海堂尊のレビュー一覧

  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2010/7/3 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2017/5/15〜5/17

    1年ぶりの海堂作品。本作は桜宮を離れて東京が舞台。産婦人科医療、不妊治療、代理母の問題などと合わせて、厚労省による医局制度破壊の問題まで、海堂節が炸裂する。難しい問題を一級のエンターテイメントに仕上げる構想力に脱帽である。何度か書いたことがあるが、海堂さんと森博嗣さんは同じ理系の人間として、大変ジェラシーを感じてしまう作家さんだ。クール・ウィッチこと曾根崎理恵、カッコいいなぁ。マドンナ・ヴェルデが本作の続編にあたるみたい

    0
    2024年10月04日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    これまでのチームバチスタシリーズや他の作品と比べて心理描写が丁寧で綺麗だった。

    実用例があるらしいコールドスリープを題材にしている本作。様々な医療のテーマを掲げているが、今回は人権的なところにも関わり、読み手も如何なものか考えさせられる。
    他の作品は医療的な帰結が多かったが、今回は人格的なところも多彩に描かれていてラストはちょっと感動的。前半の「凍眠」の主人公・涼子モルフェウスに対する忠義というか、恋慕というか、その姿勢が胸を打つ。
    海堂さんには珍しい?おしゃれな終わり方で面白かった。

    0
    2026年03月20日
  • 蘭医繚乱 洪庵と泰然

    Posted by ブクログ

    飄々としてた泰然が洪庵の死について良順を追い詰めるところにグッときた。
    バラバラなのに良いコンビ、グッチー先生と白鳥さんを彷彿とさせるふたりだな。

    0
    2026年03月12日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドラマ以上に世良に話をする渡海に人間らしさを感じた。高階、渡海、佐伯と個性が強い登場人物に負けないくらい突っかかる世良は物語を通して大きく成長したと感じた。そんな世良に渡海が最後、エールを送る場面はぐっときた。

    0
    2026年01月31日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    著者の「ミステリー」としての集大成なのかもしれない。
    巻末の解説に書いてあったが、チームバチスタシリーズだけで無く、ブラックペアンシリーズや螺鈿迷宮など、周辺の作品まで読み込んでいると面白さが倍増する作品。解説先に読んで、列挙されてる作品先に読んでおけばよかったなぁ。

    様々な回収し切っていない伏線を悉く回収する本作。海堂さんの作品で久しぶりに?がっつりしたミステリー作品として読めた。本業もやりながらどうやって構想したんだろうか。
    『ケルベロスの肖像』の別視点の作品。螺鈿迷宮で主役だった天馬大吉が主人公。ひとつの物語を別視点で読めるのが海堂さんのいいところなのかもしれない。

    0
    2026年01月28日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    これまでの常識から考えると天城の行動は異常なのであるが、目的達成のために一つ一つ足場を組んでいく行動は力強さを感じた。また、天城の問いかけは建前ではなく本音を引き出すので重たさもある。ジュノへの信頼感も伝わってきた。流れを大きく変えるときには、変えたくない人たちからの反発も大きい。この先の展開が楽しみである。

    0
    2026年01月16日
  • コロナ漂流録 2022銃弾の行方【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    新型コロナのパンデミックと騒がれてから数年、久しぶりに読んでみた

    殺人事件こそ起こらないけど、作者が訴えたいことはこういうことなのかな?と思う

    補助金を得ると言いながら報告などせず有耶無耶のまま終わらせる、今も続いてるんだろうな、と感じる

    こんなこと無くなれば増税とか言わなくても済むんだろうけど、性善説では済まない世の中
    世知辛いです

    物語は面白かったです
    何かの形でまたさくらみやさーがが復活しないか、と願ってます

    0
    2025年12月24日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ドラマ化もされた「チーム・バチスタ」シリーズのスピンオフ作品。ドラマは流し見程度に見ていて、ラストのネタバレも知りつつ読んだけど面白かった。
    作者がお医者さんということもあって、手術のシーンや病院内の描写がリアルに描かれていてとてもわかりやすい。

    チーム・バチスタシリーズは好きで読んでたんだけど、ナイチンゲールやイノセントゲリラあたりでちょっと食傷気味になってしまった。ちょっと望んでたのと違うかなーと。(一番好きなのはジェネラルルージュの凱旋)

    本作はチーム・バチスタの時代では院長先生になっている高階先生の若い頃の時代が描かれている。でも主人公は高階先生ではなく、若い研修医上がりのお医者さ

    0
    2025年09月28日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    桜宮・東城大剣道部の猛虎・速水晃一と天下の官僚養成大学、東京・帝華大の臥龍・清川吾郎もまだ医学生で、剣道部員だった。医学部剣道部の象徴的大会「東日本医科学生体育大会」(東医体)。この大会の覇者は将来、外科の世界で大成するという言い伝えがあった。優勝校に送られる「医鷲旗」をめぐって、速水と清川による伝説の闘いが繰り広げられる。
    速水晃一:田口・白鳥シリーズのジェネラル・ルージュの凱旋の主要人物の1人。田口・白鳥シリーズの他ブラックペアンシリーズ等にも登場。
    清川吾郎:ジーン・ワルツシリーズの主要人物の1人。

    0
    2025年09月08日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    チームバチスタシリーズと比べて、登場人物の心理描写が一般的な小説に近くなった印象。要は読みやすかった。
    それに、医療現場現場もしっかり書いてあるけど、今回はミステリー色が強く面白かった。

    海堂さんの作品ゆえ医療色はしっかり。終末期医療がテーマだけど、きちんと?Aiも盛り込まれていた。
    医療における終末期の位置付けもわかりやすかった。

    肉を切らせて骨を断つ、大きな組織に一矢報いてやる、という姿勢が海堂さんらしいなぁと思った。

    0
    2025年09月06日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    読書備忘録937号。
    ★★★★。

    桜宮サーガの骨太前日譚シリーズ。
    バブル3部作と表現されることもありますが、ブラックペアンシリーズの方がしっくりきます。本作も含めると7作。
    本作は、ブラックペアン1988⇒ブレイズメス1990⇒スリジエセンター1991の本流から遡ること10年くらい。
    佐伯外科の渡海が名実ともに異端児・一匹狼になるまでのストーリーです。

    桜宮市、東城大学医学部付属病院、佐伯外科。
    3年目研修医の渡海征司郎の手術の手腕は佐伯教授に勝るとも劣らない。
    佐伯教授は高難度の食道癌手術を渡海にやらせる。
    佐伯外科の医局員は大いに反発。なぜ3年目の若造にやらせるのか!出来るわけがない

    0
    2025年08月18日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    チーム・バチスタの栄光と比べると、「ブラックペアン」シリーズはやっぱりキャラクターがより生き生きとしてるように感じる
    ドラマの影響で映像が頭に出て来やすいだけかな?

    相変わらず主人公である世良が周囲に振り回されながら生きていく話ではあるが、
    今回は病院内の覇権争いや陰謀、複数の登場人物との関わりというよりは天城という天才手術職人に常に振り回されているような感覚だった
    天城は突拍子もないように見えて彼なりのポリシーがあり、それに向かって行動しているが
    段々と世良がそのポリシーを理解していく様が面白かった

    0
    2025年08月04日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    余計な描写がなく、本筋を少しづつ手繰り寄せていくようなそんな印象を受けた
    1年目で危なっかしくも少しづつ成長していく世良を主人公としながらも、
    渡海、高階、佐伯といった主要キャラクターの確執やその背景がしっかりと描かれ
    彼らに翻弄される世良に没入する感覚があった

    医療がテーマなので専門用語は多いけれど、読みにくくはない
    ドラマもまだ見れてないから、改めて見てみたいなぁ

    0
    2025年08月01日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    コールドスリープにまつわる物語。

    「凍眠」と「覚醒」、二つのパートがもたらす情景の違いに心揺さぶられました。

    法律、きまり、ひとりの人の尊厳を守ること。

    人という存在の身体と、社会的存在について、深く考えずにいられなくなる物語でした。

    0
    2025年07月01日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ドラマを見ているので頭の中には出演者の姿が浮かびっぱなしで読みやすい。1980年から1985年を舞台にした物語。医師ってすごい。

    0
    2025年06月19日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

    Posted by ブクログ

    はじめの方は何かふわふわした感じで進んでいきますが、途中から少しずつきな臭くなり、終盤に向けてテンポと緊張が高まり、最後に伏線を回収しながらまとめあげています。
    途中から最後までは一気に読み終えました。

    0
    2025年06月19日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    プラチナハーケン1980

    著者:海堂 尊

    **あらすじ**
    昭和の終わりの足音が聞こえる中、東城大学医学部総合外科の佐伯教授は、若きヒラ医局員・渡海征司郎を大抜擢した。彼は周囲の医局員の反感を買いながらも次々に高度な手術を成功させる。やがてオランダの国際学会に教授の名代として送り出された渡海は、その地で新たな因縁と巡り会う。
    そして帰国後、ある患者のカルテに不審を抱いた彼は、佐伯外科の深い闇へ足を踏み入れていく……。

    『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』、そしてその後の「桜宮サーガ」のすべてはここから始まった!
    メディカル・エンターテインメントの

    0
    2025年06月02日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    渡海がまだ初々しい。
    結局渡海一郎と佐伯の間に何があったか今回はっきりしないで終わったが、以前の巻で明かされてたか…?覚えてなくてモヤモヤする。
    他にも新たな人間関係が判明して興奮!桜宮家の長男があの人…!
    今後ガッツリ絡んでくるあの人もちょい役で登場して…

    0
    2025年05月21日
  • プラチナハーケン1980【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    久し振りのシリーズ。
    ノスタルジックにさえ感じるのは時の流れの早さ?
    未知の世界のヒューマン・ドラマを時代感たっぷり楽しんだ。

    0
    2025年05月20日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この著者は中学の時の先生の推薦図書「医学のたまご」で知りました。当時は面白いなと思った記憶があります。その著者とまた巡り合い、著書を調べてみると世界観が同じ作品を書いていることがわかりました。面白い小説家を見つけて歓喜しております。
    本書は新たなものを普及していく過程を物語にしています。高階講師のエネルギーを感じられ、どんどん次を読み進めたくなりました。

    0
    2025年05月15日