海堂尊のレビュー一覧

  • マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    代理出産がテーマの小説。ジーンワルツの続編。
    卵子の提供者ではなくて、母体の方が母親と認められるという法の不備のようなものは理解できた。確かにへんだ。
    曽根崎夫婦は一見異常な感じがするけど、アカデミックな世界では、ああいう性格も普通なのかなと思ったり。

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    2014年11月06日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    相変わらず面白い。しかし、「医療共和国」などと、発想の肥大化が見られるところが気になる。

    SAASに鳥インフルエンザ、そしてエボラウィルス。
    新しいウィルスが登場する度に、人は怯える。しかし、致死率の高いウィルスは蔓延せず、致死率の低いウィルスは蔓延するが人命への脅威とはならない。そのことに気付き始めたのか、今回のエボラウィルスには比較的冷静な対応が見られた。
    問題は、それを利用しようとする連中がいたことだ。

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    2014年11月03日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    ストーリーはちょっと無理があると思えたりするのですが、それはそれで魅力あるキャラクター達が補って面白さがありました。他作品を読まないと理解も面白さも半減します。またこれから世界が広がっていくことは確実で、楽しみです。

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    2014年10月18日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    近未来の医療を受けるための一時的な「凍眠」と、それからの「覚醒」。上の思惑が入り、純粋な夢のような装置が闇に葬られかけ、ひとりの享受者のプライバシーがぼろぼろにされるのを阻む、ひとりの守人。
    現役のお医者様の書かれた小説か~と、今頃著者様作品初読みでした。
    リアルな医学世界の作りに比べ、登場人物の心理があっさりしすぎて、うまく世界観に入り込めなかったり、重要かなと思われる過去の人や伏線的なものがここでは出てこなかったり、ちょっと置いてきぼり食らったような気持ちになることもあったけど、解説を読み、他の作品とのリンクを知り、世界を埋めたくなりました。
    続編、もう出てるのかな。読まなくちゃ。

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    2014年10月11日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    バチスタシリーズのケルベロスの肖像の裏話的な話。表読んだ人は、こっちも読んだ方が良いかと。あと、解説的には、螺鈿迷宮も先に読んだ方が良いらしい。
    結末は分かってるので、ミステリー感はなかったんですが、こいつら悪だくみしやがって的な面白さはあった。

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    2014年09月30日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    治療薬の認可待ちのために、コールドスリープする話。これが未来なのかと思うと、恐ろしいような。コールドスリープ後目覚めないリスク高そうだし。
    まあでも、海外でどんどん使われている薬をなかなか認可されない役所を改善する方が早そうな。

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    2014年09月15日
  • マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ジーン・ワルツの裏側。
    最初、みどりと理恵の距離感に正直、驚いた。
    代理出産をするくらいやから仲良し母娘かと思いきや、、、。
    それにしても、みどり、、、。
    理恵が可愛いのと可哀そうって思いもあるんやろうけど、理恵に「ママって、冷たい」って言われたくない自己防衛の気持ちも働いたんじゃないんかなぁ?
    なんて思うアタシは意地悪やなぁ。
    アタシも、みどりと同じくらいの母親になれば考え方は変わってくるのかも?

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    2014年08月25日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    ネタバレ

    やっぱり白鳥が出てくると面白いなぁ 今回、田口先生は出てきません笑
    終末医療がテーマなのですが、最後現実離れした結末が
    ちょっと現代っぽい?・・でも物語としては面白かった巌雄のキャラ好き
    最後の終わり方が・・・・面白い

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    2014年07月21日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    桜宮サーガです。
    今回の主人公は速水先生!やったー。
    まだ医大生のころの話です。
    もう一人の主人公として、『ジーン・ワルツ』の清川吾郎も出てきます。
    そして田口先生、島津先生もちょっとだけ出てきます。
    時期的には『ブラックペアン1988』とかぶってるみたいですね。

    私は剣道は漫画で読んだ程度の知識しかないんですが、それでもおもしろかったです。
    剣道かっこいいですよね。
    桜宮サーガとしては珍しく医療のことはほとんど出てきませんが、青春って感じで好きです。
    最後の勝負はちょっと意外な終わりでした。

    読み終わってから気づいたんですが、装画が村上もとかさんでした。
    やっぱり剣道漫画と言ったら六三四の剣ですね。

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    2014年07月08日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    海堂尊のモルフェウスの領域を読みました。

    病気の治療法が開発されるまでの期間、人間を凍らせて眠らせる凍眠の技術が開発されたら、というテーマの物語でした。
    凍眠をしている少年、佐々木アツシの生命維持業務を5年にわたって行っている日比野涼子は、アツシが目覚めた後に起きる問題に気づき、アツシを守るために行動を開始するのでした。

    新しい技術が開発されたときに、それを現実の世界とマッチさせるためにはいろいろ考えなければならないことがある、という指摘は面白いと思いました。

    コールドスリープの装置を開発した技術者、西野は冥府の番人のように登場しますが、この人が不眠症というのは笑えないジョークだと思いました。

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    2014年06月28日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    ネタバレ

    この人の本はとにかく前半はゆっくり物語が進行して、後半で突然急展開する。これも目覚めまではゆっくりで、後半でなぞときが急展開。
    でもこの話はこの作者に今までにない透明感で、終わり方もなかなかオツだった気がする。新しい方向?

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    2014年06月16日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    人は、自分が死んだ後のことは、事前に考えている。生命保険、遺言信託、墓の準備、家の片付け。いつ死んでも恥ずかしくないように行動する。
    でも、よくよく考えてみたら、死ぬ直前って何も考えていない。病気などで死ぬことが確定しても、どうやって死ねるのか、選ぶことはできない。
    その問題にスポットライトを当てている。
    考えさせられる。

    それにしても、海道さんの作品は、刊行順に読んだ方がいい。登場人物が結構重複しているから。

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    2014年05月29日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    ネタバレ

    続きが気になってどんどん読める。
    後半一気に読んでしまったので、分かりにくい部分もあった。後でまた読み返してみようと思う。
    西野のキャラが憎めない。
    田口先生や佐藤先生など、他の作品のキャラがたくさん出てきてテンション上がった。

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    2014年04月06日
  • 救命―東日本大震災、医師たちの奮闘―(新潮文庫)

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    ひとのために自らで出来ることが在る、というその医師としての立ち位置を読む。そしてその姿勢は、災害時に限らないものなのだろうと、思わせてくれる。
    それはつまり、医師である以前に、出来ることの在る人間、としての姿勢でもあるからなのだろう。

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    2014年04月03日
  • 医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか【電子特典付き】

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    ○日本医師会の今村氏と作家の海堂氏の著作。
    ○日本医師会の意義、役割、仕事などについて、現代医療(医療費?)のあり方を交えながら解説したもの。
    ○「日本医師会=抵抗勢力」と単純に考えていたが、それが覆された。お医者さんも苦労しているんだ・・・

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    2014年03月03日
  • 外科医 須磨久善【電子特典付き】

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    人が自分をどう思っているかより、自分が自分の行為をどう思うかの方が大切。
    たどりついたゴールがほんとうに最初に目指していたゴールかどうか。
    一流になるには、地獄を知って地獄を忘れること。

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    2014年02月07日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    「チームバチスタ」で有名な海堂さんが書いた、剣道青春小説「ひかりの剣」です。

    私自信、剣道の経験は全くないのですが、小さい頃の憧れからなのか?最近、剣道小説を続けて読んでいます。

     この「ひかりの剣」は、医療小説と言えば!の御自身が医師である海堂さんの手によるもの。
    主役は、「ジェネラルルージュ」の速水晃一。「ジーンワルツ」の清川吾朗。
    キーマンとして、「チームバチスタ」「ジェネラルルージュ」「ブラックペアン1988」の高階権太。
    恐ろしく魅力的な布陣です。

    医科大学の剣道部が舞台です。若き頃の各人の“咆哮”のような熱い小説。

    それでも、あくまでも医師のしての視点で書かれていて、医療の問題点も突いている所が海堂さんらしい感じ。

    予想外にちょっと。いや、かなり感動しました。
    さすが海堂さん!!

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    2014年01月19日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    話の続きが気になる。だんだんと海堂尊ワールドが完成してきており、別の小説からの登場人物が出てくるのがよかった。

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    2014年01月14日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    新薬の開発を待つために5年間のコールドスリープを選んだ少年とそれを管理する人とその周りのお話し

    解説でも書いてたけど、作品間の矛盾があったために壮大な穴埋め作品らしい
    確かに「医学のたまご」の時は高校生だったもんなぁ・・・
    となると、この話の続きとしてはそんなふうに解決するということでいいのかねぇ?

    いつもの海堂作品同様に過去作品のキャラが登場
    ショコちゃんやグッチーが絡んでくるのは当然として
    サトーちゃんもしっかりしてた
    あと、アフリカで出会った医務官も名前は出てないけど、高階先生とやりあったアノ人だよね?
    名前がうんぬんというセリフは海を渡ったって事か・・・

    ストーリーの内容としてはあまり好きじゃない
    いくら矛盾の解消のためとはいえ、コールドスリープはなぁ・・・
    今までも突飛な技術はあったけど、それを根幹にしてしまったら興醒め

    ただ、終わり方としては螺旋を描いているようなのは個人的に好きだ

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    2013年12月21日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    久しぶりにジャケ買い。

    螺鈿という謎の単語がかもし出すオドロしさと、軽いテンポで進むノリのよい話でついつい先が気になってしまい、すぐに読み終わってしまった。

    過去の因縁が重なり合っていたことが暴露されていくところが面白くも、京極シリーズを想起させるような小説だった。

    読後の虚脱感も同じだぁ。一気読みしすぎたせいとも言えるが。

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    2013年12月16日