救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫)

救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

あの日、医師たちは何を見、どう行動したのか――津波の恐怖にさらされ、家族との別れを覚悟しながら患者を誘導、極寒の病院の屋上で人々を励まし続けた医師がいた。自身も心に深甚な傷を負い、ともに涙して患者を癒した医師がいた。個人とプロフェッションの狭間で揺れながら、彼らはなぜ行動し、何を目指したのか。9名の医師による東日本大震災の貴重な証言、感動のドキュメント。

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救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地震と津波が全てを奪い去った東北の各地で、懸命の医療活動を行った9名の医師たちの貴重な証言を記録したものです。どの医師の語った経験も壮絶そのもので、彼らが人間と医師の尊厳を失わなかった姿に打たれます。




    この本は甚大な被害を及ぼした『3・11』の東日本大震災の時に、津波が全てものを押し流したあ

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    (2021時点での感想です)
    今年は、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災から10年目。 それと関係なく、いつ買ったかも忘れたくらい前に買った本でしたが、今年に入って読みました。
    震災時に尽力した医師たちのインタビュー集とでも言ったもの。2014年発行。海堂尊監修。

    尾身茂さん登場

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    九州在住で、
    当時あの場で何が起きていたのか
    もっと知りたいと思い母から借りた本。

    あの日は大学合格発表から数日後で
    現在は私も医療従事者ですが
    あの日、自ら被災しながらも奮闘した方々に
    頭が下がる思いです。

    検死にあたった歯科医師、
    心のケアに向き合った心療内科医
    等々、どのストーリーも
    あの

    0
    2023年03月13日

    Posted by ブクログ

    3.11の大震災に関する本としては、さだまさしさんの「風にたつライオン」に続いて2冊目。
    お医者様の目を通して、被災の状況を改めて知った感じ。
    共感できる部分、なんとなく違和感を感じる部分もあるし、いろんな考え方、思いがあるのだなぁと思いながら読んだ。
    生きている人たちを支えていくこともそうだけれど

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    3.11。
    あの日にその場にいた医師。
    あの日の後すぐにかけつけた医師。
    それぞれのインタビュー記事。

    あの日にその場にいた医師。
    つまりは、その方も被災者。
    そんな彼らがどう動いたのか。
    なぜ動いたのか。
    かけつけた医師。
    彼らがどう動いたのか。
    なぜ動いたのか。
    それらが明確に書かれている。

    0
    2014年05月18日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災。
    そこにいた医師たち。そこへ行った医師たち。
    今も続く復興支援。
    決して忘れていけない、あの日。あの日々。
    目の前にある、出来ることをやるという強さ。
    そこにある希望。

    0
    2014年05月15日

    Posted by ブクログ

     今クール(2014年1-3月)のドラマに「螺鈿迷宮」という“死”へのスタンスを軸としたミステリーがあり、同じく医療系の「医龍4」とあわせて楽しく見ていました(個人的ベストは「三匹のおっさん」でしたが)。原作は同名の小説で、著者は“海堂尊”さん、現代医療の抱える病巣に「Ai」というメスを入れようとさ

    0
    2014年04月04日

    Posted by ブクログ

     医師の立場からの震災記集。各者のコメントがかなり重い。しっかりと認識したい。被災者じゃなかっただけで、こんなにも薄い意識しか持てていないことに自己嫌悪。ただしい情報がなかなか得られない中で、本書の記述はほぼ生のものだろう。
     まだまだ隠れているものが多い、この震災。フォローを継続していきたい。

    0
    2014年03月09日

    Posted by ブクログ

    人間の生死と真摯に向き合い、己れの無力に打ちひしがれながらも、被災地での医療に尽力した多くの医師たちへのインタビューをまとめたドキュメント。

    南三陸町の志津川病院で多くの患者を誘導し、その後も地域医療に尽力した若き医師、自らも心に傷を負いながらも、被災者の心のケアを続けた医師…9名の医師たちの闘い

    0
    2014年03月02日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災時に各所での医師の奮闘。1勤務医、精神科医、病院長、診療所長、歯科医師などがそれぞれの立場で最善を尽くした記録である。何に苦労したのか?何が問題だったのか?様々な人々の苦労が垣間見れる。ただし、不要だったのが著者の後書き。”批判のない世界は腐敗する”のはわかるが、赤十字を含めて官の対応を

    0
    2024年01月07日

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