海堂尊のレビュー一覧
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著者の「ミステリー」としての集大成なのかもしれない。
巻末の解説に書いてあったが、チームバチスタシリーズだけで無く、ブラックペアンシリーズや螺鈿迷宮など、周辺の作品まで読み込んでいると面白さが倍増する作品。解説先に読んで、列挙されてる作品先に読んでおけばよかったなぁ。
様々な回収し切っていない伏線を悉く回収する本作。海堂さんの作品で久しぶりに?がっつりしたミステリー作品として読めた。本業もやりながらどうやって構想したんだろうか。
『ケルベロスの肖像』の別視点の作品。螺鈿迷宮で主役だった天馬大吉が主人公。ひとつの物語を別視点で読めるのが海堂さんのいいところなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ドラマ化もされた「チーム・バチスタ」シリーズのスピンオフ作品。ドラマは流し見程度に見ていて、ラストのネタバレも知りつつ読んだけど面白かった。
作者がお医者さんということもあって、手術のシーンや病院内の描写がリアルに描かれていてとてもわかりやすい。
チーム・バチスタシリーズは好きで読んでたんだけど、ナイチンゲールやイノセントゲリラあたりでちょっと食傷気味になってしまった。ちょっと望んでたのと違うかなーと。(一番好きなのはジェネラルルージュの凱旋)
本作はチーム・バチスタの時代では院長先生になっている高階先生の若い頃の時代が描かれている。でも主人公は高階先生ではなく、若い研修医上がりのお医者さ -
Posted by ブクログ
読書備忘録937号。
★★★★。
桜宮サーガの骨太前日譚シリーズ。
バブル3部作と表現されることもありますが、ブラックペアンシリーズの方がしっくりきます。本作も含めると7作。
本作は、ブラックペアン1988⇒ブレイズメス1990⇒スリジエセンター1991の本流から遡ること10年くらい。
佐伯外科の渡海が名実ともに異端児・一匹狼になるまでのストーリーです。
桜宮市、東城大学医学部付属病院、佐伯外科。
3年目研修医の渡海征司郎の手術の手腕は佐伯教授に勝るとも劣らない。
佐伯教授は高難度の食道癌手術を渡海にやらせる。
佐伯外科の医局員は大いに反発。なぜ3年目の若造にやらせるのか!出来るわけがない -
Posted by ブクログ
プラチナハーケン1980
著者:海堂 尊
**あらすじ**
昭和の終わりの足音が聞こえる中、東城大学医学部総合外科の佐伯教授は、若きヒラ医局員・渡海征司郎を大抜擢した。彼は周囲の医局員の反感を買いながらも次々に高度な手術を成功させる。やがてオランダの国際学会に教授の名代として送り出された渡海は、その地で新たな因縁と巡り会う。
そして帰国後、ある患者のカルテに不審を抱いた彼は、佐伯外科の深い闇へ足を踏み入れていく……。
『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』、そしてその後の「桜宮サーガ」のすべてはここから始まった!
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