海堂尊のレビュー一覧

  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    ネタバレ

    天城・世良・高階など主な登場人物に色々な思惑があり、最終的に誰が主人公で勝者だったのか分からない。
    そして最後の最後でまさかの展開、プロローグから何となく負の展開は予想していたが、まさか・・・

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    2020年07月15日
  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    チームバチスタ以来の海堂尊作品。
    表紙や題名から、医療機関の堅い内容から少し外れていて読みやすいかなと思い購入。

    対人関係の問題を解決する時に使うアクティブフェーズ、パッシブフェーズの話がまた出てきた。三国志での考えがもとになっているっぽい。三国志読もうかな

    医療機関の内部のことは知っておいた方が良いと作者が最後に言っていた。あまり興味がない分野の小設もたまには読むべきやなぁ

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    2020年07月05日
  • モルフェウスの領域【電子特典付き】

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    「論理界ではトラップはひとつの戦略にすぎずそこに悪意は共存しない。トラップをかけることは強者であり、強者と悪意は同居しない。悪意は無能と同居するのです」
    (P.76)

    「死の近くで生きるのは悪いことじゃない。人は誰でも一日一度、死の側に行って祈りを捧げなければ狂ってしまう生き物なんだもの。だから不眠症の僕は、この世で死から最も遠い男なのさ」
    (P.116)

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    2020年06月04日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    新コロナウィルス騒ぎで、「ナニワモンスター」もパンデミックものだったと思い出し、そう云えば、本作を読んでいなかったと、やっと手に取ることにした。

    今まで、彦根の人物像がピンと来なかったんだが、本作ではこういう奴なのね、とやっと理解できた塩梅。だけど、話の設定に無理があるよね。特に、資金の部分はと思っていたら、予想通りの展開。海堂先生には計算通りなんだろうけれど。

    ある種の嘘っぽさが、海堂作品の魅力なんだけど、彦根については上滑りしている感じが強い。
    終盤、雨竜が表で行動する辺りは無理があるんじゃないかな。小説の面白みを出すために必要とは思うけど。

    野坂教授の言葉
    「道は、進もうと思う人の

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    2020年04月10日
  • 新装版 螺鈿迷宮【電子特典付き】

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    チームバチスタを読んだ時は衝撃であった。現在、この作家のシリーズは色々あるみたいで、あまりいい読者でない私にはよく分からない事も多い。本作は、バチスタシリーズの外伝になるらしい。

    主人公の天道くんがイマイチ魅力的でないが、その分周りの女性陣は中々。

    作者が一貫してるエーアイの重要性は分からんでもないが、本作にある病院は現実離れし過ぎ。

    今、コロナ騒ぎで大変ですが、医療従事者の方にはホントに頑張って頂きたい。政治は目一杯の支援を早急にするべきだ。

    まだまだ未読のものも多いので少しずつ読んでいきたい。

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    2020年04月05日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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    面白い。
    続編はあるのだろうか。
    病院、医師は大変な職業なんだろう。
    世界唯一の術者、天野。痛快。

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    2020年02月16日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    公開手術や天城ファンドなど、現実ではありえない破天荒な話。チームバチスタの桐生医師、ナニワモンスターの村雨氏など、他の作品で登場するキャラクターがちょこっと登場するのが楽しい。天城は大ほら吹きという点で、彦根と似ているのかな。
    面白かったけど、スリジエセンターは建設が宣言されるところまでで終わってしまうので、この作品単独では尻切れトンボな感じ。シリーズ最終作のスリジエセンターを読まないと不完全燃焼になろう。

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    2020年02月10日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    舞台を大阪らしき仮想都市に変えても医療行政への問題提起は健在。本書で提起される日本三分割案は橋下元知事がぶち上げた大阪都構想を更に発展させたようなものですが、経済規模がヨーロッパの中規模国と変わらないのならあながち夢物語でもない気がした。
    前半に大活躍した本田女史があまりに呆気なくお役御免になったのは不完全燃焼でした。次作にでも再登場するのかな?

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    2019年12月02日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    ブラックペアンの続きのようで、別の物語。
    天才外科医の天城がモナコから帰って心臓外科センターを作るために活躍する。
    天才だけに敵も多いが、次々と倒していく様が面白い。
    チームバチスタの栄光のかなり前の話。
    この作家さんの話は色々と繋がっている。

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    2019年12月02日
  • 黄金地球儀2013【電子特典付き】

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    以前は「夢見る黄金地球儀」というタイトルで別の出版社から発行されていた小説。
    軽すぎるドタバタ劇的なお話だが、解説でこの小説が書かれた背景を知って、なるほどと思わず納得した。
    力作とは言えないものの、軽く読めるエンターテイメント小説。

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    2019年10月26日
  • 極北ラプソディ2009【電子特典付き】

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    再読4回目。
    地域医療再生の話。と、見せかけて、混沌とする医療界のヒューマンドラマ。海堂作品の中でも、好きな方です。

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    2019年10月09日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    ネタバレ

    時代を感じるところはあるけど、ライバル、ヒロイン、老師との修行、個性ある仲間や敵、というゴリゴリの王道スポーツ道で面白かった。最後の決戦が熱い。
    下段かっこいいと思ったけど、実際はほぼいないそうですね。見てみたい。

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    2019年09月23日
  • ゲバラ覚醒 ポーラースター1【電子特典付き】

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    海堂尊の本なのにゲバラが医学生だったことを然程使ってなかったのが残念。エビータの描写が映画版と丸かぶりなのもちょっと新鮮味がなかった。
    とはいえ南米旅行の描写は読んでいてワクワクしたし、カストロ編は気になる。

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    2019年09月06日
  • ゲバラ覚醒 ポーラースター1【電子特典付き】

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    こんな生き方もあるんだなと思いました。
    結果論ではあるけれど傑物には傑物になるだけの
    背景があるわけで、取り巻く、時代や環境との
    タイミングがすごい。
    幸いの事ながら、ゲバラという人物を全く知らない
    ぼくは、この先の小説を偏見?なく楽しめます。
    とにかく続きが楽しみ。
    どのように少年が変わっていくのか、とても楽しみです。

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    2019年07月23日
  • ゲバラ漂流 ポーラースター2【電子特典付き】

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    母国アルゼンチンで医師資格を取得したエルネストは中南米への新たな旅へ
    ボリビアで革命を目の当たりにし、自ら前線で銃をかまえるなどの体験を通じ、自分自身の中にある革命家という火が小さく灯る。さらに、ペルー、パナマ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラを訪れ、大物とも遭遇し、米国からの搾取や暴政に蹂躙される市民を目の前に、何も言えない自分が歯痒く、悲しく、明日の未来に向かい、新たな一歩を踏み出すことに。

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    2019年06月14日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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    医学小説短編5作

    医師としての皮肉をたっぷりふくんだ作品が面白い。

    「健康促進モデル事業」は、いかにもありそうな感じ。
    「ガンコロリ」の恐ろしい結末も、現実にあってもおかしくない。

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    2019年05月21日
  • 輝天炎上【電子特典付き】

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    ネタバレ

    何だかん落ち着きがない印象。色々ちょっと無理あるかな。双子が生きてたのは良いにしても、すみれの方は顔どうなってんの?やっぱりヤケド?何だかんだチグハグな感じが否めない。と、前作をキッチリ覚えてないとスンナリ入ってこないのが残念だった。

    あと、大阪弁が嘘くさい(笑)

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    2019年04月26日
  • ゲバラ漂流 ポーラースター2【電子特典付き】

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    母国・アルゼンチンで医師免許を取得したゲバラは中南米への新たな旅へ。各国でその後のゲバラに影響を与える大物と遭遇する。武装革命化を目指すゲバラを描く第二弾。

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    2019年03月27日
  • スカラムーシュ・ムーン(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    読み物としてはおもしろい。その証拠にスイスイと読み進められる。
    前作の「ナニワ・モンスター」に比べると医療小説としてより、政治色が強く出ている。
    ただ、私見ではあるが、もっと医療に特化した方が良い作品を描けそうな気がする。
    個人的には海堂尊先生の著書をもっと読んでみたい。それは人物が共通して登場しているそうなので、その人物に感情移入できれば、の話である。
    Ai(死亡時画像診断)を描くために小説家になった、そこまで思うのならもっと掘り下げてもいいのかな、と考える。

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    2019年03月03日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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     初期の筒井康隆(というか その影響を受けたかんべむさし)作品っぽいギャグものと、おなじみ桜宮サーガ派生のシリアスものが交互に並んでる( ´ ▽ ` )ノ
     いちおう医療短編つながりではあるけれど、なんかまとまりに欠ける感( ´ ▽ ` )ノ
     どれもこれもオチがいまいち( ´ ▽ ` )ノ
     してまた、ムダが多い( ´ ▽ ` )ノ
    「ガンコロリン」の博士の言語障害、「被災地の空へ」の2医師の確執、「ランクA」の主人公のペンネームネタ……すべてムダ。枚数稼ぎ?( ´ ▽ ` )ノ

     投げやりな「あとがき」がじつに印象的( ´ ▽ ` )ノ
     自分でも書いてるとおり 飽きっぽいDr.カイドは

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    2019年02月24日