海堂尊のレビュー一覧

  • アクアマリンの神殿【電子特典付き】

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    海堂氏が新境地で青春学園ものを書いたのかと思いきや、こんな形で過去の作品と繋がっていたとは驚きました。軽さの中に若者に人生の本質を問う厳しさを織り交ぜるところは河野裕氏のシリーズを彷彿させます。
    賛否両論あるようですが、未来の医療技術が直面する可能性がある倫理的な命題に真っ向から取り組んだことが素晴らしいと思います。

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    2022年10月18日
  • フィデル誕生 ポーラースター3【電子特典付き】

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    第3巻はこれまてで一番物語として、また人物伝として興味深く読むことができた。
    事実の列挙中心から人の成長が中心の内容に変わったからだろうか。
    それはともかく、アメリカの横暴さは読んでいて胸が悪くなる。世界の警察を自認して、一見すると善人のような言動をしながら裏側では自国の利益しか求めていないところは今でも変わらないな。ただ、それによって解放され発展した国も沢山あるわけで、一方的な観点で善悪を測れない代表的な事例だと思った。
    カストロに対して漠然と過激な革命家のようなイメージを持っていたけれど、これもアメリカの思想操作によって植え付けられたものかも。本書が必ずしも正しいわけでもないだろうけれど、

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    2022年08月31日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    海堂作品は、流石にそれは・・!?と思うほどの設定やウルトラCが散りばめられているにも関わらず、ぐいぐい引き込まれてしまうのがいつもながらすごい。これぞエンタメ。

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    2022年08月26日
  • コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴【電子特典付き】

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    海堂尊『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』宝島社文庫。

    『チーム・バチスタの栄光』シリーズの新章『コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴』の続編。

    ノンフィクション・虚構コメディという感じで政府や地方自治体の新型コロナウイルスへの無策を揶揄しながらストーリーは展開する。この際、全てを実名にして、おバカどもの愚行を赤裸々に描いた方が面白かったのではないかと思った。

    最後に『これはフィクション』とでも書いておけば許されるだろう。

    現在、日本は新型コロナウイルス感染症の第7波にさらされている。状況が一変したのは第5波からだろう。それに比べれば第1波、第2波などさざ波程度だ。恐らく第7波は全国で1日

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    2022年07月14日
  • よみがえる天才7 北里柴三郎【電子特典付き】

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    北里柴三郎についてはまったく詳しくなくて、細菌学者ということと慶應医学部の創設者ってことしか知らなかった。この海堂先生による史伝は、鴎外のものから類推するとかなりの変化球に思えるので、この一冊で「こういう人だったんだ」とは判断できそうもない。ここで海堂先生が注目しているのは研究者としてよりも医政を確立した点になっている。
    それを際立たせるためもあってか、晩年の研究活動に対する評価は厳しい。ことごとく間違っていたのだそうな。北里先生でも過去の成功に囚われると、どうにもならないんだね。

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    2022年08月08日
  • ゲバラ漂流 ポーラースター2【電子特典付き】

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    解説を読んで、国家的な出来事は史実ながら、ゲバラ個人のエピソードの多くがフィクションだと知って驚いた。
    でも、却って当時の南米の混乱が活き活きと描かれているし、また歴史上の人物に人格を与えることができたおかげで下手をしたら退屈な近代史になる可能性がある物語を興味深いものに変えられていると思う。
    それにしても当時の欧米諸国の身勝手で非道で卑怯なこと。今では紳士面して紛争地域を批判しているけれど、自分達の方がむしろ酷いんじゃないかな。また反体制的な海堂氏の筆によって多少は増幅されているかも知れないけれど。

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    2022年04月29日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    2022.04.17

    プラックペアンからの3部作の最後。ラストは切なすぎないか。

    世良の成長の物語。このあと、どんな過程を経て極北シリーズの世良になったのだろう。

    高階が出来上がった過程も垣間見える。

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    2022年04月17日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    誰から見るかで心情が全く変わる大きなテーマでした。

    個人的には、主人公は天馬よりも田口先生の方が好きです。

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    2022年04月06日
  • ゲバラ覚醒 ポーラースター1【電子特典付き】

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    名前と革命家であることぐらいしか知らなかったチェ・ゲバラの生涯を追う作品。伝記的でありながら、かなりのフィクションが混ざっているようで、一つずつ調べるエネルギーはないからどう受け止めて良いのか難しい。
    人名な地名、出来事など、あまりに馴染みがない固有名詞が多くて読み進めるのにとても時間がかかる。
    第二次大戦前後の南米で、欧米からの独立や社会主義と民主主義の覇権争いなど、ものすごい熱気で世の中が変わっていく様子が垣間見えて、まだまだ知らないことがたくさんあることを改めて実感した。

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    2022年03月19日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    このシリーズは、読み始めると止まらないですね。懐かしい登場人物が出てくると、あの時どんな話だったかな?なんて。

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    2022年03月01日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    新しいインフルエンザを軸に行政、医療の話に広がり面白く読み進ました。
    登場人物たちにも魅力があって続きがよみたくなりました。

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    2022年02月03日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    「チームバチスタ」シリーズは読み始めると止まりません。田口医師も好きですが、強烈な個性で惹かれるのがロジカルモンスターこと白鳥圭輔技官。厚生労働省の役人らしからぬ毒舌ぶり、頭の回転の速さと行動力に圧倒されます。

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    2021年12月19日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    技術か真心か。医療との向き合い方をめぐり、新任の高階先生と手術室の悪魔渡海先生が対立する。
    そして過去の因果からひきおこされるブラックペアン問題。
    医療とはなんなんかを真剣に考えさせられる作品であった。

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    2021年12月07日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    佐伯外科に新たな風を吹き込むべく呼ばれた天城先生が、卓越した技術で道なき道を切り開く様が痛快である。
    渡海先生無き今、高階先生と天城先生の二大巨頭が鎬を削るのだろう。

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    2021年12月07日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    一気読み。グッチー先生に高階先生
    白鳥さんと推しの彦根先生・・おなじみの面々ににんまり。
    氷室先生に接触してきた女は誰??

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    2021年10月24日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    著者のあとがきによれば、中高生向けに書いたが医療関係者にも評判が良かったとのこと。
    内容は専門用語も多く、また東城大学が数多く書かれている諸シリーズに登場する人物や話題も多く、海堂氏好きの読者も楽しく読めるのでは。
    ズルのような形で一躍脚光を浴びた主人公が、強烈な名誉欲と出世欲を持った教授に振り回される姿は、中高生向けというよりはどこにでもある(?)大人の世界かも知れない。最後は勇気を出して敵に立ち向かう、という若者向けのメッセージではあるが、現実的には会社や医療の世界で主人公と同じことができるかどうかは、相当周囲への根回しや覚悟が・・!

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    2021年10月11日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    こんな大人本当にいるかな?というのと、こんな中学生揃うかな?というご都合主義的なところはありつつも物語として楽しめた

    2021.10.10
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    2021年10月10日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    短編集と思いきや、情報量と登場人物めちゃ濃い。
    色々と不明だったピースが繋がり、もう一度シリーズを読み返したくなりました。

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    2021年08月14日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    ネタバレ

    2008年のあとがき、今こそ我々が読む内容。

    PCRという言葉がたくさん出てくるが、2008年当時には全く知らなかった言葉が、今、毎日聞く言葉になっている。これだけ医学が注目されなければならない未曾有の事態が起こっている時代。
    その時代を切り抜けるのに、生かせるかもしれない言葉にたくさん、出会えた気がする。

    『世の中で一番大変なのは、ゴールの見えない我慢だ』

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    2021年08月09日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    久しぶりにお薦めしていただいた本を読んだ。

    中高生向けに書かれたという本書だが、著者も最後に著しているように、大人でも充分楽しめる。

    パパの偉大な存在が海の向こうから僕を成長させ続ける。

    そして、海のこちらの僕は周囲の大人や子どもに助けられながら貴重な体験を積み成長をし続ける。

    不思議な世界観で、ありそうもない設定ではあるけれど、何故か引き込まれる力強さがある。

    私も誰かにお薦めしたい。

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    2021年05月17日