海堂尊のレビュー一覧

  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    海堂さんの本をひさしぶりに読んだのであれ?誰だっけみたいなところはあったけど面白い。
    螺鈿迷宮とかもう一度読み直そうかな。
    それにしても桜宮って物騒よね。。。

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    2026年04月08日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    これまでのチームバチスタシリーズや他の作品と比べて心理描写が丁寧で綺麗だった。

    実用例があるらしいコールドスリープを題材にしている本作。様々な医療のテーマを掲げているが、今回は人権的なところにも関わり、読み手も如何なものか考えさせられる。
    他の作品は医療的な帰結が多かったが、今回は人格的なところも多彩に描かれていてラストはちょっと感動的。前半の「凍眠」の主人公・涼子モルフェウスに対する忠義というか、恋慕というか、その姿勢が胸を打つ。
    海堂さんには珍しい?おしゃれな終わり方で面白かった。

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    2026年03月20日
  • 蘭医繚乱 洪庵と泰然

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    飄々としてた泰然が洪庵の死について良順を追い詰めるところにグッときた。
    バラバラなのに良いコンビ、グッチー先生と白鳥さんを彷彿とさせるふたりだな。

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    2026年03月12日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    ネタバレ

    ドラマ以上に世良に話をする渡海に人間らしさを感じた。高階、渡海、佐伯と個性が強い登場人物に負けないくらい突っかかる世良は物語を通して大きく成長したと感じた。そんな世良に渡海が最後、エールを送る場面はぐっときた。

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    2026年01月31日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    著者の「ミステリー」としての集大成なのかもしれない。
    巻末の解説に書いてあったが、チームバチスタシリーズだけで無く、ブラックペアンシリーズや螺鈿迷宮など、周辺の作品まで読み込んでいると面白さが倍増する作品。解説先に読んで、列挙されてる作品先に読んでおけばよかったなぁ。

    様々な回収し切っていない伏線を悉く回収する本作。海堂さんの作品で久しぶりに?がっつりしたミステリー作品として読めた。本業もやりながらどうやって構想したんだろうか。
    『ケルベロスの肖像』の別視点の作品。螺鈿迷宮で主役だった天馬大吉が主人公。ひとつの物語を別視点で読めるのが海堂さんのいいところなのかもしれない。

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    2026年01月28日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    これまでの常識から考えると天城の行動は異常なのであるが、目的達成のために一つ一つ足場を組んでいく行動は力強さを感じた。また、天城の問いかけは建前ではなく本音を引き出すので重たさもある。ジュノへの信頼感も伝わってきた。流れを大きく変えるときには、変えたくない人たちからの反発も大きい。この先の展開が楽しみである。

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    2026年01月16日
  • コロナ漂流録 2022銃弾の行方【電子特典付き】

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    新型コロナのパンデミックと騒がれてから数年、久しぶりに読んでみた

    殺人事件こそ起こらないけど、作者が訴えたいことはこういうことなのかな?と思う

    補助金を得ると言いながら報告などせず有耶無耶のまま終わらせる、今も続いてるんだろうな、と感じる

    こんなこと無くなれば増税とか言わなくても済むんだろうけど、性善説では済まない世の中
    世知辛いです

    物語は面白かったです
    何かの形でまたさくらみやさーがが復活しないか、と願ってます

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    2025年12月24日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    ドラマ化もされた「チーム・バチスタ」シリーズのスピンオフ作品。ドラマは流し見程度に見ていて、ラストのネタバレも知りつつ読んだけど面白かった。
    作者がお医者さんということもあって、手術のシーンや病院内の描写がリアルに描かれていてとてもわかりやすい。

    チーム・バチスタシリーズは好きで読んでたんだけど、ナイチンゲールやイノセントゲリラあたりでちょっと食傷気味になってしまった。ちょっと望んでたのと違うかなーと。(一番好きなのはジェネラルルージュの凱旋)

    本作はチーム・バチスタの時代では院長先生になっている高階先生の若い頃の時代が描かれている。でも主人公は高階先生ではなく、若い研修医上がりのお医者さん。

    絶大な影響力を持つ佐伯教授のもとにやってきた渡海(とかい)医師。好き勝手やりたい渡海と、佐伯教授および病院内権力との軋轢を中心に物語は展開する。その間で翻弄される主人公の苦悩というか処世術というか。そこらへんが見どころ。

    渡海と佐伯の間には何かしら因縁があって、それが一つの謎として物語の中軸を成している。凄腕の自信家である渡海と、権力欲に憑かれた佐伯教授の陰謀と思惑とがうねうね絡み合って、ラストのドキドキ感まで途切れないのがいい。
    予想外の結末にまだまだ捨てたものじゃないなと安心できるラストに納得。ドラマで見てたから、展開自体は知っていたけど、きちんと筋が通っていて面白かった。

    あまり説教くさくない内容も、読んでて好感が持てた。機会があればまた、シリーズものを読み始めようかと思う。

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    2025年09月28日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    桜宮・東城大剣道部の猛虎・速水晃一と天下の官僚養成大学、東京・帝華大の臥龍・清川吾郎もまだ医学生で、剣道部員だった。医学部剣道部の象徴的大会「東日本医科学生体育大会」(東医体)。この大会の覇者は将来、外科の世界で大成するという言い伝えがあった。優勝校に送られる「医鷲旗」をめぐって、速水と清川による伝説の闘いが繰り広げられる。
    速水晃一:田口・白鳥シリーズのジェネラル・ルージュの凱旋の主要人物の1人。田口・白鳥シリーズの他ブラックペアンシリーズ等にも登場。
    清川吾郎:ジーン・ワルツシリーズの主要人物の1人。

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    2025年09月08日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    チームバチスタシリーズと比べて、登場人物の心理描写が一般的な小説に近くなった印象。要は読みやすかった。
    それに、医療現場現場もしっかり書いてあるけど、今回はミステリー色が強く面白かった。

    海堂さんの作品ゆえ医療色はしっかり。終末期医療がテーマだけど、きちんと?Aiも盛り込まれていた。
    医療における終末期の位置付けもわかりやすかった。

    肉を切らせて骨を断つ、大きな組織に一矢報いてやる、という姿勢が海堂さんらしいなぁと思った。

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    2025年09月06日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    チーム・バチスタの栄光と比べると、「ブラックペアン」シリーズはやっぱりキャラクターがより生き生きとしてるように感じる
    ドラマの影響で映像が頭に出て来やすいだけかな?

    相変わらず主人公である世良が周囲に振り回されながら生きていく話ではあるが、
    今回は病院内の覇権争いや陰謀、複数の登場人物との関わりというよりは天城という天才手術職人に常に振り回されているような感覚だった
    天城は突拍子もないように見えて彼なりのポリシーがあり、それに向かって行動しているが
    段々と世良がそのポリシーを理解していく様が面白かった

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    2025年08月04日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    余計な描写がなく、本筋を少しづつ手繰り寄せていくようなそんな印象を受けた
    1年目で危なっかしくも少しづつ成長していく世良を主人公としながらも、
    渡海、高階、佐伯といった主要キャラクターの確執やその背景がしっかりと描かれ
    彼らに翻弄される世良に没入する感覚があった

    医療がテーマなので専門用語は多いけれど、読みにくくはない
    ドラマもまだ見れてないから、改めて見てみたいなぁ

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    2025年08月01日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    コールドスリープにまつわる物語。

    「凍眠」と「覚醒」、二つのパートがもたらす情景の違いに心揺さぶられました。

    法律、きまり、ひとりの人の尊厳を守ること。

    人という存在の身体と、社会的存在について、深く考えずにいられなくなる物語でした。

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    2025年07月01日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    はじめの方は何かふわふわした感じで進んでいきますが、途中から少しずつきな臭くなり、終盤に向けてテンポと緊張が高まり、最後に伏線を回収しながらまとめあげています。
    途中から最後までは一気に読み終えました。

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    2025年06月19日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    ネタバレ

    この著者は中学の時の先生の推薦図書「医学のたまご」で知りました。当時は面白いなと思った記憶があります。その著者とまた巡り合い、著書を調べてみると世界観が同じ作品を書いていることがわかりました。面白い小説家を見つけて歓喜しております。
    本書は新たなものを普及していく過程を物語にしています。高階講師のエネルギーを感じられ、どんどん次を読み進めたくなりました。

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    2025年05月15日
  • 日本の医療 知られざる変革者たち 「海堂ラボ」vol.3

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     自衛隊医療の石川氏、元検事の郷原弁護士、離島・僻地医療の升田氏が興味深い。バラエティに富んだ内容だが、シリーズ読者は海堂さんらしい人選と感じるので、より幅広い医師の方々に登場して欲しかったというのが欲深き読者の感想。最終回はご自身登場というのは著者らし過ぎて、最早まったく驚かない。このような変革者へのインタビューは読み応えがあるので、医療分野に限らず読みたい。おすすめ医療小説リストが参考になる。医療というジャンルで選択することはないけれど、面白いものは読みたい。『白い巨塔』読まねば。

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    2025年04月27日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    桜ノ宮初期シリーズ ブレイズメスから続く。日本の医薬会への挑戦。閉塞的な日本への挑戦。若き研修医の成長と葛藤。ドラマチックな展開のなかに、ひとりひとりの人物像をしっかり描いている。

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    2025年04月27日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    桜ノ宮初期シリーズの一作。ブラックペアンに続く。同じ登場人物に新たに新しい個性的なキャラが加わり、主人公の若い研修医の成長と挫折の物語とともに、日本の医薬業界変革への試みが進む。このあとのスリジエセンターと合わせて一作の続き物を考えるべき。

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    2025年04月27日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    桜ノ宮シリーズの一番最初の始まりの本。書かれたのはあとなんだけど時代は遡る。バブルの頃の日本の医薬業界の変化への兆候と悩みが、若い研修医の成長と個性的な外科医たちとのやりとりのなかで描かれる。この作者は人間を描く力がすごい。ひとりひとりがとても魅力的に彫り込まれている。セリフも陳腐なものはなく、考えられている。

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    2025年04月27日
  • 日本の医療 この人が動かす 「海堂ラボ」vol.2

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     第2弾も各分野で奮闘する崇高な医師たちのインタビューをたくさん読むことが出来て嬉しい。やはり映像も観てみたい。川崎病の発見者やコンピュータ診断支援システムの開発者、地域医療再生の立役者など、彼らのマインドが素晴らしい。日本医師会の活動内容について詳しく知ることができた今村医師の章が興味深かった。ヨシタケさんの回も面白かった。新しいものに拒否反応を示し、とにかく反発する人に進歩は阻害されてきたと思うと、法を犯していなくとも彼らの罪は深い。

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    2025年04月26日