海堂尊のレビュー一覧
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☆☆☆2020年6月☆☆☆
親友を失ったゲバラが南米、中米各国を漂流。
多くの革命家や政治家の知見を得て成長してゆく。
もっとも印象に残ったのはボリビア革命への参加と、パナマでの米国学校への参加だろうか。
オデブのロホもいいキャラクターをしている。
歴史や政治の話が多くて難しかったので、そこは...続きを読むPosted by ブクログ -
海堂尊さんの物語は、医学の世界とミステリーの世界を軽快にミックスして、わかりやすく読みやすい。
この物語はミステリー要素は少ないが、悪代官のような教授をどうやりこめるのか、そこがスリリングでハラハラドキドキするところだ。
やはり正直が一番強い。簡単ではないけれど。Posted by ブクログ -
きっかけはヨシタケシンスケさんのイラスト。久しぶりに覗いた本屋の平積みコーナーで目に飛び込んできました。
語り口は穏やかですが、権威に対するアイロニー満載の内容でした。巻末にある著者の文庫化へのコメントを読み、今この時に文庫化された理由が分かりました。
中学生の息子を持つ父親として、伸パパの立ち位置...続きを読むPosted by ブクログ -
若冲がここまでメジャーな存在になるのに、著者の功績大なのは首肯されるところであろう。本作では、代表作の「動植綵絵」を中心に、若冲の生涯をたどりながら、表現様式や作品の意味合いを分かりやすく教えてくれる。フラクタルや精神医学の研究から見た若冲などの紹介があるのも面白い。Posted by ブクログ
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面白い。
世良は、非情のようで先輩達に比べると非情になれない。
スキー場の事故のシーンは、凄い。読むのが辛いが、臨場感がある。
医療行政は難しい。Posted by ブクログ -
「 ママ、私の子どもを産んでくれないー? 」
冒頭から、なんと!びっくりするフレーズに度肝ぬかれてしまった。
日本では近年、代理出産は賛否両論激しいテーマであるが、この作品を読み進めると女性の視点で切実に語りかけている。
また、母娘の微妙な感情表現が出ていて、すれ違いもあるが、やはり親子だと思うと...続きを読むPosted by ブクログ -
『チーム・バチスタの栄光』につながる話とのことだが、『チーム・バチスタの栄光』を超える作品だと思った。高階院長の若い頃の話。田口や速水が医学生として、ちょい役で出てきて面白い。
次に読む予定の『ブレイズメス1990』が楽しみ。Posted by ブクログ -
親から子へ伝えられる遺伝子はDNA配列で、それは、A、T、G、Dの四文字。その塩基の三つの組
あわせが一種類のアミノ酸を指定する。
つまり、生命の基本ビートは三拍子、ワルツなのだ。 (文中より)
* * *
体外受精のエキスパート曾根崎理恵は試験管の中で、採取した卵子と精子の結合の実験をして...続きを読むPosted by ブクログ -
これがまだだったと、気分転換に、積んであった中から抜き出してきた。
設定が「チームバチスタの栄光」シリーズの20年前。薄い文庫になっていた。持ちやすくて読みやすいにしても二冊に分けたのはなぜだろう。
東城大学総合外科教室は今回も大荒れで、主人公や天才外科医が使う新兵器「スナイプAZ1988」の効果...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い。
ドラマを観て、原作を読みたくなって。ドラマの良さを再認識。
登場人物がそれぞれ自己主張があり、個性的で良い。人間の命を最優先させている共通点がある。
医者の手洗いは徹底している。我々の手洗いに意味はあるのか。Posted by ブクログ -
今後、コールドスリープする装置ができるかもしれないですね。
涼子の思い、アツシが一番良い状態で目覚める事、それだけを考えてお世話をしてきた思いが伝わってきた。全体的に言葉や表現、専門用語も多く難しいが海堂先生らしい。
田口先生もちらっと出てきましたね。
西野はとってもミステリアスだけど、
ほんとに涼...続きを読むPosted by ブクログ -
話の設定は面白くて一気に読める作品なのだが、天城医師の設定があまりに荒唐無稽で、これはどうにかならなかったのだろうか。
海堂作品登場人物にありがちなのだが、この天城もしゃべりすぎ。なんでもかんでも自分の思っていたことをしゃべればいいというわけではない。Posted by ブクログ -
数年前に「マドンナ・ヴェルデ」を読んで、本作品もいつか読んでみたいと思っていた。
同じ事象を不妊治療に携わる医師理恵の視点と、その母で理恵の子供を代理出産するみどりの視点から描いた話。
「マドンナ・ヴェルデ」の話の方が柔らかい感じで好きだ。Posted by ブクログ -
本来先日読んだ「マドンナ・ウェルデ」の前に読むべきだったお話 (^o^)
順序は逆になりましたが、読みましたよ。成程そういうお話だったのですね。
美貌の産婦人科医・曾根崎理恵―通称:冷徹な魔女(クール・ウイッチ)
人工授精のエキスパートである彼女が、産婦人科医療の最先端で、したたかに戦う姿を描い...続きを読むPosted by ブクログ -
「チーム・バチスタ。。。」の作家さんですね
内容は代理母出産話!
見たことも聞いたこともないお話の数々
閉経後に女性ホルモンの貼り薬で生理が来るとか
代理母出産すると、法律上の母は卵子提供者でなく実際に子供を産んだ人だとか
女同士の静かな戦いの行方も気になるとっても興味深いお話でした
こわっ
N...続きを読むPosted by ブクログ -
「桜宮サーガシリーズ」の未来編。SF小説である。未来の世界が描かれている。物語は「ナイチンゲールの沈黙」に登場した佐々木アツシを巡る展開。愚痴外来の田口、高階院長、小児科「オレンジ新棟」の如月師長らお馴染みメンバーの揃い踏み。今はない人間を長期間人工的に眠らせる医療技術が出てきて興味を誘う。
桜宮...続きを読むPosted by ブクログ -
海堂尊の作品は良くも悪くも「こんな医者がいていいのか」と思わされる。
だが誰もが自分の信念を持っているから共感してしまう。
そんな作品Posted by ブクログ -
ポーラースター3。やっっと読み終わりました~。
1,2はゲバラの話でしたが、今回はキューバ革命のもう一人の英雄フィデル・カストロの物語です。
前半は、フィデルの父親アンヘルを中心に、当時のキューバ情勢やその歴史が、がっつり描かれています。(がっつり過ぎて、時々内容が入ってこないことも・・。)
そし...続きを読むPosted by ブクログ -
天城先生の発想の大きさがすごい。
内容は難しくなく面白かったです。
あと、出てこないことがわかっていながら、どこかで渡海先生を探していました。Posted by ブクログ