海堂尊のレビュー一覧

  • 玉村警部補の巡礼【電子特典付き】

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    お遍路は、日本人なら誰もが魂を揺さぶられるイベントなので、あっさり引き摺り込まれました。そこに医療ミステリー絡ませるのは流石の業師ですね。楽しみました。

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    2025年02月18日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

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    これぞ桜宮サーガ、これぞ海堂尊
    って本が帰ってきた。

    あからさまで嫌悪するぐらいに左傾化していたコロナ3部作と
    同時期の作品とは思えないくらいに真っ当に読めた。

    これを読んで、もう一度1988年にいきたくなりました

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    2025年02月18日
  • 玉村警部補の巡礼【電子特典付き】

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    読書備忘録894号。
    ★★★★。

    海堂さんの桜宮サーガは全作読破していると思っていましたが、ぽてんヒット食らっていました。短編集です。

    基本、白鳥・田口コンビのシリーズですが、今回は加納・玉村コンビが主役。
    警察庁のデジタル・ハウンドドッグこと加納警視正と桜宮市警玉村警部補のお遍路道中記。
    タマちゃんはリフレッシュ休暇でお遍路旅。桜宮市警なので四国への越境捜査はない。
    加納さんはなんやかんや理由をつけた出張名目でタマちゃんに付きまとう。

    そして四国は阿波県、土佐県、伊予県、讃岐県で、それぞれローカル事件に巻き込まれ見事解決して回る!という水戸黄門のようなお話。

    短編を通した広域捜査とし

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    2025年02月14日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    ブレイズメス1990
    海堂 尊 (著)

    ### あらすじ
    カネの亡者!? の天才外科医、現る。
    この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集ってくる。天才外科医の名前は天城雪彦(あまぎ ゆきひこ)。カジノの賭け金を治療費として取り立てる放埒な天城を日本に連れ帰るよう、佐伯教授は世良に極秘のミッションを言い渡す。『ブラックペアン1988』の興奮とスケールを凌ぐ超大作、文庫化。

    ### 感想
    『ブラックペアン1988』に続くシリーズ第2弾。本作では、渡海が去った後、新病院ができた東城大学が舞台となります。医療小説や警察小説は、専門的な世界を垣

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    2025年02月13日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    地方の産婦人科医療を取り巻く問題や、昨今の不妊治療を巡る賛否などを織り込んで、ミステリー仕立てに仕上げていてさすが。
    導入部はあまり入り込めなかったが、読み進めていくうちに導入で読んだ内容が効いてきて、人物造形にも入り込めて、面白く読めるようになった。特に後半はさながらドラマを観ているかのようでリアリティがあった。
    出産や妊娠との向き合い方も、妊婦そして子の父となる男性それぞれだなぁ...という当たり前のこともまた感じた。

    解説に書かれていた『マドンナ・ヴェルデ』も読みたい!海堂作品は、作品同士で設定や登場人物の関連性が感じられるのも好きなところ。

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    2025年02月13日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    新装版 ブラックペアン1988
    海堂 尊 (著)

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    ### **あらすじ**
    1988年、世はバブル景気の絶頂期。「神の手」を持つ佐伯教授が君臨する東城大学医学部附属病院に、帝華大学から「ビッグマウス」高階講師が乗り込んできた。彼が持ち込んだのは、手術の新兵器「スナイプ」。しかし、その導入を巡って「オペ室の悪魔」渡海と真っ向から対立する。そんな中、研修医の世良は大学病院の権力争いに巻き込まれていく——。『チーム・バチスタの栄光』へとつながる、海堂尊ミステリーの原点。

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    ### **感想**
    以前ドラマを見ていた作品の原作を後から読むという順番になりましたが

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    2025年02月09日
  • 蘭医繚乱 洪庵と泰然

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    登場人物多すぎて、辟易したが、いつのまにか引き込まれた。幕末を医師、緒方洪庵の目を通して観ると、また違った一面が。しかも、知らなかった洪庵の別の功績も垣間見れた。敗戦以上の価値観の転換。今のアメリカの混乱、珍しくもないか…泰然さん、いい。彼のこともっと知りたくなった。「踵にこびりついた飯粒がやっと取れた心地」なるほど、こんな表現もあるんだ。

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    2025年01月30日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    フィクションでありながら、これは本当に起こったことなのじゃなかとおもわせるリアリティ感にのめり込んだ

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    2025年01月26日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    ドラマは見てませんが、バチスタの栄光は本も映画も見ました。
    今作には若き日の田口先生が少しだけ出てきてビックリ!血が苦手なのも納得なハプニングにあって可哀想です。

    世良が一応の主人公なのかな
    口が達者だなって言われるけど生意気なだけちゃうかな。
    佐伯教授にどうやってこんなに早く来れた?とか今この場でそんなこと聞くとか空気が読めんアホなんか、本当に馬鹿なのかわからなかったですね。
    高階先生が主人公のお話を読んでみたい。
    ドラマだと渡海を二宮くんが演じる主人公らしい。まさに!面白そう。

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    2025年01月24日
  • 蘭医繚乱 洪庵と泰然

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    幕末に緒方洪庵と佐藤泰然が天然痘撲滅に挑む話とあるが、この二人を視点にして幕末の動きを描いた話。この時代の話は何度も見たり、読んだりしているが、新しい視点で描かれるとなかなか面白い。しかし、今野敏さんも最近同じような時代の話を書いており、ブーム?

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    2024年12月09日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    桜宮サーガ、四編からなる短編集。
    シリーズの時系列を振り返りながら読んだ。
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    双生(1994年 春) 
     『螺鈿迷宮』より10年以上前の話。
     桜宮小百合とすみれがぐっちーのところに半年間の研修にくる。

    星宿(2007年 冬
     『ナイチンゲールの沈黙』の一年後。
     便利屋城崎の無料お試しサービス券が大いに使われる。
     白鳥も登場。

    黎明(2012年 春
     モルフェウスの領域の少し前。
     焼けた碧翠院跡地には、Aiセンターが建つやいなや爆発で崩壊、今は未来医学探究センターが建っている。
     不定愁訴外来責任者のぐっちーがホスピス業務について三ヶ月。

    氷獄(2019年

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    2024年12月06日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    現代版白い巨塔といった感じかな。

    ドラマとは結構違って天城の弱さみたいなものも表現されていた。
    登場人物が他の作品でも活躍されていいるようだし、いろいろ読んでみようかな。

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    2024年12月02日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    読みやすく面白い。
    医学界に対して一石を投じる内容で、そっちがメインだったかな。
    公開手術はドラマのほうが臨場感伝わってきた。
    次作買ってこよう

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    2024年11月28日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    ドラマのペアン置き忘れが唐突だった気がしていたので、本作で背景含めてしっかり理解できた。
    テンポも良いし、面白かった。
    久々の海堂尊作品。

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    2024年11月27日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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    海堂さんの短編は初めて。
    とても読みやすい医療短編小説。SF的なものもあれば、まさに医者ならではの作品もある。渡辺淳一氏以来の医療小説好きとしてはたまらない。
    ガンコロリンは最後の部分のために弓矢を引いた、星新一氏のような作品で良作だった。ガンコロリンから題名が変わったのはなにか理由があるのだろうか。

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    2024年11月25日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

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    渡海先生がどうして渡海先生になったのか、この順番で知れるの面白いなあと思った
    桜宮サーガは相変わらず知った名前が出てくる感動が大きくて、楽しい
    患者の命なんて1ミリも考えてないんじゃないかと思える医者には思うところあるけど、一人一人の個性が筋が通っててすごく読み応えがあった

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    2024年10月28日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    医師として成長した世良が今度は天城に関わって物語が展開する
    スリジエセンターが無事に設立して稼働できるのか、

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    2024年10月21日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    ただただ、お医者様を尊敬するばかりです。

    研修医世良の成長がキラキラまぶしい。

    高階先生も世良先生もかっこよかった。

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    2024年09月28日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    落第医学生の天馬と優秀な冷泉美雪が繰り広げる医学界での行動を克明に追った物語だが、彼らの活動と旧態依然の体を示す病院に絡む桜宮一族と東城大学の争いが焦点だ.天馬たちは死因究明をテーマにレポートをまとめようと多くの教授たちとの面談を重ねるが、AI(死後画像診断autopsy imaging)センターの設立がかれらの行動に影響を与えるようになった.解剖の実施とAIの兼ね合いが複雑な問題を呈しており、AIセンターの将来構想が不透明になってきた.多くの医師・教授が登場するがそれぞれ個性派が多く、ストーリー展開上どの人がキィーマンなのかを見極めるのが難しかった.桜宮一族の小百合とすみれが暗躍するの楽しめ

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    2024年09月23日
  • フィデル出陣 ポーラースター【電子特典付き】

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    ネタバレ

    フィデル・カストロの大学入学からキューバ革命の前までを描く。中米の多くの国を跨いで話が進み、登場人物も多様であるため、何度も迷子になりながら読み進めることになったが、最後にチェ・ゲバラと出会うところで物語は終わる。前作もそうであったが巻末の参考文献の膨大な点には驚かされる。綿密な文献調査、現地調査を行った上で書き上げたことがよくわかる。あとがきに安倍政権に対する強烈な批判の言葉が綴られているが、これで「コロナ〇〇録」のシリーズでの書きっぷりも納得。

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    2024年09月21日