海堂尊のレビュー一覧
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「モーツァルトの天才の特異さは、桁外れの才能が「ごく普通の人間」、私たちとそう変わらない一人の人間と結びついていたことにある」親しみやすいのに真似できない、無邪気に見えて残酷なほどシニカル…いくつもの矛盾した顔をもつ天才の実像に迫る。
教育パパの呪縛から抜け出せず、世界初のフリー音楽家を夢見ながら時...続きを読むPosted by ブクログ -
新しいインフルエンザを軸に行政、医療の話に広がり面白く読み進ました。
登場人物たちにも魅力があって続きがよみたくなりました。Posted by ブクログ -
「チームバチスタ」シリーズは読み始めると止まりません。田口医師も好きですが、強烈な個性で惹かれるのがロジカルモンスターこと白鳥圭輔技官。厚生労働省の役人らしからぬ毒舌ぶり、頭の回転の速さと行動力に圧倒されます。Posted by ブクログ
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技術か真心か。医療との向き合い方をめぐり、新任の高階先生と手術室の悪魔渡海先生が対立する。
そして過去の因果からひきおこされるブラックペアン問題。
医療とはなんなんかを真剣に考えさせられる作品であった。
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佐伯外科に新たな風を吹き込むべく呼ばれた天城先生が、卓越した技術で道なき道を切り開く様が痛快である。
渡海先生無き今、高階先生と天城先生の二大巨頭が鎬を削るのだろう。Posted by ブクログ -
著者のあとがきによれば、中高生向けに書いたが医療関係者にも評判が良かったとのこと。
内容は専門用語も多く、また東城大学が数多く書かれている諸シリーズに登場する人物や話題も多く、海堂氏好きの読者も楽しく読めるのでは。
ズルのような形で一躍脚光を浴びた主人公が、強烈な名誉欲と出世欲を持った教授に振り回さ...続きを読むPosted by ブクログ -
こんな大人本当にいるかな?というのと、こんな中学生揃うかな?というご都合主義的なところはありつつも物語として楽しめた
2021.10.10
137Posted by ブクログ -
2008年のあとがき、今こそ我々が読む内容。
PCRという言葉がたくさん出てくるが、2008年当時には全く知らなかった言葉が、今、毎日聞く言葉になっている。これだけ医学が注目されなければならない未曾有の事態が起こっている時代。
その時代を切り抜けるのに、生かせるかもしれない言葉にたくさん、出会えた...続きを読むPosted by ブクログ -
数多の伝説に彩られたアレクサンドロス大王に関して、歴史学的手法に基づき、最新の研究成果をもとにその実像を可能な限り手繰り寄せると同時に、それぞれに時代や地域においてアレクサンドロスがどのように解釈されてきたのか紹介した著作。Posted by ブクログ
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代理母出産をテーマとした『ジーン・ワルツ』の出来事を代理母の立場から描く小説である。海堂作品では患者を主人公とすることは珍しい。主人公は桜宮市に長年居住した桜宮市民であるため、ショッピングセンターの火災やボンクラボヤなど桜宮市の出来事も言及され、桜宮サーガらしくなっている。
意外なところで別の作品...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりにお薦めしていただいた本を読んだ。
中高生向けに書かれたという本書だが、著者も最後に著しているように、大人でも充分楽しめる。
パパの偉大な存在が海の向こうから僕を成長させ続ける。
そして、海のこちらの僕は周囲の大人や子どもに助けられながら貴重な体験を積み成長をし続ける。
不思議な世界...続きを読むPosted by ブクログ -
カタルーニャの歴史、生い立ち、人間関係、パトロン、建築史などとガウディをめぐるトピックに一通りの目配せが効いている。事典的なつくりとも言える。Posted by ブクログ
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医療の話で難しいけど入り込みやすい海堂尊作品。
今回もテンポ良く読むことができた。
改めて生命について考えさせられた作品でした。Posted by ブクログ -
チームバチスタからいっときはまって、著者の作品を読みましたが、何故かしばらく遠ざかってしまいました。
久しぶりに読みましたが、癖の強い登場人物とその相棒のお遍路ミステリーを楽しみました。
なかなか時間が取れず間が空いてしまっても、ページを開くとすぐ物語にはいっていけるのは、登場人物とシチュエーション...続きを読む -
中学生の素直な気持ちがわかりやすかった。
大人ってやつはやですね。
この本にはたくさんの素敵な名言が書かれてるけど
ピックアップされてない一文の
闇なんてそんなもんだ。光を当ててしまえば消えてしまう。
この言葉が好きでした。Posted by ブクログ -
あらすじを知らずに海堂作品を読み進めてる流れで読んだけど、最初の方はコロナ禍の現状と重なるところが多すぎて本当に驚いた。
イノセントゲリラの時から、彦根先生絡みのお話は小難しいという印象あり、こちらも個人的には例外ではなかった。Posted by ブクログ