【感想・ネタバレ】フィデル出陣 ポーラースター【電子特典付き】のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

第3巻で登場したカストロがゲバラと出会うまでの物語。いや、ムチャクチャ読み応えあり。こんなすごい、こんな無茶苦茶な人やったんやね、カストロって人は。今の日本人に知って欲しい歴史だね。そして、最後にようやくカストロとゲバラが出逢う。次巻への期待がますます高まる

0
2020年08月23日

Posted by ブクログ

ポーラースター4。

キューバ革命の英雄フィデル・カストロが主人公。
とにかくボリューミーで、読み応えガッツリ。作者が中南米の歴史について調べたことを、すべてぶち込んだという感じの熱量は伝わってきます。
カストロという人は私利私欲なく、“キューバの国民が等しく幸せになるようにしたい!”という理想に向かって驀進するのは良いのですが、時々それが暴走になって、周りに迷惑をかけたり仲間を犠牲にしてしまったりすることがあります。
特に家庭を顧みない事甚だしく、彼の妻・ミルタは本当にお気の毒です。革命家というのは得てしてこういう人なのですかね。
で、こんなにガッツリ書かれているのに、“キューバ革命の前”で終わるという・・。そう、もう一人の英雄、チェ・ゲバラとカストロがやっと出会う、その場面がラストなのですよ。
あとがきで作者の方が日本の政治の在り方について批判と取れる文を書かれていますが「もっと皆に日本の政治について考えてほしい」という思いが感じられました。

0
2020年09月18日

「小説」ランキング