたか、その原因となった浪速地検特捜部の活動の章となります
カマイタチは、特捜部エースの別称
で、ここが複雑でわからない
突然登場人物がわらわら
「田口白鳥シリーズ」を継承しているらしく、その辺りを知っていたらもう少し理解できたのかも
第三章ドラゴン 終章
作者さんが目指したい医療制度、ひいては日本三分の計という日本統治システム、について書いているんだろうなーという程度にしかわからなかった
一冊で表現するには詰め込みすぎなのかな
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Posted by ブクログ
海堂尊『コロナ漂流記 2022銃弾の行方』宝島社文庫。
『チーム・バチスタの栄光』シリーズの新章『コロナ黙示録 2020災厄の襲来』『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』の続編。
物語は、新型コロナウイルスから遠ざかり、元総理への銃撃事件やら宗教団体の話がメインとなる。どうせならもっと突っ込めば良いものの、事実をなぞるだけで面白味に欠けた。
2022年7月、ついに新型コロナウイルスの新規感染者は1日10万人を超える。その頃、東城大学医学部付属病院のホスピス病棟とコロナ病棟の責任者を兼務する田口公平は、医師のワークライフバランスを主張し、病棟に効果性表示食品を導入しようとする新任の中堅医師である洲崎洋平に手を焼いていた。
定価950円
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Posted by ブクログ
ジーン・ワルツで主人公の女医・理恵の代理母となった実母みどりの気持の流れ。
かなさんにお勧めいただきました。
ジーン・ワルツでの代理母出産は、合理的で理性的な女医が中心。そこ姿勢に納得はしていたが、そこで書かれなかった、元夫の考え方、出産した双子を、理恵と母親が一人づつ育てることになった流れが描かれる。
娘にも母親にもなんとなく欠落しているものがあるような、誰しもどこかは不足があるのだから、と思ったり。
元夫は興味深い人種だった。息子へ「ようこそ地球へ」と言えるような理性的な理論派。でも、何かが足りないような。
代理母について、医療的な事、法律的な事、社会的な事。そして、母親となる心情的な事。
人工授精、代理母、将来的には人口子宮となってくれば、倫理観も変わってくるでしょう。
「ようこそ地球へ」という感覚が、一般的になっていくのかもしれません。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『チーム・バチスタの栄光』のその後を描いた表題作を含む、全4篇。
「双生」……1994年春。田口公平のもとで研修に励むすみれ・小百合の桜宮姉妹。外来患者の夫の異変に気付いたすみれは、ある斬新な治療法を提案する。
パーキンソン病の新たなる外科的治療法。
脳に電極を入れて、通電すれば良いという。
だが、彼女たちは半年の予定が三ヶ月で終わった。
「星宿」……2007年冬。看護師の如月翔子は、手術を拒否し続ける少年・村本亮の願い「南十字星を見たい「を叶えるため、便利屋・城崎を呼び出して、オレンジ病棟の秘密の3階にプラネタリウムに。
翔子が奔走する先にはグッチー、高階院長、白鳥も出てきて成功させる。
「黎明」……2012年春。末期癌の妻、千草が入所した東城大学医学部付属病院のホスピス棟は、「治る希望は捨て死を受け入れる」という方針だった。
夫・章雄は反発する。
そこには元女医の山岡さん(患者)と黒沼師長が率いてる。
反発するは若月看護師。工藤夫妻と「患者と寄り添うホスピス」を目指す。
かつてあった碧翠院を目指して・・・。
山岡は病気詐称で退所、黒沼も一緒に去る。
「氷獄」……2019年春。新人弁護士・日高正義は「バチスタ・スキャンダル」の被疑者「氷室」の元を訪れた。
弁護の拒否を続ける氷室。
バチスタの面々に巻き込まれる形でバンバン出てくる。
田口先生→白鳥→斑鳩→彦根先生
ここで北海道の産婦人科医の三枝先生、世良医院長の名がチラリ。
氷室に青酸カリを渡す女医は白磁のマスクを付けている。
そして東日本大震災の日。氷室は鍵が一時的に開いたドアから何処かへと姿をくらます。
流石に色々出てきすぎってカンジw
それだけに、以前の物語を覚えてないと難しいかも?
色々な所で、色々な人が出てくるのでフと思い出す物語の数々。
バチスタ読んでる人は、読んでおいて損はしない。
ただ、物語上登場人物が多いので、ややこしい感はあるが懐かしさの方が勝る。