海堂尊のレビュー一覧
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チームバチスタからいっときはまって、著者の作品を読みましたが、何故かしばらく遠ざかってしまいました。
久しぶりに読みましたが、癖の強い登場人物とその相棒のお遍路ミステリーを楽しみました。
なかなか時間が取れず間が空いてしまっても、ページを開くとすぐ物語にはいっていけるのは、登場人物とシチュエーション...続きを読む -
中学生の素直な気持ちがわかりやすかった。
大人ってやつはやですね。
この本にはたくさんの素敵な名言が書かれてるけど
ピックアップされてない一文の
闇なんてそんなもんだ。光を当ててしまえば消えてしまう。
この言葉が好きでした。Posted by ブクログ -
あらすじを知らずに海堂作品を読み進めてる流れで読んだけど、最初の方はコロナ禍の現状と重なるところが多すぎて本当に驚いた。
イノセントゲリラの時から、彦根先生絡みのお話は小難しいという印象あり、こちらも個人的には例外ではなかった。Posted by ブクログ -
英雄アレクサンドロスの一生と評価の変遷を辿った興味深い一冊。
短期間であれほどの広大なエリアを征服した王だが、獅子身中の虫たる支配した地域の管理や、過度の疲労とストレスを強いられた兵士達への対応など私の疑問に答えてくれた内容に大満足。
アレクサンドロスを英雄と見るか暴君と見るか?まだまだ興味は尽きな...続きを読むPosted by ブクログ -
若冲って、作品は好きで機会あるごとに見てきたけど、人物については、てんで知らなかった。
こういう場合にプリマー新書はありがたいよね。とっても分かりやすい。
生前から名声を欲しいままにしながら、死後は美術界から忘れられていた存在だったなんて、今の人気からは考えられないよね。何より初めて知って驚いたのは...続きを読むPosted by ブクログ -
幸い四国八十八ヵ所霊場には馴染みがあり、特に第二十三番札所・薬王寺までは車遍路で巡ったし、「水曜どうでしょう」でバーチャルな遍路(?)も体験済み。なので、本書の舞台となった四国の風景が身近に感じた。著者お得意の架空県名、阿波県や土佐県も今回だけはすんなり入ってくる。「讃岐 涅槃のアクアリウム」だけが...続きを読むPosted by ブクログ
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加納警視正が玉村警部補に遍路に行けと云っていたのは覚えている。解説によると、「ナイチンゲールの沈黙」からという。そうだっけ。わざわざ本棚に上記のシーンを確認したりはしないけど、ちょっと想定外だったかな。
玉村警部補の一人旅と思ったら、加納警視正との凸凹コンビ遍路。しかも四国4県を訪ねた先での解決する...続きを読むPosted by ブクログ -
バチスタシリーズは全部読んだと思っていたが、この本を読んで前作を読んでいないことに気づいた。今までは加納と白鳥との掛け合いでは白鳥に負けていたが、加納警視正の見事なまでの推理力と軽妙洒脱なやりとりは、本作のように玉村警部補の珍妙さがあって引き立てているようだ。早目に「玉村警部補の災難」を読まねば、、Posted by ブクログ
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★4.5 2020.10.28
「ブラックペアン1988」、「ブレイズメス1990」に続く新人外科医世良の物語。
前作に引き続き、天才心臓外科医天城に振り回される世良だが…。
本当に面白いストーリーで引き込まれたけど、こんな終わり方無いよね。涙が止まらなくなるから。
↓↓↓内容↓↓↓
世界的...続きを読むPosted by ブクログ -
昨年キューバへ旅をし、キューバが大好きな国の一つに。そんな旅の途中、至る所で見て、聞いた、チェ・ゲバラ。恥ずかしながらキューバのために戦った人ぐらいの認識しかなく、これは日本に帰ったらゲバラのことをもっと知ろうと思っていたところ出会ったのがこの本。
学生時代のゲバラが友人とともに南米を旅するお話し。...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わりました。
そうですねぇ。。。
東城大とは違って帝華大が出てくる話で
「極北クレイマー」の三枝先生や
「輝天炎上」でさらっと出て来た
三枝茉莉亜先生など
直近で読んだ人物が関係してくるとあって
しっかり読み進めました
とは言っても、不妊治療・体外受精・代理母出産
など凡人にはなかなか難しかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
そうですねえ。
ずっと時系列で読んできているので
分かるような分からないような。
前半と中盤と後半とが
繋がっていくのに少し時間がかかりました。
リアルタイム的な同時進行型に
慣れてしまってるので
後半の小百合が出てきたあたりから
少し戻って見直してました。
で、最後はどうなったんだ?
この先は...続きを読むPosted by ブクログ -
ポーラースター4。
キューバ革命の英雄フィデル・カストロが主人公。
とにかくボリューミーで、読み応えガッツリ。作者が中南米の歴史について調べたことを、すべてぶち込んだという感じの熱量は伝わってきます。
カストロという人は私利私欲なく、“キューバの国民が等しく幸せになるようにしたい!”という理想に向...続きを読むPosted by ブクログ -
★4.3 2020.9.12
「ブラック・ペアン1988」に続く、東城大学病院総合外科の世良先生が天才医師に振り回される(?)ストーリー。
私は医療従事者では無いので、1990年当時、このようなオペが実際に可能だったのかは分かりかねるが、モナコの高級ホテルのスイートに住まい、患者のオペをするか否か...続きを読むPosted by ブクログ -
海堂尊のお茶目なところを楽しんだ。長いものに巻かれながら、内部告発的な愉悦
「診断ミスがあっても訴えません」とバリアを張って「貧乏人は死ね」
能天気なお気楽ランクC海堂先生 頑張って!私はあなたのファンですPosted by ブクログ -
海道ワールドの総集編みたいな感じがする本編。先回の彦根が活躍した新型インフルのおおさか浪速をめぐる首都東京からの攻撃を撃退するために浪速の独立を目指す。
そのために今度来る冬にインフルエンザワクチンが足らなくなることを見越して、ワクチン製造を企てる。 そのために院生3人が活躍するがそれはあくまでも脇...続きを読むPosted by ブクログ -
先々週の京都新聞書評欄(#津田大介)で見つけて購入。
十年前に書かれた小説なのだが、第1部で描かれる政府や厚労省、地元医師会の様子などは、この春の出来事のルポルタージュのようでさえある。
続編を一緒に買わなかったことが悔やまれる…。Posted by ブクログ -
「私は理解されるまで1000年の時を待つ」
江戸中期 元禄時代の後 1716年 京都生まれ
家業の青物問屋を放棄して山にこもる。
20代後半から絵画を始める。
様式化が進み、派閥の様式から外せない。
狩野派→土佐派→中国絵画? 40歳で職業画家へ
50~60代の作品が少ない
裏彩色
絹本の裏か...続きを読むPosted by ブクログ -
★4.0 2020.08.09
医局1年生の世良と、外科教室の佐伯教授から連なる一癖も二癖もある外科医たち。
バチスタシリーズを読んでいる人には馴染みのある名前があちこちに出てきて嬉しくもある。
実際の医師たちがこうであって欲しいと思われる、熱意に溢れたストーリーだった。
↓↓↓内容↓↓↓
1...続きを読むPosted by ブクログ -
大の大人が子供の発想力を悪にも善にも使用するってどうなの?
大人は自分がプラスと思えば自分の名前&研究に取り組んでいないのに論文に上げ
大人は自分がマイナスと思えば助手に擦り付ける
インタビューも編集でいい感じで編集してあたかも主人公が天才かと思える配列に並べ替える
とても読みやすかったけど...続きを読むPosted by ブクログ