海堂尊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新コロナウィルス騒ぎで、「ナニワモンスター」もパンデミックものだったと思い出し、そう云えば、本作を読んでいなかったと、やっと手に取ることにした。
今まで、彦根の人物像がピンと来なかったんだが、本作ではこういう奴なのね、とやっと理解できた塩梅。だけど、話の設定に無理があるよね。特に、資金の部分はと思っていたら、予想通りの展開。海堂先生には計算通りなんだろうけれど。
ある種の嘘っぽさが、海堂作品の魅力なんだけど、彦根については上滑りしている感じが強い。
終盤、雨竜が表で行動する辺りは無理があるんじゃないかな。小説の面白みを出すために必要とは思うけど。
野坂教授の言葉
「道は、進もうと思う人の -
Posted by ブクログ
初期の筒井康隆(というか その影響を受けたかんべむさし)作品っぽいギャグものと、おなじみ桜宮サーガ派生のシリアスものが交互に並んでる( ´ ▽ ` )ノ
いちおう医療短編つながりではあるけれど、なんかまとまりに欠ける感( ´ ▽ ` )ノ
どれもこれもオチがいまいち( ´ ▽ ` )ノ
してまた、ムダが多い( ´ ▽ ` )ノ
「ガンコロリン」の博士の言語障害、「被災地の空へ」の2医師の確執、「ランクA」の主人公のペンネームネタ……すべてムダ。枚数稼ぎ?( ´ ▽ ` )ノ
投げやりな「あとがき」がじつに印象的( ´ ▽ ` )ノ
自分でも書いてるとおり 飽きっぽいDr.カイドは