海堂尊のレビュー一覧
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素晴らしい夢物語だ。面白い。こんな発想ができるならば、夢想したくなる気持ちも分かる。
彦根が絡むとこうも物語が面白くなる。
正直言って震える面白さ。
私もこんな夢想してみたいなぁ。 さぞかし楽しいことだろう。Posted by ブクログ -
筆者が概念提唱者である”Ai”(死後画像診断)に関しての、着想時点から同書発刊時までの普及・啓蒙活動、強力な反対派(学会上層部の一部、司法、警察、厚生労働省の上層一部など)との闘いを時系列に追った書籍。
2011年発刊で、”明るい兆しが見えてきた”時点で記述は終わっているが、残念ながら2016年現在...続きを読むPosted by ブクログ -
新装版が欲しかったので購入。(研磨されたのしか見つけられなくて残念)ついでに再読。
天馬君、君は何も悪くないんやで。前を向いて生きてくれ。
今までで一番闇が深くて荷が重いお話。
ロジカルモンスターをもってしても追い詰めきれずに涙目敗走。
碧翠院桜宮病院がやっていたことに関しては、大いに議論の...続きを読むPosted by ブクログ -
初めて読んだ海堂さんの作品です。登場人物が過去の作品や今後の作品とリンクしている点について、私自身はこのような形式というかやり方がとても好きなので、よい作品に出会ったと思います。内容については、少し難しい表現はありますが、学園モノで恋愛要素もありなので親しみやすかったです。早速モルフェウスの領域を読...続きを読むPosted by ブクログ
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ジーンワルツのスピンオフ作品。ジーンワルツと並行して進んで行くストーリーだが、主役は、年配の女性みどり。タイトル「聖母みどり」を「マドンナ・ヴェルデ」としたところにセンスを感じる。Posted by ブクログ
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ペンの力でAi(死亡時画像診断)の社会導入を進めた奮闘の記録!ブログ「海堂ニュース」の書籍化だそうです。
著者の真摯な姿勢がよくわかり、いろいろ勉強にもなります。死因不明とか、他人事じゃないですよ、ホントに。
ますます、海堂さんのファンになりました♪Posted by ブクログ -
3.11。
あの日にその場にいた医師。
あの日の後すぐにかけつけた医師。
それぞれのインタビュー記事。
あの日にその場にいた医師。
つまりは、その方も被災者。
そんな彼らがどう動いたのか。
なぜ動いたのか。
かけつけた医師。
彼らがどう動いたのか。
なぜ動いたのか。
それらが明確に書かれている。
...続きを読むPosted by ブクログ -
東日本大震災。
そこにいた医師たち。そこへ行った医師たち。
今も続く復興支援。
決して忘れていけない、あの日。あの日々。
目の前にある、出来ることをやるという強さ。
そこにある希望。Posted by ブクログ -
おもしろいです!
いろんな所で、いろんな人が、いろんな事をしていて・・・
知らず知らずのうちに、いろいろ支えられて生きているんだなぁ~と、わかってはいるけど、それwpまた再確認できて、感慨深いものがありますよ。Posted by ブクログ -
今クール(2014年1-3月)のドラマに「螺鈿迷宮」という“死”へのスタンスを軸としたミステリーがあり、同じく医療系の「医龍4」とあわせて楽しく見ていました(個人的ベストは「三匹のおっさん」でしたが)。原作は同名の小説で、著者は“海堂尊”さん、現代医療の抱える病巣に「Ai」というメスを入れようとさ...続きを読むPosted by ブクログ
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作者の圧倒的な筆致に煽られ夢中で読み進む。
清川、速水の盟友の攻防に美少女、朝比奈ひかりやのらりくらりとした高階顧問が重要な役割を果たす。
双頭相まみえる物語の様相なのになぜ題名がひかりの剣なのか?と先々に、興味が尽きない。
個性的で魅力的な登場人物たちは他の物語にも登場しており連鎖的に読みたくなる...続きを読むPosted by ブクログ -
医師の立場からの震災記集。各者のコメントがかなり重い。しっかりと認識したい。被災者じゃなかっただけで、こんなにも薄い意識しか持てていないことに自己嫌悪。ただしい情報がなかなか得られない中で、本書の記述はほぼ生のものだろう。
まだまだ隠れているものが多い、この震災。フォローを継続していきたい。Posted by ブクログ -
バチスタ~等、海堂さんの作品はドラマを観ただけで未読なのですが
剣道の話らしい―と、それだけで購入しました。
速水・清川のW主人公…かな。
速水Sideは三人称で清川Sideは一人称でした。
医大生の部活というよりは社会に出るために身につけておくべき力とでもいうんでしょうか。
それを理解したうえ...続きを読むPosted by ブクログ -
この二人に接点があったなんて!
ついついキャラものとして読んでしまったけれど、ストーリーもとても面白かった。ここまでスポ根ものだったとは!
そして謎の美少女剣士ひかりちゃんがいい。
彼女は他の作品にも登場しているんだろうか?薬剤師さんになったのかな?
二人の対決にちゃんと勝敗がついて終わるところもよ...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスの世界では、時として組織や専門性の壁が邪魔になる時がある。世の中全体が垂直統合から水平分散へと大きく構造を変えていく中で、既存の受け皿では解決できない課題というものが増えてきているのだ。
医療の世界も、また然りのようである。本書に登場する12人。大学病院の運営に経営的な視点を持ち込み黒字化...続きを読むPosted by ブクログ -
このところ故あってお医者さまの本、医学の本を読んでいます。
須磨久善先生は言わずと知れた著名な心臓外科医です。
医師にして作家の海堂尊氏の作品です。
須磨先生の生き方に感動を覚えました。Posted by ブクログ -
戦う作家、海堂尊先生の、法医学者(の一部)、厚生労働省、警察庁、そして在京民放TVとの闘争の記録。というより未だ闘争中。医学界の敵味方が(多分)実名でバンバン出てくる。 ご本人の本名が江沢英史であることを発見。
かなりの分量で読み切れずに失礼、でもAi普及闘争の激しさはよく判りました。Posted by ブクログ -
有名な心臓外科医の半生を綴った作品。
書いたのが海堂さんだから非常に読みやすい。
保守的な日本社会で保守的な考え方に洗脳されている今現在の自分にはとても刺激的で楽しい話だった。
10〜20年後にこういう事を言える大人になりたい。Posted by ブクログ -
前夜にプラスイメージに到達することが難しいことも多々ある。しかし手術室の扉の前に立つ瞬間には、絶対に成功するイメージをつかめるように流れを持って行く。
手術が早い理由>よけいなことをしない。やり直ししないよう一発で決める。
「メイク・イット・シンプル」>急いでいないが早い。
新しい業績を...続きを読むPosted by ブクログ