海堂尊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった。
そもそも医者とかというには、職業と切り離されるべき職種なのかも知れないと思います。
でもそうもいかないのもわかります。
例えば聖職者は職業ではないと崇高な意識を持っていても、事実として生業としてやっている人もいるし、それを批判することは難しいのは事実です。
であれば、聖職者としての側面も持ちながら、またより現実的で社会的な技術者なら、やはり職業として扱うのはまっとうですが、そこもまた、ある意味、属人的にならざるを得ないにも関わらず、枠組みを意識せざるを得ない。。
なんとも難しいです。
物語の内容には触れてませんが、そういうことを考えてしまう本でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレかなり難しいカンジだけど、案外判りやすく解説してくれてある。
医師会。メディア。政府。
諸々を対談形式で、未来を見つめて話してくれてる。
取っ付き難いカンジ、抵抗感はあったとしてもコレは読む価値有り。
メディアがどれだけ医師を叩いているか。
民間がどれだけ医師を判っているか?
ステレオタイプの人間がどれだけ多いか。
(自分も入ってました)
もっと、もっと、メディアは医療を取り上げるべきです。
そして、政府とのやり取り等を真剣に茶化さずに報道すべきだと思う。
食いつきが良いとか、資料率が上がるとか、そんな事とは別で。
マジで、日本の未来の医療を考えざるを得なくなる。
ある意味、とても怖い本で -
Posted by ブクログ
Ai推進派からの一方的な視点ではあるが、それゆえに好き勝手言いまくることで醸し出される面白さ。
約10年に渡り、Aiの社会浸透を目指して活動する海堂氏の行動遍歴がよく解る。厚生労働省や解剖至上主義者への批判は辛辣で読んでいて痛快。主張がシンプルで繰り返し登場するので、Ai推進の理由、及び注意すべき事項がよくわかる。ただし、pp385-393辺りの話/図が冒頭近くにあると、もっと理解が進むと思う。私自身、p389とp391の図で法医学提唱システムの問題を提示されて「なるほど!」と頷かされました。
しかし、厚生労働省や解剖至上主義者がなぜ旧態然の思考に囚われるのか、いまいちよくわからないので、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ基本的にAiが何かを押さえておかないと結構辛い。
Ai=死後画像診断 (Autopsy Imaging Project)
第一部と第二部に大まかに分かれていますが、一貫してここ10年くらいをまとめて書いてあります。
海堂氏曰く『Aiのメモとして』だそうですが、メモはこんな一冊の本にならない!
花も嵐も踏み越えて を地で行く海堂氏。
面白いけど、頭稼働させないと解読不能かも。
それでも海堂氏だけあって、かなりやさしく書かれている。
奮戦しながらの海堂氏にエールを送る。
コレを読んで思った事。
死因が判らない患者遺族はやっぱり死因を知りたい。
が、今の状況では『解剖』でしか判らないとい -
Posted by ブクログ
ネタバレ研修医制度の問題を中心に2025年の日本の問題をあらゆる方向から問題提示するシリーズ11弾
コロナ3部作以来の東城大学シリーズ(田口・白鳥シリーズ)。
過去の桜宮サーガの話もテンコ盛りで、佐々木アツシや曽根崎薫が本シリーズに参加するのは感無量で時間の経過を感じます。
いつものように日本の現状と未来を嘆きますが、その時点のモデルの石破元首相には肩入れしている感じで、安倍系政治家には相変わらず手厳しいです。
今回は医療的には研修医制度にメスを入れていますが、作者提示の改善案は将来的に採用されるのか楽しみです。
次回は日本初女性宰相の下での日本の医療や政治経済の悲劇に対して憤慨するのかな。