海堂尊のレビュー一覧

  • 医学のたまご【電子特典付き・角川文庫版】

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    『モルフェウスの領域』で登場した曾根崎教授の息子が今度の主人公だ。それに、あのアツシがスーパー高校生医学生として登場する。主人公カオルは、網膜芽腫の研究に関する象牙の塔の暗闇に引きずり込まれる。中学生のエエカッコシイと素直さが、物語の流れの中で良く表現された。バチスタの面々も、高階学長、田口教授、如月ショコちゃんは看護師長と、皆さん偉くなっていた(笑) 2008年に刊行された本書は、2022年の未来を描き、2020年に文庫化されたものを読む不思議な感覚を味わった。

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    2023年06月24日
  • スリジエセンター1991【電子特典付き】

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     そこまでして潰さないといけない施設だろうか。高階ら東城病院サイドからは見えにくいかもしれないが、世良の影響で天城はかなり変わってきているように思えたのに。手術メンバー総入れ替えは患者を危険に晒しているので、どんんな大義名分があろうとしてがいけないことなのに。どこの組織も足の引っ張り合いは必ず存在し、見苦しいことこの上ない。終わり方は覚えておらず、少し悲しい気持ちになった。

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    2023年06月23日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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     再読だけど気分が乗らなくて、読み進めるのがちょっと苦痛だった。天城のようなお医者さんがいてもいいのでは、と思ってしまうのは人ごとだからなのだろうか。儲けたお金で医療業界全体を良くしてくれたら、世良や高階も言うことなしかな。また忘れないうちに次作も読まねば。

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    2023年05月25日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    久しぶりの海堂尊である。
    実は私は海堂尊の著書はあまり好きではないんだなぁ。
    しかし奥様はけっこう気に入っており、本棚に何冊も並んでいるので、積読書が無くなってる現在、相談して読んでみた。

    産婦人科医が主人公となり、不妊治療とか代理母出産等に絡めて厚生省のまずい施策や大学病院の圧力により思った治療ができないとか。
    そういった内容。
    面白いしテンポもいいんだけど、あぁ海堂尊だなぁと思ってしまう。
    というか結局ミステリー小説ってのが私にはあまり合ってないんだろうな。

    もう前になるんだけど映画にもなってたんですね。知らんかったけど。

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    2023年03月30日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    自分で買った本じゃなくて、家の本棚に並んでいた本。
    奥さんが以前に読んだらしい。
    あまり覚えていなかったけど(笑)

    医大生の剣道部のお話。
    いわゆる青春スポコンドラマだな。
    って、そういうの大好物なので楽しく読めたけど。

    海堂尊らしくなく、舞台は医大ではあるものの厚生省とか医療とかの話はほとんど出て来ず、純粋に青春小説だった。
    とは言え、その主人公たちは、その後の著者の作品に出て来る主人公になってくる訳だ。
    たとえば、「ジェネラルルージュ」とか「ジーンワルツ」に登場してくる。
    この本の中では、医大生だけど、ちゃんと医者になったんだね。

    海堂尊自身、大学時代は剣道をやっていたらしい。
    だか

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    2023年03月30日
  • 玉村警部補の巡礼【電子特典付き】

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    ネタバレ

    短編4話。
    でこぼこコンビが事件解決!って鉄板のはずなんだけど、そんなに面白くなかった。
    警視正がどんどん解決していくばかりで、玉村警部補は乱したり変えたりということもなく、いてもいなくても良い存在だったからだろうか。
    それとも特に見所や山場や蘊蓄や「へえそうなのか!」と思うこともない展開だからか。
    一旦面白くないと感じてしまうと途中で出てきた
    トンデモ科学だったり、地下組織だったりがまたつまらなく感じてしまった。

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    2023年03月10日
  • コロナ黙示録 2020災厄の襲来【電子特典付き】

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    登場人物が多くてまたやや専門的すぎて読みにくい部分もあったが、パンデミックが起こった時、政界で医療界で何が起きていたかがリアルに感じて引き込まれた。
    欲と欺瞞、保身に塗れた人たちが国を治めていることが本当に情けなく、悲しい。

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    2023年02月02日
  • 黄金地球儀2013【電子特典付き】

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     海堂作品好きで読んでる方だが、なかなか読み進められず少し辛かった。コメディ感が前面に出ていてそれに乗り切れず序盤がしんどい。最終的にはそこそこ楽しめたが、解説者が賞賛し過ぎてて興醒め。コメディ路線とは言え、主人公は一億円の金塊を盗むのに仕事がザルすぎる。後のバチスタシリーズのネタバレがさらっと書かれており、この頃から桜宮サーガの大枠は作られていたのかと驚いた。
     あとがきで著者がよく話しておられ、あぁこの人が白鳥の生みの親なのが納得できると思うほど饒舌な方だった。

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    2023年02月01日
  • ランクA病院の愉悦(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    軽くて重い五つの短編。
    ・「健康増進モデル事業」、「ガンコロリン」、「ランクA病院の愉悦」の三篇は聞き馴染みのある名前を借りながら、ちょっと先の医療とのつきあい方が書かれた半フィクションで半ノンフィクションのようなお話。
    ・「緑剝樹の下で」、「被災地の空へ」はファンに向けたお話。前者は一人の外科医が繋げた命。そしてその命は彼らに託された。後者は一人の医師の成長と被災地で医者が出来ることは?を描いている。

    一応桜宮シリーズなので、時系列的には『極北ラプソディ』を読んだ後ぐらいに読むと楽しめる。読んで良かった一冊。

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    2023年01月14日
  • ひかりの剣【電子特典付き】

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    ネタバレ

    時系列で言えば『ブラックペアン』と同時期のシリーズ原点。
    描かれてるのは、学生時代の速水晃一と清川吾郎の剣道で己の肉体と精神を捧げあった青春の一幕。そして、それは伝説の幕開け。それぞれが扉を開いた瞬間。その裏には帝華大の阿修羅の姿があった。修行を終えて戻ってきた二人の戦いがカッコいい。最後の速水と朝比奈の試合とか。速水先生カッコいい!
    剣道は体育でやったくらいだから、想像するのが大変。頭の中で凄い動きしてる(笑)

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    2023年01月14日
  • ブレイズメス1990【電子特典付き】

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    ネタバレ

    ブラックペアンの続編という形だけど、物語は一新。前作は最新医療機器と神業的手技の対立と渡海の私情も含めた東城大内の話。でも今回は海外から凄腕の医師が東城大にやって来て、心臓外科専門病院を創るというスケールのデカい話になった。金と医療の折り合い。天城先生の「煌めくメス」は革命を起こそうとする。渡海の次は天城。世良先生も大変だ。こんだけお金の話出てくると、ドラマの渡海先生には天城先生要素もちょっと入ってるのかなと思った。面白かった!でもまだこれからという感じ。ワクワクドキドキ!ってか、表紙に写ってるアレは何?

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    2023年01月13日
  • マドンナ・ヴェルデ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    あの娘にしてこの母親あり。理恵の行為に対して、母親がそう言うならまぁいいか、と思わせてくれる話。理論がどうとかは抜きにして、生まれてきた子の幸せを願う。この子たちが大人になったとき医療は、司法は、社会は変わっているのだろうか。

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    2023年01月12日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    ネタバレ

    これは「極北クレイマー」のその後。産婦人科領域は萎んでいく。地方医療は特に。加えて本書では、一人の女医が医学生に講義するように、人が子を産むということの現実を突きつける。この講義、面白かったです。クールウィッチなんて言われてたけど、妊婦さんの決断には結構感情揺さぶられてて、なんかよかった。彼女も一人の女なのだ。そんな彼女が操る「遺伝子の円舞曲」は、果たして心から称賛されるものなのか?彼女はどこまで行くのだろうか。

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    2023年01月12日
  • ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

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    第三部は不要。
    「認識されない事実は存在しない」と
    序章で言っているように、カジノとお笑いで浪速府の独立は有り得ない。海堂は医者でしか無い

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    2022年12月26日
  • 新装版 ブラックペアン1988【電子特典付き】

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    医療用語が多く全てを完璧に理解できたわけではありませんが、そんなことより医師のそれぞれの熱い想いを感じることが出来ました。
    高階委員長の若き時代を知ることができて良かったです。

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    2022年10月05日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    定華大学医学部の曾根崎 理恵助教授は、顕微鏡下体外受精のエキスパート。
    彼女は、大学勤務のほか、閉院間近のマリアクリニックで、5人の妊婦を見ていた。

    それぞれ異なる事情を抱える5人の女性たち。
    果たして、無事、出産まで漕ぎ着けるのか。
    そして、曾根崎助教授には、壮大なカラクリが、、、

    代理母出産に挑むメディカル・ミステリー。
    さすがに、最後の展開は見抜けませんでした。

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    2022年09月23日
  • コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴【電子特典付き】

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    「チームバチスタ」最新作第2弾。 昨年2021年の出来事を基にしたリアリティ溢れる内容。ワクチンの部分が専門用語が多くてむずかしかったです。 それにしても、日本の政治がそれほどまでにいい加減なのかと心底がっかりさせられました。 ネットではいろいろ情報が公開される傾向にあるので今後は良い方向に向かっていきそうですけどね。

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    2022年09月18日
  • コロナ黙示録 2020災厄の襲来【電子特典付き】

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    「チームバチスタ」シリーズの最新作。 田口先生は相変わらず大変な仕事を受けざるを得ない状況で、厚労省の白鳥技官と共に奮闘しています。
    それにしても、小説とは思えないほどリアルでノンフィクションを読んでいるかのようでした。首相や周りの政治家などについても特定できるような内容。今後、私達も政治について無関心ではいけないという認識が定着していくといいのですが、どうなっていくのでしょうか。

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    2022年09月11日
  • ジーン・ワルツ(新潮文庫)【電子特典付き】

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    小説として面白い。
    が、テーマがテーマだけに考えさせられることは多い。

    なんというか、恐れにも似たものを感じた。

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    2022年09月11日
  • 氷獄【電子特典付き】

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    2022.09.09

    桜宮サーガ短編四篇 碧翠院姉妹の研修時代 小児病棟のプラネタリウム ホスピス棟の闇 バチスタ事件裁判

    四話目、やっぱり白鳥が登場すると楽しいな。新キャラを無理なくいろんな話に後付けにも関わらず嵌め込んでいく手腕はさすが。

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    2022年09月10日